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⭕ ダンジョン攻略 12


──*──*──*── 階層ボス


キギナ・メグド・ナール

「 ちょっ──目がくらようキンピカじゃないのよ!

  彼奴アイツの鱗を売ったら高いんじゃないかしら! 」


 キギナの瞳はらん(らん)と輝いている。

 どうやらヤマタノオロチ(合成獣キメイラ)おうごんを見てウハウハ(興奮している)みたいだ。

 きんよくに目がくらんでるけど大丈夫かよ……。


霄囹

「 がめつい死神だな!

  見ろよ、彼奴アイツの背中を!

  おい、見ろよ。

  翼がえてるぞ──。

  彼奴アイツ、飛行タイプじゃないか?

  飛ぶなんて聞いてないぞ! 」


マオ

「 ………………。

  強そうに見せる為の飾りかも知れないだろ?

  宙には浮かないんじゃないかな?? 」


霄囹

ほんかよ……。

  おうごんといい翼といい完全にキ◯グギ◯ラをパクってるよな、絶対!

  やまたの大蛇おろちとキ◯グギ◯ラを合体させやがったんじゃないか? 」


マオ

「 キ◯グギ◯ラがなにかは知らないけど、ヤバそうなのは分かった──。

  取り敢えず、当初の予定とおりヒールとキュアを使う首を落とそう。

  もし、宙に浮くようなら、オレがゆうの翼を斬り落とすよ。

  シュンシュンとキギナは首に集中してくれ 」


キギナ・メグド・ナール

いわよ。

  おとり役と翼はマオに任せるわ 」


霄囹

「 チームワークは苦手なんだが──、今回はマオ(リーダー)したがってやるさ 」


マオ

「 じゃあ、オレは先に行ってヤマタノオロチ(合成獣キメイラ)の注意を引いてるよ 」


 オレは鞘から剣を抜いてヤマタノオロチ(合成獣キメイラ)へ向かって走った。






 しゅんしょうしょうれいは飛行タイプの式神を召喚すると背中に飛び乗る。

 雷属性のワンド,火属性のワンド,氷属性のワンドを持つと式神にめいじてヤマタノオロチ(合成獣キメイラ)へ向かわせた。


 キギナ・メグド・ナールは背中から艶やかな漆黒の翼をバッとやし、おおがまを構える。

 バサッと翼を動かす(羽ばたかせる)ヤマタノオロチ(合成獣キメイラ)を目指して飛んだ。






 マオはヤマタノオロチ(合成獣キメイラ)の注意を引く為になんも斬り込んでは攻撃を続けている。

 どうやらマオはゆうの翼を落とす気でいるらしい。


 しゅんしょうしょうれいは式神に的確な指示を出しながら、絶妙な位置から雷属性のワンドを使いサンダー魔法マジックはなつ。

 強力なサンダー魔法マジックを受けたヤマタノオロチ(合成獣キメイラ)の動きが一瞬だけまる。


 一瞬の隙をのがさず、キギナ・メグド・ナールがばやくヒールを使うヤマタノオロチ(合成獣キメイラ)の首を斬り落とす。

 すかさずしゅんしょうしょうれいが火属性のワンドを使い、ヤマタノオロチ(合成獣キメイラ)の首が再生しえてないように神経を焼き尽くす。

 そのあと、氷属性のワンドを使い焼いた首をカチンコチンにこおらせた。


 マオもタイミングを合わせて左側の翼を斬り落とす。


マオ

「 ──どうやら、翼は再生しないみたいだな。

  かった!

