⭕ 買い物デート 1
──*──*──*── 午前8時
朝食にマオキノが作ってくれた料理を食べた。
昨日は初めて始めたゲームに夢中で昼食と夕食を抜いて、代わりに米●駅構内の店で買ったチョコ,パン,ケーキ…等々を食べて済ませた事をセノコンとマオキノにダブルで御説教された。
セノコンもマオキノもオレの母親気取りなのか、ごっつい剣幕で烈火の如く小言も言われた。
セロはオレを庇う処か、可笑しそうにクスクスと笑っていて、止めてはくれなかった。
いやまぁ、確かにオレが悪いんだけどさ……。
円らな瞳に涙を溜めて怒るマオキノとセノコンが可愛くて、反省する処か癒されちゃったよ。
声も可愛いし、オレの身体を心配してくれての事だから、嬉しくもあった。
食後のデザートの杏仁豆腐を食べながらTV番組を見ていると、朝のニュースで昨日起きた痛ましくも謎の多い【 サンタクロース凍死事件 】の事が報道されている。
米●町にある何処の学校も校庭に敷き詰められているサンタクロースの衣装を着た身元不明者達の凍死体を撤去する作業に取り掛かろうと動きはあるものの、多くの凍死体を撤去するにしても先ずは朝方まで降り積もった雪を退けてからでないと作業が出来ない状態で、サンタクロースの凍死体が完全に撤去される迄は、休校を余儀無くされている事が報道されている。
番組ではニュースキャスター,コメンテーター,専門家達が【 サンタクロース凍死事件 】について議論やら討論やらをしている。
この犯行が単独では出来ない事を誰もが思っていて、複数犯の仕業じゃないか──とか、ネットで知り合った者通しの集団自殺なんじゃないか──とか、何処かの怪しいカルト宗教の信者達の集団自殺なんじゃないか──とか、色々な推測,推論,憶測もされていて、物議が醸し出されている。
全部、違うんだよ…。
真犯人は裏野ハイツで暮らしてるセロが古代魔法で転移させたんだよ。
全員、≪ 日本国 ≫の中で悪さをしていた犯罪者達や犯罪を起こそうとしていた犯罪者予備軍達なんだよ…。
オレがセロとのクリスマスデートを楽しめる様にって、セロの古代魔法で何処かに隔離されていたんだよ。
真実を知っているのに言えない辛さ。
真犯人を知っているのに通報が出来ないもどかしさ。
急遽の休校によって、学校へ通いたい子供達を困惑させている罪悪感。
何でオレがこんな苦しくて辛い思いをしないといけないんだよ!!
オレは【 サンタクロース凍死事件 】に一切も関わってないってのに!!
セロフィート
「 物騒な世の中です。
犯罪天国都市は伊達ではないですね 」
セロは暢気に紅茶を飲みながらニュースを見ながら言う。
マオ
「 真犯人が何言ってんだよ… 」
セロフィート
「 マオ、完全犯罪に犯人等居ません。
この事件は迷宮入りします 」
マオ
「 だろうな。
【 尻牛蒡事件 】も迷宮入りしてるみたいだしな~~ 」
セロフィート
「 マオ、午前は米●スーパーへ買い物に行きましょう 」
マオ
「 へ?
ゲームの続きをするんだろ? 」
セロフィート
「 雪もやんで天気が良いのですし。
散歩がてらスーパーへ行きましょう 」
マオ
「 いや、ゲームの続きを── 」
セロフィート
「 マオ、ワタシとのデートよりもゲームを選びます?
ワタシはゲームより劣ります?
マオの優先順位はワタシよりも── 」
マオ
「 行くよ!!
デートする!
