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⭕ ダンジョン攻略 7


──*──*──*── 15階層


キギナ・メグド・ナール

「 ほらほらほらぁぁぁぁぁぁ!!

  さっさと死んじゃいなぁ~~!!

  きゃあっ~~~~はっはっはっはっはぁ!! 」


 死神が持つようおおがまかる(がる)と振り回しては怪物モンスターをバッタバッタと倒しまくるキギナは、車のハンドルを握ると性格が変わるヤバいドライバーみたいだ。

 武器を持った死神は好戦的になって “ 性格が変わる ” って、セロから聞いてたけどマジだったんだな……。


霄囹

「 変わり過ぎだろ…… 」


マオ

「 シュンシュンも式神を召喚してるとき感じだけどな 」


霄囹

「 嘘を言うなよ!

  僕はキギナみたいにイカれてないぞ! 」


マオ

く言う~~。

  まぁでも、戦闘馴れしてるキギナのお蔭もあって順調に進めてるし、安全地帯で休憩してから裏ボス(じゅれい)階層ボス(合成獣キメイラ)いどもう 」


霄囹

「 そうだな。

  モデルガンを撃ってても役に立てないからな、式神で攻撃して弱らせてやるよ 」


マオ

いのかな、そんなズッコしても? 」


霄囹

「 別に構わないだろ。

  トドメはマオかキギナが刺すんだ。

  単位はゲット出来るじゃないか 」


マオ

「 それもそっか。

  でも此からもモデルガンを使うなら命中率は上げといた方がいんだからな 」


霄囹

「 分かった分かった。

  努力はする 」


 そんなこんなで、おおがまを振ってヒャッハー状態のキギナに怪物モンスターを任せながら、オレ達は15階層フロアの安全地帯へと移動した。











──*──*──*── 裏ボス・交戦中


 裏ボス(じゅれい)と戦う場所は広くて天井も高い事も有り、キギナは背中から翼をやしてくうちゅうからおおがまを大胆に振り回し、裏ボス(じゅれい)を攻撃している。


 シュンシュンは戦闘にけた式神を召喚して戦わせながら、離れた場所で高見のけんぶつをしている。

 けんぶつを決め込んでないで、モデルガンを撃って命中率を上げてほしい。


 オレは裏ボス(じゅれい)に接近して剣を振るっては斬る。

 自己回復能力が高いから浅い傷だとぐに完治しちゃうんだよなぁ~~。

 借り物の剣に魔法マジックを纏わせて斬る訳にもいかないから困る。


 さすは単位75なだけは有る。

 簡単には倒させてはくれないか──。

 裏ボス(じゅれい)それ(ぞれ)に違った個性と特性を持っていて、倒すには頭を使う必要が有る。

 違いが有った方が倒しも有るってもんか──。


 げんさんはしゅこうを凝らすのが好きみたいなのは今迄の裏ボス(じゅれい)を相手していやってほどに分かっている。

 倒せない相手じゃないだけがたい。


 裏ボス(じゅれい)に反撃の隙を与えないようにキギナと式神が痛め付けてくれているあいだぷたつに斬り裂いてやった。

 単位をゲットして、レアアイテムの魔法マジカルの袋(バッグ)もゲット出来た。


マオ

なんとか倒せたな── 」


霄囹

「 おい、前よりも強くなかったか? 」


マオ

「 単位が75だからな。

  強いに決まってるだろ 」


キギナ・メグド・ナール

い運動したわぁ~~♪

  なか(なか)楽しいじゃないの! 」


霄囹

「 次は階層フロアボスか──。

  絶対に人間のテストプレイヤー達は裏ボス(じゅれい)を倒してないよな 」


マオ

「 そうだな。

  階層フロアボスより強いし、本編の設定にも関係無いからな。

  無理して裏ボス(じゅれい)いどんで倒す必要も無いし、スルーされるのは当然かな 」


キギナ・メグド・ナール

「 ねぇ、早く階層フロアボスを倒しに行きましょうよ! 」


マオ

る気だな、キギナ。

  階層フロアボスの単位は──20だから、そんなに強くないよ。

  〈 合成獣キメイラ 〉は弱過ぎず強過ぎず、バランスも取れてる相手だから、人間にも倒し易いボスになってるし、良心的だよ。

  オレにはものり無いけど── 」


キギナ・メグド・ナール

じゅれいより弱いって事?

  たっるいわぁ~~~~。

  なんる気が失せちゃったわぁ~~ 」


マオ

「 人間に合わせてあるから仕方無いよ」


霄囹

「 そんなのに強い奴とり合いたいならげんに喧嘩でも売れよ。

  きっと喜んで喧嘩を買ってくれるだろうさ!

  改良した新種のじゅれいで揉みくちゃにしてもらえるぞぉ~~ 」


マオ

「 ははは……。

  まぁ、運動そくの解消にはなるかもな。

  キノコンに手合わせを頼んでもいと思うぞ。

  キノコンならじゅれいと違って見た目が可愛いから恐くないだろ。

  手加減してもらえれば虫の息………………で済めばいけど? 」


霄囹

「 どっちを選んでも自殺行為だな 」


マオ

「 あはは…………。

  セロと戦うよりは断然マシだよ。

  セロは容赦しないからな~~ 」


霄囹

「 虫はころさなくても人間はちゅうちょ無くれる奴だもんなぁ! 」


マオ

く言うよ。

  シュンシュンは虫もころせば、人間もころすじゃないかよ 」


霄囹

「 僕がのろころすのは気にらないゲスクズのゴミ野郎だけさ。

  セロフィートみたいな節操無しと一緒にするなよ! 」


マオ

「 シュンシュン、言い方ぁ!!

  オレのセロを “ 節操無し ” なんて言うなよ!! 」


キギナ・メグド・ナール

「 言っとくけぉ~~、人間を1番ころしてるのは死神なんだからね!

  間違えるんじゃないわよ! 」


霄囹

「 張り合うなよ…… 」


マオ

「 ははは…………。

  先に進もう 」


 オレ達は階層フロアボスがる場所を目指して徒歩で移動を続ける。

 なんとか100階層フロアに辿り着いて、目的のオーブを手にれてたいもんだ。

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