  次は右側の翼を落とそう 」






 さいしゅんしょうしょうれいは式神に的確な指示を出しながら、絶妙な位置から雷属性のワンドを使いサンダー魔法マジックはなつ。

 強力なサンダー魔法マジックを受けたヤマタノオロチ(合成獣キメイラ)の動きが一瞬だけまる。


 一瞬の隙をのがさず、キギナ・メグド・ナールがばやくキュアを使うヤマタノオロチ(合成獣キメイラ)の首を斬り落とす。

 すかさずしゅんしょうしょうれいが火属性のワンドを使い、ヤマタノオロチ(合成獣キメイラ)の首が再生しえてないように神経を焼き尽くす。

 そのあと、氷属性のワンドを使い焼いた首をカチンコチンにこおらせる。


 マオもタイミングを合わせて右側の翼を斬り落とす。


 3度目も同様にしゅんしょうしょうれいは式神に的確な指示を出しながら、絶妙な位置から雷属性のワンドを使いサンダー魔法マジックはなつ。

 強力なサンダー魔法マジックを受けたヤマタノオロチ(合成獣キメイラ)の動きが一瞬だけまる。


 一瞬の隙をのがさず、キギナ・メグド・ナールがばやヤマタノオロチ(合成獣キメイラ)の首を斬り落とす。

 マオはヤマタノオロチ(合成獣キメイラ)の注意を引く為にキギナ・メグド・ナールが斬り落とした首とは逆方向に攻撃をする。


 しゅんしょうしょうれいが火属性のワンドを使い、ヤマタノオロチ(合成獣キメイラ)の首が再生しえてないように神経を焼き尽くす。

 そのあと、氷属性のワンドを使い焼いた首をカチンコチンにこおらせる。


 この連携攻撃パターンを5回繰り返しおこなったすえヤマタノオロチ(合成獣キメイラ)ゆうの翼と8つの首を失う事になった。


霄囹

「 やったぞ!

  ヤマタノオロチ(合成獣キメイラ)を倒した! 」


キギナ・メグド・ナール

「 やっとね!

  長い戦いだったわ!

  キンピカの鱗、欲しいわぁ~~ 」


 しゅんしょうしょうれいとキギナ・メグド・ナールは階層フロアボスを倒せて喜んでいた為、ヤマタノオロチ(合成獣キメイラ)の異変にいていない。

 ヤマタノオロチ(合成獣キメイラ)の異変に気付けたのはマオだけだった。


マオ

「 シュンシュン,キギナ──、ヤマタノオロチ(合成獣キメイラ)から離れろ!

  だ終わってない!! 」


 マオの言葉を聞いたしゅんしょうしょうれいとキギナ・メグド・ナールだったが、反応が遅れたばかりにヤマタノオロチ(合成獣キメイラ)なきがらからはなたれた強力で鋭いしっぷうらってしまった。


 攻撃を全身に受けてしまったのはキギナ・メグド・ナールだ。

 ゆうの翼にもダメージをらったキギナ・メグド・ナールはバランスをたもてなくなり、くうちゅうかららっすると地面に身体からだを強く打ち付けた。


 しゅんしょうしょうれいも突然の攻撃をらいはしたものの、とっの判断と機転で乗っていた式神を盾にした。

 受けるダメージを軽減させる事が出来たヤマタノオロチ(合成獣キメイラ)から距離を取る事が出来た。

 式神から激しい怨みを買ったのは言うまでもない。


 マオは倒れてふかったキギナ・メグド・ナールにちかくと、お姫様抱っこをしてヤマタノオロチ(合成獣キメイラ)から離れた。


マオ

「 シュンシュン、回復系のワンドを使ってキギナを回復させてくれ 」


霄囹

「 分かった 」


 しゅんしょうしょうれいが回復系のワンドを使い、キギナ・メグド・ナールの傷を癒してるあいだ、マオはヤマタノオロチ(合成獣キメイラ)なきがらの警戒を続ける。


マオ

「 第2形態とか無いよな…… 」


 マオは不安に思いながら、ヤマタノオロチ(合成獣キメイラ)なきがらを見ている。

 ヤマタノオロチ(合成獣キメイラ)なきがらがモゾモゾと怪しく動いているのを確認する。

 マオは警戒を強め、つばと一緒に息もゴクリ──と呑み込んだ。

◎ 訂正しました。

  お蔭で受けるダメージを軽減させるす事が出来た ─→ 受けるダメージを軽減させる事が出来た

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