✒ MMQ真夏イベント 後半2
◎ 読者の皆さん、御早う御座います。
今回は「 エロを頑張ってみよう 」と思いながら書いています。
文章力が無い為、上手く書けているか分かりませんので、完全に読者さんの想像力にお任せする事になってしまいます。
持ち前の想像力をフル回転させて「 後半10 」まで、お読みください。
──*──*──*── 城内
城内に入ると、左上に時間が現れる。
制限時間は40分らしい。
広場へ向かって進んでいると、敵兵士が次々に現れてウザい。
どうやら移動しながら魔法を放てるみたいだ。
目視で攻撃したい敵兵士をロックオンする事が出来るみたいで助かった。
ゲンブとリ◯さんがロックオンした敵兵士は青く光って、オレが目視でロックオンした敵兵士は赤く光る。
攻撃する敵兵士が被ったりしないのは、冒険者思いで親切だと思う。
移動しながら魔法を放つのは中々難しい。
此も慣れか──。
何度か[ ロード ]してやり直せば慣れて来るんだろうけど、やり直しなんてのは御免被りたい。
ゲンブとオレのLVは高いから、敵兵士の攻撃を受けてもダメージは受けないけど、NGCのリ◯さんは違う。
ゲンブが頑張ってLV上げをしてくれたみたいだけど、リ◯さんはLV24だから頼りない。
制限時間が迫っている。
後10分で目的地の広場へ到着しないといけない!
着けるのか??
で──、結局18回も[ ロード ]をしてやり直す事になり、54万Esという大金が共同財布から消えた。
痛過ぎる出費だけど、何とか第2関門の突破も出来た。
忘れずに[ セーブ ]して、第3関門に挑む。
広場に侵入すると── まるで泥棒みたいな表現だけど ──救出する対象の聖女様があられのない姿で磔にされていた。
良いの??
胸ポロとか太股バーンとか有りなのか?
マオ:セロー
「 もしかしての18禁だった!? 」
霄囹:ゲンブ
「 もしかしなくても20禁だぞ。
真夏イベントの後半は20歳以上じゃないと参加出来ない事になってるからな。
説明を読んでないのか? 」
マオ:セロー
「 エロ要素がブッ込まれるなんて誰が思うよ? 」
霄囹:ゲンブ
「 此処まで頑張って辿り着いた冒険者への細やかなサービスのつもりなんだろ。
僕は女の胸も太股も見飽きてるから興味無いけどねぇ 」
マオ:セロー
「 シュンシュンの下半身は節操無しの暴れん坊大将軍だもんな!
でも、玄武さんの顔で言われると悲しくなるから止めてくれるかな? 」
霄囹:ゲンブ
「 誰が暴れん坊大将軍だよ!
──さて、気を取り直して第3関門だ。
磔にされてる聖女の元へ辿り着くには、八人衆を倒さないといけない。
その後には四天王が控えているぞ 」
マオ:セロー
「 えぇ?!
連続戦闘って事かよ?
運営って鬼畜ぅ~~ 」
霄囹:ゲンブ
「 八人衆と四天王は1対1で戦い、勝たないといけないんだ。
僕とセローなら問題無く倒せるが、NGCが曲者だ。
LVが低いから戦闘が長引くだろう 」
マオ:セロー
「 倒せるなら良いんじゃないのか? 」
霄囹:ゲンブ
「 1体に付き、倒す制限時間が決まってるんだよ。
制限時間内に倒せなかったら、聖女が槍で刺されて傷付く事になるんだ 」
マオ:セロー
「 えっ………………………………マジで?? 」
霄囹:ゲンブ
「 マジだ。
危機感を煽って楽しんでもらおうと思ってるんだろうが──、確かに鬼畜かもな 」
マオ:セロー
「 運営って性格の悪い奴等が揃ってるのか? 」
霄囹:ゲンブ
「 《 セロッタ商会 》だって関わってるんだぞ。
文句ならセロフィートに言えよ 」
マオ:セロー
「 それは嫌だよ。
セロの姿でゲームしてるなんて、セロにバレたくないんだ 」
霄囹:ゲンブ
「 兎に角、第3関門を突破しないと聖女を救出する事は出来ないんだ。
僕とセローだけで頑張るぞ! 」
マオ:セロー
「 分かったよ。
無傷で助け出せないのは残念だけどな── 」
そんな訳で、いよいよ第3関門に突入だ!