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☀「 セロ 」もしも、玄武,弓弦,霄囹が裏野ハイツで暮らしたら……。  作者: 雪*苺
一〇月中旬 【 寄り道 】「 オーブGET 」の続きです。
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⭕ 回らない寿司 2


──*──*──*── 高級寿司屋


 《 高級寿司屋 》に到着するまえスマホ(スマートフォン)で連絡をれた事で、大将から来店許可を貰えた。

 なんでもキャンセルが4件も出たから「 どうぞ 」って事だ。

 棚ぼたラッキーだな♪


 入店したらずは大将に御礼を言う。

 げんさんとなんてるから大将とは顔みだ。

 大将はカウンターせきすわらせてくれた。


 キャンセルをれた御客に出す為にれたネタを使って寿司を握ってもらえる事になった。

 「 初めまして 」のシュンシュンを大将に紹介する。

 シュンシュンは初めての回らない寿司に感動しているのか、透明ケースの中に並んでいるネタを見ながら両目をキラキラと輝かせている。


 大将が慣れた手付きで寿司を握ってくれる。

 シュンシュンと一緒に握られた寿司をしたつづみを打ちながら食べていると、なにやらそとが騒がしい。

 折角、しい寿司を堪能しているのに邪魔しないでほしいよな!


マオ

そとなにが起きてるんだろうな? 」


霄囹

「 知るかよ。

  また事件でも起きてるんだろ 」


マオ

「 米●町じゃあるまいし、事件じゃないだろ 」


霄囹

「 気になるならそとに出て確認していよ。

  僕は行かないぞ! 」


 高級寿を食べるのにいそがしいのか、シュンシュンはそとの事は気にならないみたいだ。

 オレもそとの事は取り敢えず無視しといて寿司を楽しもうと思う。

 仮にそとで起きている騒ぎが事件でも、わざ(わざ)自分から首を突っ込んで関わる必要も無いもんな!






 シュンシュンとオレは美味い高級寿をキャンセルされた4めいぶんしっかりと堪能した。

 支払いはMBK(魔法のブラックカード)を使って引き出した現金でいっかつはらいした。

 《 寿司屋 》に向かうまえに、《 銀行 》へ立ち寄って現金を引き出していたんだ。


 《 高級寿司屋 》での支払いはキャッシュが多いんだけど、げんさんはもピンさつたばを出して支払いをしていた。

 げんさんはきっすいげんなま派らしい。

 現金のいっかつばらいをすると、の店でも喜ばれるんだよな。


 現金で支払うとたまに端数を切り捨ててオマケしてくれるときも有るんだ!


マオ

「 大将、御馳走様!

  しかったよ 」


霄囹

「 マオ、折角だし、土産みやげ用に包んでもらおうぜ 」


マオ

「 そうだな。

  折角だし、みんなに── 」


霄囹

なに言ってんだ。

  帰ってから食べる自分用に決まってるだろ。

  5万円ぶんの── 」


マオ

「 シュンシュン!

  1人で5万円ぶんは多過ぎだぞ!

  1万だからな! 」


霄囹

「 ケッチい奴だな!

  ()カネじゃ無いんだから、奮発しろよ!

  僕しんゆうだろ 」


マオ

「 都合の良い事、言うんだもんな~~。

  大将、土産みやげ用の寿司を10人まえ、用意してくれる? 」


霄囹

「 マオ~~!

  ふとぱらじゃないかよ!

  僕の為に10パックぶんの寿司を── 」


マオ

「 違うに決まってるだろ。

  セロのぶんげんさんのぶんげんさんのぶんづるさんのぶん,キギナのぶん,セノコンのぶん,キノコンのぶん,キノコンのぶん,シュンシュンのぶん,オレのぶんだよ 」


霄囹

「 チェッ、僕のは1つかよ……。

  なぁ、しゅんれいぶんも買ってくれよ! 」


マオ

「 買わない!

  気にらないなら、シュンシュンのぶんしろに渡すよ 」


霄囹

「 分かった分かった。

  1つで我慢してやるよ。

  がとうな、マオ(////)」


マオ

「 シュンシュン……(////)

  大将、シュンシュンのぶんには、ガリをおおれてやって! 」


霄囹

いやがらせかよ…… 」


マオ

なんでだよ。

  のガリ、いじゃん。

  オレ、大将が作るガリと茶碗蒸しとが好きなんだ♥ 」


霄囹

「 お前なぁ……。

  メインは寿司なんだから、茶碗蒸しやよりも寿司を褒めろよ 」


マオ

「 寿司がいのはだいぜんていに決まってるだろう 」


 大将の1番が用意してくれたガリ,茶碗蒸し,だし巻き玉子をシュンシュンと一緒に摘まみながら、土産みやげ用の寿司が出来上がるのを待つ。

 10人まえ土産みやげ寿を受け取ったオレは、現金で10万 (プラス) 消費税を支払った。


マオ

みんな土産みやげが出来たな、シュンシュン。

  ──がとう、大将! 」


 だし巻き玉子,ガリをサービスしてくれたまえい大将に御礼を言って、《 高級寿司屋 》を出た。

 そとに出ると日が暮れ掛かっている。

 なん無しにそらげてみたら、くもきが怪しく感じた。


マオ

ひとあめるかな? 」


霄囹

「 転移陣を使えばぐだぞ。

  ひとの無い場所へ行くぞ 」


マオ

「 シュンシュンがてくれると帰りがラクで助かるよ! 」


 シュンシュンの転移陣で《 裏野ハイツ 》へ帰る為、ひとの無さそうなうらへ移動する事にした。

◎ 変更しました。

  取り敢えず、置いといて ─→ 取り敢えず無視しといて


◎ 訂正しました。

  仮にせとで ─→ 仮にそと

  有るんだよな! ─→ 有るんだ!

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