✒ 夜道
マオ
「 はぁ゛~~~~。
やっと解放されたぁ~~~~。
お喋りで打ち解け易いお巡りさんだったな 」
セロフィート
「 そうですね。
《 セロッタ商会 》のファンとは思いませんでした。
新たな縁が増えましたね 」
マオ
「 そだな……。
でも、《 タイムミー 》を復活させたのが《 セロッタ商会 》だったなんて知らなかったぞ。
どゆことだよ?
高齢者や障碍者に寄り添って配慮してた《 CES 》を復活させるなんて──、いよいよ人間に貢献する気になったのか? 」
セロフィート
「 はい?
何故人形が人間に貢献する必要が有ります?
人間は替えの利く使い捨ての玩具です 」
マオ
「 其処はブレないんだな……。
でもさ、現に人間に対して良い事をしてるじゃないか 」
セロフィート
「 マオ、勘違いしないでください。
あくまでも “ ガッポリする為の手段 ” の1つに過ぎません。
高齢者や障碍者に寄り添い配慮していれば、それだけ還元額が増えるからに過ぎません。
儲からない事業に投資をする程、暇してませんし 」
マオ
「 〈 器人形 〉とキノコンに丸投げしといて何言ってんだよ。
…………高齢者と障碍者を相手にすると儲かるもんなのか? 」
セロフィート
「 障碍者は本人だけでなく家族までも有待遇を受ける事が出来ます。
堅実に誠実に生活する障碍者家族よりも悪用して生活をする障碍者家族の方が多いです。
非道徳,非人道的な悪徳障碍者家族は絶好のカモさんです。
“ 馬鹿とハサミは使いようで切れる ” という諺も言葉も有りますし 」
マオ
「 悪徳障碍者家族の転がし方を変えれば財布の紐が緩くなって、金をドバドバ落としてくれるってか? 」
セロフィート
「 ふふふ… 」
マオ
「 《 セロッタ商会 》から見れば人間は皆お金を落としてくれるカモなんだな 」
セロフィート
「 今更な事を言わないでください 」
セロと話しながら歩いていると、夜道を1人で走っている女性が視界に入った。
マオ
「 こんな時間にマラソン?? 」
セロフィート
「 最近、多いですよ。
とは言え、女性が1人でジョギングとは不用心です 」
マオ
「 そう、それ!
ジョギングだよ!
オレもそれを言いたかったんだ。
──最近の女性って危機感が無いって言うか……自分が “ 襲われる ” って微塵も思わないのか? 」
セロフィート
「 それだけ “ 平和ボケしている ” という事です。
米●町と比べても比較的、治安が良い証拠です 」
マオ
「 非常識な事だけど、夜道を子供や女性が1人でも安心して出歩ける社会を作れたら良いよな。
非常識だけど、夜道を母親が安心してベビーカーを押して歩ける社会ってのが、理想的な治安の最終目標って感じだな 」
セロフィート
「 1人で歩いている異性を見ると襲いたくなるのが人間の性分です。
減らす事は出来ても無くす事は出来ません。
夜道の1人歩きはしないに限りますけど、時代的には無理な話です。
お蔭で事件を起こし易い社会という事ですから、ワタシは大いに夜道の1人歩きを推進します♪ 」
マオ
「 “ 事件が起こり易い社会 ” じゃなくて、“ 事件を起こし易い社会 ” かよ……。
やる気満々じゃないかよ。
広大な≪ 大陸 ≫じゃないんだからさ、程々にな?
やり過ぎは駄目なんだからな! 」
セロフィート
「 はいはい。
理解してくれるマオで嬉しいです♪ 」
マオ
「 ………………惚れた弱味だからな(////)
セロの思いも尊重したいと思ってはいるけど、やり過ぎは良くない…って言うか…… 」
セロフィート
「 はいはい。
人間にも優しいマオの気持ちを汲
マオ
「 う…うん…… 」
セロフィート
「 今
マオ
「 言ってる傍
セロフィート
「 親を心配させている親不孝な少女達を対象
マオ
「 いたいけな女の子は駄目だろ?
未
女の子は将来、≪ 国 ≫を支えて守ってくれるかも知れない宝
セロフィート
「 知った事ですか。
男
こういう時
ワタシは男女平等に拘
どうです、優しいでしょう? 」
マオ
「 女
男女平等は?? 」
セロフィート
「 マオは夜
マオ
「 本気で少女達で遊ぶつもりなのかよ? 」
セロフィート
「 夜
今
マオ
「 対
使い方
セロフィート
「 そんな事は良
気にしないでください 」
マオ
「 気にするだろぉ… 」
セロフィート
「 マオが思い付かないなら、幻
呪
マオ
「 呪
オレが何
セロフィート
「 は~~い♪
マオと共同作業ですね♥️ 」
マオ
「 出来れば御免被
此
オレが何
どうしよう…………最後の砦