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✒ MMQ真夏イベント 後半9


 聖女達につかまった男性使用人達は、誰もが成人男性ばかりだ。

 逆に成人していない未成年の使用人はがんちゅうに無いのか無視されるらしい。

 そんな訳で、聖女達につかまってしまった男性使用人達の事は諦めて── 諦めたくは無かったけど、諦めないといけない状況だったらしい ──だ無事な男性使用人達を屋敷のうらぐちからがしたらしい。


 ちなみに不運にも聖女達につかまってしまった男性使用人達は、即座にズボンと下着るいぎ取られ、上にまたがった聖女と合体させられる羽目になったらしい。

 男性使用人達が気絶して気を失い意識の無い状態でも御構い無しに合体しているからしぼり取られているらしい。

 どうやら聖女達はやろう()(だね)が欲しい訳ではなく、ただたんに刺激と快感を感じていたいだけらしい。


 「 子宮がキュンキュンすると気持ちらしいですよ? 」と男性神官は首をかしげながら話してくれた。

 オレにも「 なんのこっちゃ 」で意味が分からない。

 子宮を持ってないおとこには分からない事なのかも知れない。


マオ:セロー

なん事態を引き起こしちゃったんだな……。

  聖女達を無傷で救出されたのはかったけど、領主の屋敷に転移させたのは間違いだったのかな? 」


霄囹:ゲンブ

「 領主の屋敷の中庭がちょうかったんだがな。

  あとは──、聖堂教会の中庭だな。

  それだと聖堂教会ないの男性神官達が聖女達に襲われ、童貞を卒業していた筈だ。

  それはものだったかもな。

  クックックッ── 」


マオ:セロー

げんさんの顔で邪悪な笑いはめてくれよ……。

  だけど、男性神官は童貞,女性神官は処女を奪われると神聖力を失って “ 奇蹟 ” を使えなくなるんじゃなかたっけ?? 」


霄囹:ゲンブ

「 まぁ、そうだな。

  神聖力を失うんじゃなく、神聖力を扱う資格が消失するんだ。

  資格を失えば、奇蹟のちからを行使する事が出来なくなる。

  神官失格者の烙印を押され、神官職を離職する事になるな。

  まったく厳しい設定だよなぁ。

  神官職にくって事はだ、“ 〈 大陸神 〉の花婿,花嫁になる ” と誓約する事だ。

  だからこそ、神聖力っていう未知なる能力ちからを与えられるんだ 」


マオ:セロー

「 そ、そんな細かい設定が有ったんだな…。

  そのはなしを聞いちゃうと聖女達を領主の屋敷に転移させてかったような気がしてるから不思議だよな 」

 

霄囹:ゲンブ

「 多くの男性神官達を失業させずに済んだんだ。

  しとしようじゃないか。

  領主も無事ならいんだがな── 」


マオ:セロー

「 えぇ~~。

  思って無いだろ、ゲンブぅ~~? 」


霄囹:ゲンブ

「 バレたか? 」


マオ:セロー

「 ゲンブの所為で、オレの記憶してるげんさんのイメージが崩壊し掛けてるんだからな!

  げんさんのイメージを守ってくれよ…… 」


霄囹:ゲンブ

いやだねぇ~~。

  今の僕はげんと一体化してるんだ♥

  僕は唯一無二のげんなのさ! 」


マオ:セロー

「 最低ぇ~~。

  それにしても──、聖女達はもとの正常な聖女に戻れるのかな? 」


霄囹:ゲンブ

「 おぃおぃ、セロフィートの顔で駄洒落ダジャレかよ 」


マオ:セロー

「 言ってないだろ!

  たしかに聖女達の救出には成功はした──と思いたいけど、無差別に成人男性を襲ってはハッスル聖女のままなんて、いくらなんでもまずいんじゃないのか? 」

 

霄囹:ゲンブ

「 セロー、諦めるんだ。

  人生ってのは、“ 諦めた方が勝ち ” ってときも有るもんさ。

  僕達はじゅうぶんしゅりょくを尽くして頑張ったじゃないか。

  これ以上、無理をして頑張る必要があると思うか? 」


マオ:セロー

「 急になんだよ、ゲンブ……。

  手のひらがえしが気持ち悪いよ…… 」


霄囹:ゲンブ

「 なら聞くが──。

  お前(セロー)は聖女達を転移させたあと、[ セーブ ]をしたか? 」


マオ:セロー

「 セーブぅ?

  …………………………………………した………………いや、…………してない………………かな??

  それがなんだよ? 」


霄囹:ゲンブ

じつは僕も[ セーブ ]をしてない!

  この意味が分かるか? 」


マオ:セロー

「 は?

  どゆことだよ?? 」

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