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☀「 セロ 」もしも、玄武,弓弦,霄囹が裏野ハイツで暮らしたら……。  作者: 雪*苺
七月中旬 【 デwwwwwト 】年越しました。
384/424

⭕ 続・交番 2


──*──*──*── 交番


 はなしながら歩いていたら《 交番 》のまえに着いた。

 昨日きのうタイムミー(コンビニエンスストア) 》で殉職したが、一昨日おとついよるオレに事情聴取しただったらいやだな……。

 どうか、違うですように!!


 オレは《 交番 》に顔を出してみた。

 一昨日おとついの姿は無い。

 もしかしたら、非番なのかも知れないよな??


セロフィート

「 マオ、どうしました?

  誰を探してます? 」


マオ

一昨日おとつい、オレの事情聴取をしたないと思ってさ…… 」


セロフィート

「 非番かも知れませんよ 」


マオ

「 うん……。

  そう…だよな! 」


塢榁嶂德

「 知り合いの巡査でもるんですか? 」


セロフィート

「 《 セロッタ商会 》のファンだと言うです 」


塢榁嶂德

「 《 セロッタ商会 》のファン?

  あぁ、それなら《 警察署 》で働いている刑事にも《 セロッタ商会 》のファンがますよ!

  みんなセロカ君がだいきで、セロカ君グッズ自慢してますからね 」


マオ

「 セロカ君って刑事さん達にもにんなの? 」


塢榁嶂德

「 昔のセロカ君グッズの復刻版が手にはいるってので、みんなみついでるよ。

  非売品のセロカ君グッズって転売禁止されてるから、メ◯カリなんかで検索してもヒットしないんだよね 」


マオ

「 へ…へぇ~~ 」


 そりゃそうだよ。

 セロカ君グッズをネットにアップして転売してる違反者は、キノコン達が見付けて掃除してるんだからな。

 キノコンのエサかな~~。


 《 交番 》をあとにして、乱射事件の起きた《 タイムミー(コンビニエンスストア) 》へ向かった。


──*──*──*── タイムミー コンビニエンスストア


 《 タイムミー(コンビニエンスストア) 》には立ちり禁止を知らせるイエローテープが貼りめぐらされていた。


マオ

「 ドラマで見る事件現場みたいだぁ~~ 」 


塢榁嶂德

「 まぁ、事件現場だからね 」


マオ

「 あっ、看板が在る。

  なに(なに)…………【 お供えもの,お花を供えないでください。お墓へ持って墓参してください。無許可で置かれたものは処分します 】って書かれてるな 」


セロフィート

「 地域の住人は看板に書かれた内容を守ってくれているようです。

  おや、誰かますね。

  亡くなった被害者の親族です? 」


マオ

ほんだな 」


塢榁嶂德

一寸ちょっときみは立ちり禁止区域だよ 」


誰か

「 あ……済みません……。

  弟がで殉職したって、ニュースで知って…… 」


マオ

「 弟さんが殉職……。

  声が……てる…?

  じゃあ……昨日きのうの乱射事件で殉職したは…やっぱり……?? 」


セロフィート

「 おや、そっくりさんですね。

  もしかして、いちらんせいそうせいです? 」


誰か

「 あの……貴方あなたがたは…? 」


マオ

「 あ……えと……オレ達は── 」


セロフィート

一昨日おとついよるかわで殺人事件が有りました。

  不運にもきんた所為で第1発見者となってしまい──。

  《 交番 》勤務をされていた貴方あなたの弟さんに事情聴取を受けていた兄弟きょうだいです 」


誰か

「 …………そう…ですか……。

  弟に事情聴取を……。

  そのニュースなら見ましたよ。

  僕は理容師見習いをしているんですけど、働いている《 理髪店 》に御客でられていた人だったので驚きましたよ 」


マオ

「 えっ?

  じゃあ、殺された人は近所の人って事? 」


誰か

「 さぁ……。

  でも…常連さんみたいですから、御近所さんかも知れないかな?

  店長に聞いたら分かると思うよ。

  随分と親しくけんばなしをしていたし…。

  店長も落ち込んでたなぁ……。

  飲み友達みたいだったから── 」


マオ

「 飲み友達?

  お酒の? 」


誰か

「 違うよ。

  店長は飲めない人だからね。

  珈琲だよ。

  近くに珈琲豆にこだわった《 珈琲専門店 》が在ってね、みせではマイカップを置けるんだけど、ほんとうつうしかかよわないから、珈琲の値段が高いんだよね。

  1番安い珈琲でも1杯1.500円はする世界だからね。

  店長に連れて行ってもらったけど、彼処あそこの珈琲は飲めないね。

  抜群にしいんだけど、珈琲1杯に1.500円はね──。

  財布に響いて痛いんだ 」


セロフィート

むろ刑事、折角ですし《 珈琲専門店 》へ寄ってみません?

  被害者と犯人の手掛かりを得られるかも知れません 」


マオ

「 《 理髪店 》で聞き込みもだね! 」


塢榁嶂德

「 そうだね。

  貴重な証言をがとう御座います!

  えぇと── 」


誰か

「 あ…済みません。

  だ名乗ってませんでしたね。

  僕ははぎよりひろあきです。

  弟はしゅうです 」


セロフィート

みょうが違いますね 」


萩頼寛晶

「 母が夫婦別姓派ですから。

  『 長男には絶対に自分のせいを名乗らせたい 』ってがんとしてゆずらなかったそうです。

  父や祖父母は “ 跡取りの長男 ” をちちかたせいで登録したかったみたいですけどね。

  母のゴリ押しで(長男)ははかたせいで登録されたんです。

  母は長女なんですが、実家には跡取りがませんから、僕がははがたの跡取りになる事が勝手に決められてしまってるんですよね……。

  弟のしゅうちちかたせいを登録されて、ちちかたの跡取りになったんですけど……。

  婚約者を残して亡くなってしまいましたからね……。

  母親が毒親だと振り回される子供は苦労の連続ですよ…。

  いやが差して、高校進学をに実家を出て寮生活に踏み切ったんです。

  なにかと干渉してる過保護な母親と離れて暮らせてる今は、充実していて楽しいです 」


マオ

「 ……………… 」


萩頼寛晶

「 あっ、済みませんね。

  僕のはなしなんかしちゃって(////)

  《 珈琲専門店 》へ行くなら案内しますよ。

  初めての人にはにくい場所に在りますから。

  隠れをイメージして建てられたらしいですよ 」


セロフィート

「 御願いします。

  1番高い珈琲を飲んでみたいですし 」


マオ

「 マジかよ……。

  1杯10万とかしないよな? 」


萩頼寛晶

「 ははは……。

  さすに10万もする珈琲は無いと思うよ 」


塢榁嶂德

はぎよりひろあきさん、《 珈琲専門店 》への案内、頼めますか? 」


萩頼寛晶

「 勿論ですよ。

  《 珈琲専門店 》にはイメージキャラクターがるんですけど、そのマスコットが可愛いんですよぉ♥️

  珈琲は高くて頼めないけど、マスコットのグッズは集めてるんですよね。

  可愛いは正義です! 」


 立ちり禁止区域になっている《 タイムミー(コンビニエンスストア) 》のまえで出逢ったの双子のあに──はぎよりひろあきさんに《 珈琲専門店 》へ案内してもらえる事になった。

 この出逢いが、かわで起きた殺人事件の解決に繋がるかも知れないな。

 そうなったらいだろう。


 《 タイムミー(コンビニエンスストア) 》で起きた乱射事件は、犯人達の自害に依って幕をじられてしまったけど、かわで起きた殺人事件はした形で解決してほしいな──。

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