⭕ MMQ真夏イベント 後半1
◎ 読者の皆さん、御早う御座います。
貴重な時間を使い作品を覗きに来てくださり有り難う御座います。
作中では8月下旬の内容ですが、9月下旬の投稿になっております。
◎ 今回もアウト対象になるかも知れない内容となっております。
勇気を出して少しだけ冒険してみました。
「 チュートリアル 」で力尽き「 前半 」は1話でしたが、「 後半 」は10話まで頑張りました。
CDも「 呪術廻戦 」から懐かしの「 ダンボール戦機 」に変えて心機一転、元気いっぱいノリノリのOPメドレーを聴きながら書かせて頂きました。
どんな曲を聴いて書いていたのか気になる読者さんは「 リトルブルーボックス 」で検索してください。
因みに私は「 アニメ版 ダンボール戦機シリーズ 」のOPしか知りません。
──*──*──*── 8月後半
──*──*──*── 仮想世界MMQ
霄囹:ゲンブ
「 セロー!
お前、後半に入ってから全然参加しないじゃないか!
何考えてるんだ! 」
マオ:セロー
「 ゲンブ…………本当で御免!
ゆっくりゲームを出来る時間が取れなくなったんだ…… 」
霄囹:ゲンブ
「 はぁ?
ふざけるなよ!
お前、ニートみたいなもんだろが!!
仕事で参加の出来ないエイツとは立場が違うんだぞ!! 」
マオ:セロー
「 ニート呼ばわりはムカッて来るけど──、分かってるよ…。
玄武さんの顔で怒らないでくれよな。
心が傷付くぅ!! 」
霄囹:ゲンブ
「 分かって無いだろが! 」
マオ:セロー
「 だってさ、毎週3回は必ず幻夢さん,玄武さん,弓弦さんの3人に誘われて出掛けないといけなくなったし、毎週1回は必ずキギナに引っ張り出されて連れ回されるし、毎週3回しか【 VWG・MMQ 】に[ ログイン ]出来なくなってるんだ。
オレの所為じゃないだろ 」
霄囹:ゲンブ
「 誘いなんて断れよ! 」
マオ:セロー
「 断れないよ!
誘ってくれたのに断ると幻夢さん,玄武さん,弓弦さんに悲しい顔されるし……。
キギナなんて癇癪を起こして宥めるのが大変なんだぞ! 」
霄囹:ゲンブ
「 …………何だって急に──。
真夏イベントは後半がメインだってのに! 」
マオ:セロー
「 御免な、シュンシュン…… 」
霄囹:ゲンブ
「 “ ゲンブ ” って呼べよ、馬鹿が── 」
マオ:セロー
「 玄武さんは人に向かって “ 馬鹿 ” なんて言わないぞ!
オレ達しか居ないんだし、良いじゃないか 」
霄囹:ゲンブ
「 はぁ……全く…………おちおちゲームも楽しめないとはな── 」
マオ:セロー
「 そうだ、後半の真夏イベントで仲間に加入したNGCを紹介してくれよ。
オレ、未だ会って無いからさ 」
霄囹:ゲンブ
「 あぁ、そうだったな。
僕等のパーティに加入したNGCはな── 」
取り敢えずゲンブと話し合いをした結果、仕事が多忙で[ ログイン ]の出来ないエイツの分まで2人で頑張る事になった。
NGCを入れたら3人で、だな!
クエストはNGCがメインで進んで行く内容になっている短篇クエストだ。
短篇クエストを幾つか達成すると中篇イベント,長篇イベントが発生して、上手く進めて行ければNGCの仲間が加入してくれる事になる。
ゲンブは1人でNGCと共に短篇クエストを幾つも達成してくれていた。
因みに中篇イベント,長篇イベントは未だ発生していないみたいだ。
陰陽師と魔導士ってのも変な組み合わせだと思う。
魔導士の名前はリ◯さん。
14歳にして天才美少女魔導士なんだとか。
趣味は “ 盗賊いぢめ ” で、小振りな胸が悩みらしい??
ゲンブ曰く有名なアニメで、原作文庫だと30冊は出ていて、漫画化もされていて、アニメ化よりも先に映画化もされていた人気作品で、主人公のリ◯さんの声を担当している声優さんも人気が有るらしい。
アニメ放送が終わって10年後にアニメ化された事で、原作文庫が再版されて発売されたり、ジュニア文庫版が発売されたり、再び漫画化,映画化されたりして何かと注目を浴びた作品でも有るんだとか。
それは兎も角、魔法ならオレが使えるのに、何で魔導士を選んだんだか……。
シュンシュンの事だから、声優さんで選らんだのかも知れない?