楽しいだろうな~~、セロと買い物デート!! 」
セロフィート
「 ふふふ(////)
着替える前に入浴しましょう 」
マオ
「 お、おぅ… 」
デザートの杏仁豆腐を食べ終えたオレは、セロと一緒に朝風呂に入る事になった。
セロと朝風呂か(////)
悪くない。
──*──*──*── 午前9時30分
セロと一緒に入浴を終えて、着替えて、身支度を整えて、出掛ける準備を済ませる。
セロと御揃いのピアス,指輪,腕時計,手袋,マフラー,コート,伊達眼鏡,帽子も身に付ける。
御揃いのブーツだけセロが〈 テフ 〉で構成してくれた。
歳
眼鏡を掛けると、セロもオレも知らない人みたいだ。
カップルと言うより仲良し親子に見えるぅ~~。
セロフィート
「 マオ、行きましょう 」
マオ
「 うん 」
部屋を出る時
事件が大好物で、ニュース見る度
──*──*──*── 午前10時
御天道様の下を散歩がてら30分程
入店してオレが1番に向かったのはスイーツ売り場だ。
コンビニとは違うポピュラーなスイーツが並んでいる。
オレは大きな買い物カートの中に買い物カゴを3つ入れて歩く。
マオ
「 スーパースイーツを買うのは久し振りだな~~。
何
セロフィート
「 好きなスイーツを好きなだけ買ってください。
遠慮しないでください 」
マオ
「 うん♪
有
セロから御許しが出たから、1つ目の買い物カゴ一杯にスイーツを入れた。
1番下にスイーツを入れた買い物カゴを入れる。
マオ
「 次は~~アイス!
スーパーのアイスは種類が豊富で箱売りが多いんだよな。
サイズは小さいけど、5本 ~ 10本入ってるしさ!
出きる限り本数が多く入ってるアイスを選ぶよ! 」
オレは2つ目の買い物カゴに箱入りアイスを大量に入れた。
勿論、バラのアイスも欲しいから買い物カゴの中へiNする
マオ
「 えぇと後
セロフィート
「 マオ、菓子パンと惣菜パンはセノコンとマオキノに作らせてあげましょう。
作るのが好きですから、沢山食べて喜ばせてあげてください 」
マオ
「 そっか。
それもそうだな。
ちゃんと食事を取らないとま
う~~ん……じゃあ、後
冷凍食品?
レトルト食品?
カップ麺?? 」
セロフィート
「 マオはセノコンとマオキノを悲しませるのが好きな様
マオ
「 うぐ……そんなつもりは無いけど… 」
セロフィート
「 先に会計を済ませてしまいましょう。
溶けてしまう前に部屋へ転送します 」
マオ
「 うん!
レジに並ばないとな 」
会計する為にレジへ向かうと、殆んどのレジがセルフレジに変わっていた。
セルフレジは商品を自分でスキャンして、買い物バッグの中へ入れないといけない。
面倒だ。
だけど、自分で買い物バッグに入れるが面倒だから、店員さんに入れさせるけど、店員さんの入れ方が気に入らなくて文句
自分の気に入る様
文句
オレは商品を買い物バッグの中に入れてくれる店員さんに文句
セルフレジを利用したが断然早く終わるだろう。
そんな訳で、セルフレジに並ぶ。
セロが商品をスキャンしてくれるから、オレが買い物バッグを両手で持って開
買い物バッグの中には魔法
一
全
セロフィート
「 マオ、会計は終わりました。
次は何
マオ
「 そうだな~~ 」
店内を見回していたら、催事場で陶器市が開催されている様子が視界に入った。
どうやら “ 訳あり陶器市 ” ってヤツで、本来ならば高額商品として販売される陶器が、格安な御手頃値段で買えちゃう良心的な陶器市だ。
マオ
「 セロ、陶器市で陶器を見たい!
寄って行こうよ! 」
セロフィート
「 はいはい。
気に入った陶器が有れば買いましょう 」
マオ
「 セロぉ~~!
有
オレはウキウキ気分で催事場へ向かって歩き出した。
◎ ぶっ通しでゲームをしたら、気分転換も必要ですよね。
そんな訳で買い物させてみる事にしました。
◎ 訂正しました。
粒羅な瞳に ─→ 円らな瞳に




