⭕ 海水浴しよう 10
マオ
「 そう言えばさ、この海水浴場って──私有地だよな。
他人が沢山居るけど良いのか? 」
マオキノ
「 問題無いですエリ。
現在は私有地を一般解放していますエリ。
私有地を無解放の時に無断侵入した不届き者は、防犯魔法の餌食となりますエリ 」
マオ
「 防犯魔法の餌食って? 」
マオキノ
「 ランダム転移されちゃいますエリ★ 」
マオ
「 ランダム転移ぃ~~?
こっわぁ~~。
因みに何処に転移されるんだ? 」
マオキノ
「 ランダムなのでボク達にも分かりませんエリ。
セロ様曰く≪ 日本国 ≫の何処かに転移されますエリ 」
マオ
「 何処か? 」
セノコン
「 全員が違う場所にランダム転移されますエリ。
運が悪いと転移先で遭難死しますエリ 」
マオ
「 うわぁ~~容赦無いな……。
じゃあ、夜な夜な5人組が私有地の砂浜に無断侵入したら、5人共が全く違う場所にランダム転移されて、遭難する可能性も高い──って事になるのか?
未成年でも同様に? 」
マオキノ
「 はいですエリ。
未成年でも高齢者でも、障碍者でも健常者でも病人でも、男でも女でもトランスジェンダーでも一切の差別無しですエリ。
貴賤貧富の差も関係無く、世代も性別も関係無く、平等にランダム転移されますエリ。
一切の忖度をしないのが防犯魔法ですエリ 」
マオ
「 厳しいな……。
まぁ、防犯の為だしな…………人様の私有地に無断侵入する奴が悪いもんな?
でもさ、私有地に不法侵入した輩にも家族が居るだろ。
行方不明者が続いたら騒ぎにならないか? 」
セノコン
「 不法侵入は立派な犯罪ですエリ。
犯罪者が消えても誰も気にしませんエリ。
マオ様に同情される価値なんて、犯罪者には無いですエリ! 」
マオ
「 そ、そだな……。
一般解放されてないのに無断で侵入したら駄目だもんな? 」
マオキノ
「 はいですエリ。
〈 テフ 〉に変換されないだけ感謝ですエリ 」
マオ
「 そ、そだな…… 」
相変わらずセロの防犯魔法のお
まぁ、怪物
運が良
怪物
救われる希望の欠片すら無くて、絶望に打ちのめされながら怪物
あっ、そうだ!
良
オレはBBQ
マオ
「 セロ──、一寸
セロフィート
「 マオ、もうBBQ
マオ
「 デザートも食べて堪能したよ!
それより、話
セロフィート
「 はいはい。
何
マオ
「 実
オレは頭に思い描
セロフィート
「 マオの≪ ダンジョン ≫を人間達に解放する──という事です? 」
マオ
「 う~~~~ん……オレの≪ ダンジョン ≫じゃなくて、新しく≪ ダンジョン ≫を作るんだ!
《 セロカ君の本屋・2号店 》で体験が出来るのは、あくまでも安全なアトラクションゲームじゃんか?
本物のダンジョン探索を生
怪物
買った商品は≪ ダンジョン ≫の中でしか使えない様
単位で買い物が出来る《 ダンジョン専用商品店 》とか色んな手続きが出来るサポートセンターみたいな《 ダンジョン専用ギルド 》を地下1階のフロアに作ってさ──。
会員カードのP
セロフィート
「 ≪ ダンジョン ≫ の中に放し飼
マオ
「 まぁ、そんな感じかな。
セロなら新しい≪ ダンジョン ≫も簡単に作れるし、怪物
セロフィート
「 出来ますけど──。
戦う術
≪ ダンジョン ≫に放し飼
マオ
「 うん…………栽培??
収穫??
飼育じゃなくて?? 」
セロフィート
「 〈 創造主
それを使い怪物
マオ
「 怪物
オレ、初耳なんですけどぉ! 」
セロフィート
「 妖
妖
幻
マオ
「 何
呪
セロフィート
「 面白いでしょう♪
ワタシは〈 合成獣
怪物
マオ
「 ははは……。
じゃあ、怪物
〈 合成獣
セロフィート
「 はいはい。
≪ ダンジョン ≫には死者が出ない様
《 救護室 》も必要になりますね。
体力が0
マオ
「 それ、良
御客
──ボスを倒して攻略達成
階層
〈 合成獣
呪
裏ボスとの戦闘は選択制にして──、勝てたらアイテムをゲット出来る様
セロフィート
「 アイテムです? 」
マオ
「 うん。
強敵を倒すんだから、お得感を感じられる様
“ ボーナスアイテム ” とか “ レアリティアイテム ” とか──特別感の有るアイテム!
何
セロフィート
「 それなら魔法
持ち歩く荷物が少なければ喜ばれます 」
マオ
「 魔法
確
じゃあ、魔法
セロフィート
「 ≪ ダンジョン ≫を攻略する目的は有ります? 」
マオ
「 う~~ん…………最深部の祭壇に有るオーブを手に入
邪竜族の復活を阻止する為に正
探索者
オーブをゲットしたら……どうしよう?? 」
セロフィート
「 大体の内容は把握しました。
マオの案を基
他
マオ
「 そだな。
それで良
完成したら、テストプレイヤーが必要だよな?
オレ、したい! 」
セロフィート
「 はいはい。
テストプレイヤーは20歳以上のセロカ会員から募集する事にしましょう 」
マオ
「 楽しみだな~~ 」
セロフィート
「 ふふふ…。
マオの期待に添えると良
マオ
「 セロが関わるんだから、大丈夫だろ?
どうせ、大
セロフィート
「 はいはい。
人気が出ると良
≪ 日
単体
完成が待ち遠
◎ 訂正しました。
私有地だったよな? ─→ 私