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☀「 セロ 」もしも、玄武,弓弦,霄囹が裏野ハイツで暮らしたら……。  作者: 雪*苺
七月中旬 【 デwwwwwト 】年越しました。
373/424

✒ ツアー旅行 1

◎ 読者の皆さん、御早う御座います。

  今回は「 ツアー旅行 」をテーマにして書いてみました。

  日帰り旅行しか行った事がなく、内容も覚えていないので、何も作品に活かせませんでした。

  「 ツアー旅行 」を良く知らない奴が書いているので、おかしな部分が多々あるかも知れません。

  この作品が読者さんの暇潰しになると嬉しいです。


 オレはマオ・ユーグナル。

 ≪ にっぽんこく ≫では、にっぽんじんらしく “ げんじのまお ” って名前で生活している。

 今日きょう兄弟きょうだい設定のセロ──≪ にっぽんこく ≫では、“ セロフィート・タシィルドレテク・げんじの ” と一緒に≪ ひがしきょうけん ≫から離れたけんがいている。


 オレは番組欄しか見ないんだけど──、新聞の広告チラシの中に、ツアー旅行の広告チラシはいっていたんだ。

 桃りのツアー広告チラシを見て、セロに頼んで申し込んでもらった。


 とは言え、申し込んでくれたのはセロじゃなくて、セノコンだけどな。

 桃りで採れた桃を持ち帰ったら、セノコンとマオキノに桃を使ったスイーツを作ってもらうつもりだ。

 今から楽しみだなぁ~~♪♪


 バスに乗っての旅行なんて≪ にっぽんこく ≫にて初めてだ。

 電車やバスには乗った事も有るけど、大抵は転移魔法とか転移陣で移動する事がほとんどだから、バスに長時間も揺られる旅行なんて新鮮だったりする。

 オレのひだりどなりには、想いびとのセロがすわってくれてるしな~~(////)


マオ

「 わぁ~~。

  高速道路って言うんだっけ?

  どのくるまも速いな~~。

  ビュンビュン、飛ばしてるぞ! 」


セロフィート

「 そうでしょうね、マオ 」


マオ

「 このバスは朝まで走り続けるんだよな?

  夜のあいだも高速道路を走るのかな? 」


セロフィート

「 そうでしょうね、マオ 」


マオキノ

「 色んな種類の桃をれるんだよな?

  桃り、今から楽しみだよなぁ~~ 」


セロフィート

「 そうでしょうね、マオ 」


マオ

「 …………明らかに返事がだろがっ!! 」


セロフィート

「 そうでしょうね、マオ 」


マオ

「 セロ!

  オレが話してんのにい加減な返事するなよ 」


セロフィート

「 はて?

  なんの事です? 」


マオ

「 誤魔化すなぁ!! 」


セロフィート

「 バスは次の《 サービスエリア 》 で停車します。

  60分の休憩時間を取れますよ 」


マオ

「 マジ?

  じゃあ、みんなを買わないとだな! 」


セロフィート

「 食事をする為の休憩時間ですよ。

  ずはゆうしょくを済ませましょう 」


マオ

「 分かったよ…。

  《 サービスエリア 》か、久しりだよな。

  《 サービスエリア 》のしゃって、シュンシュンとキギナに送り付けてやろっと! 」


セロフィート

「 子供ですか、きみは… 」


マオ

いだろ~~ 」


 《 サービスエリア 》に到着する迄、オレは窓から高速道路を見続けながら、セロに話し掛け続ける。

 セロはものごとく読書にふけって、オレのはなしにはなま返事しかしてくれなかった。


──*──*──*── 靉罔県


セロフィート

「 マオ──、≪ あいけん ≫にはいりましたよ 」


マオ

「 あいむけん?? 」


セロフィート

「 今から約90年ほどまえ、利用客の【 ミイラ事件 】が起きた《 サービスエリア 》の在るけんです 」


マオ

なんだよ、そのにも怪しげな事件は? 」


セロフィート

「 オカルト雑誌に掲載されてました。

  サービスエリアないすべての利用客が、とつじょとして “ くろいミイラとした ” 珍妙で不可思議なオカルト事件です。

  結局、原因は解明されぬまま未解決事件扱いとなりました。

  とうれんじつ報道されるほどの話題となりましたし、低迷しすたれ掛けていた多数のオカルト雑誌もだい(だい)てきに事件を取りげ、盛りがったそうです 」


マオ

「 マジかよ……。

 { セロ、原因が解明されなかった──って事はさ、人間のわざじゃないって事だよな?

   【 サービスエリアない、ミイラ現象事件 】ってのを起こした犯人ってさ、異形か怪異って事だよな? }」


セロフィート

「{ それしか無いでしょう。

   “ 米◯町に特に多くる ” だけで、異形,怪異は全国各地にますからね }」


マオ

「{ その《 サービスエリア 》ってさ、のか? }」


セロフィート

「 まさか。

  事件の捜査が打ち切られたあとから現在も立ちり禁止区域となってます。

  異形,怪異の溜まり場となっているでしょうね。

  オカルト雑誌には、心霊スポットとして掲載されてました 」


マオ

「 心霊スポットかぁ……。

  取り壊さないんだな。

 { でもさ、なんで人間がくろなミイラに変貌しちゃったんだろうな? }」


セロフィート

「 ふふふ…。

  真相は事件を起こした犯人に聞くしかないでしょう。

 { 真相は不明のままのほうい事も有ります。

   無理にあばく必要も無いですよ }」


マオ

「 まぁな……。

  種明かしされて逆にガッカリする事も有るもんな? 」


 サービスエリアないた客、全員がくろいミイラに変貌しちゃった奇妙で不可思議な事件か──。

 セロ,キノコン,オレの眷属達が犯人じゃなければ、誰の仕業でも構わないかな。

 心霊スポットになってる《 サービスエリア 》に、一寸ちょっと行ってみたいかも知れない──。

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