シュンシュンも一応はアニメ映画デビューしてるから、有り得ない事じゃ無いよな?
オレと違って、魔法で複数攻撃,全体攻撃が出来るから?
それとも、可愛い系の女の子だから??
まぁ、何にせよ、リーダーシップ力を持ってるのは会話をして判った。
何で周りを振り回す系の女の子ばっかりと縁が有るんだか……。
どうせなら【 北斗◯拳 】のリ◯さんみたいな大人しめで微笑んでくれてるだけで満点の女の子が良かったよな~~。
キギナで散々迷惑を被ってるから、自己主張が強くてゴーイングマイウェイでグイグイ来てイケイケな女の子が嫌いになりそうなんだ……。
そんなこんなで色々と有って、現在は中篇イベントの最中で、リ◯さんを中心で物語が進んでいる。
中篇イベントは前編,後編と分かれていていて、長篇イベントは前編,中編,後編と分かれているんだ。
どうやら現在の内容は中篇イベントの後編らしい。
オレは途中参加になるから、内容に付いていけてない。
まぁ、悪い奴等を倒せば良いだけなんだろうけど──。
ゲンブに事情を聞いてみたら、どうやら悪い魔導士の集団が村人達を操っているらしく、村人達には怪我を負わせずに城へ辿り着かないといけないらしい。
どんな鬼畜プレイだよ。
城に連れ去られた聖女様は磔にされていて、公開処刑をされる前に助け出さないといけないみたいだ。
城内に入ったら、公開処刑される迄の時間が出て、制限時間内に聖女様を助け出さないと、邪悪な魔竜族が復活して、短篇イベントはバッドエンドを迎えるらしい。
マジで鬼畜プレイだな!
何で運営側は制限時間を決めたりしたんだ?
案を出した奴と採用した奴を蹴り飛ばしてやりたい気分だ。
制限時間なんて設けない方が余裕を持って物語を楽しめる筈だ。
こちとらゲームにリアルなハラハラ感なんて求めて無いんだよぉ!!
それにしても、このリ◯・インバ◯スっていうNGCは、お喋りで仕切り屋だと思う。
話がサクサクと進むのは良いんだけど──、頼りになるから良いか。
会話が始まるとタイムストップ機能が能いて、時間が経過しない様になってるのは助かる。
ちょこちょこ会話を挟みながら城を目指して進む。
村人達を攻撃する事が出来ないから、睡眠魔法で眠らせながら先へ進む事になった。
冒険者に依って、目的の城へ辿り着く為の方法は違うと思うから、眠らせながら進む方が正解かは分からない。
ゲンブは睡眠効果の有る “ ねむボム ” っていう道具を村人に投げて眠らせている。
オレは睡眠魔法を単体に使って眠らせている。
リ◯さんは睡眠魔法を広範囲で使ってくれる。
何とか村人達を傷付けないで、目的の城へ辿り着く事が出来た。
第1関門は無事に突破する事が出来たから、忘れずに[ セーブ ]しておく。
いよいよ、第2関門か────。
霄囹:ゲンブ
「 此処から先に遭遇する兵士は倒して良いそうだ。
邪魔しに来る兵士共を蹴散らしながら、制限時間内に広場へ辿り着くぞ! 」
マオ:セロー
「 一々相手にしたくないな……。
何か良い方法は無いのかな? 」
霄囹:ゲンブ
「 [ セーブ ]はしてある。
時間内に辿り着けなければ[ ロード ]すれば良いさ 」
マオ:セロー
「 [ ロード ]かぁ。
その度に手持ちの財産が消えてくんだよな~~ 」
そうなんだ!
ムカつく事に[ ロード ]はタダでは出来ない事になっているんだ。
[ イベントを進めますか? ][ ロードしますか? ]の2択で[ ロード ]を選ぶ度に1人1万Esを没収されるんだ!!
今は3人だから3万Esを没収される事になるんだよな。
マジで意地悪な鬼畜プレイだと思う!!
◎ 訂正しました。
時間内に ─→ 時間内に
制限時間内に ─→ 制限時間内に
兵士共を ─→ 兵士共を