⭕ 少年陰陽師★平安幻想異聞録 4
訓練場で素早さ上昇,命中力上昇,回避力上昇の呪符を作り終えた。
法術から転移陣を選んで、売店へ転移する。
売店へ入ったらステータス画面に切り替えて[ セーブ ]をした。
マオ
「 よし!
これで心置き無く〔 スリ 〕が出来るぞ!
でもさ、どのタイミングで呪符を使ったら良いんだ? 」
セロフィート
「 [ 御客 ]を選び、〔 スリ 〕が出ている状態にして、〔 スリ 〕を選んでください 」
マオ
「 分かった 」
素直にセロの言う通りにする。
マオ
「 セロ、次は?
“〔 スリ 〕は出来ません ” って出るけど… 」
セロフィート
「 そのままの状態でステータス画面に切り替え、呪符を使い一時的に能力を上げます。
ネガティブな曲が消えて〔 スリ 〕が可能になります 」
マオ
「 なんか裏技っぽいな?
兎に角やってみるよ 」
と言うわけで、オレはセロの助言通りに2種類の呪符を使った。
ステータス画面を消すと、確かに残念そうな曲が消えて、[ スリ ]〔 実行 〕〔 思い止まる 〕の2択が出た。
最後の念押しかよ?
マオ
「 思い止まる…。
や…やっぱりさ……、幾らゲームでも〔 スリ 〕は駄目だよな?? 」
セロフィート
「 〔 スリ 〕が成功すると通常では入手の出来ない貴重なアイテムを入手する事が出来ます。
持っていないと後々のイベントで苦労します 」
マオ
「 マジかよ?!
イベントに必要なアイテムを〔 スリ 〕で入手しないといけないって、鬼畜!! 」
オレは〔 実行 〕を選ぶ。
〔 ファイナルアンサー? 〕〔 やっぱり止める 〕の2択が出る。
どゆことだよ!?
マオ
「 何の為の念押しだよ… 」
セロフィート
「 マオ、〔 ファイナルアンサー? 〕を選んでください 」
マオ
「 お、おぅ… 」
半信半疑で〔 ファイナルアンサー? 〕を選ぶ。
画面が切り替わり、「〔 スリ 〕を実行します 」の文字が出た後に「 Bボタンを高速連打してください 」の文字が出た。
マオ
「 高速連打?!
何それぇ!? 」
セロフィート
「 裏技を使ったペナルティです。
30秒、Bボタンを連打しないと〔 スリ 〕は成功しません 」
マオ
「 鬼畜ぅ~~!! 」
オレは30秒間ひたすらBボタンを連打した。
親指が痛ぇ!!
セロフィート
「 連打に失敗すると〔 続行 〕〔 中止 〕が出ます。
成功する迄〔 続行 〕してください。
成功させなければ、使った呪符が無駄になります 」
マオ
「 酷いペナルティだな!
簡単に〔 スリ 〕が出来ると思ったのにぃ!!
完全に想像と違ったぁぁぁぁ!! 」
セロフィート
「 裏技とは “ ズルをする ” という行為を正当化したものです。
相応の対価が課せられるものです 」
マオ
「 たかがゲームだろぉ!
罰みたいな対価を課すなよぉ!
マオキノぉ~~、助けに来てぇ~~~~!! 」
セロフィート
「 マオ……。
マオキノに助けを求めるとは情けないです。
“ たかがゲーム ” なのでしょう?
自力で〔 スリ 〕を成功させてください 」
マオ
「 セロのドS鬼畜生っ!! 」
セロフィート
「 連打を失敗し続けるマオ。
面白いです♪ 」
結局、マオキノが助けに来てくれる事は無く、オレは〔 スリ 〕を成功させる為に1人でひたすらBボタンを連打しまくった。
そして1時間後に漸く1回目の〔 スリ 〕を成功させる事が出来た。
達成感があるけど、疲労感の方が半端ない…。
マオ
「 疲れたぁ~~~~!!
連打しまくったから親指がプルプルしてるよ… 」
セロフィート
「 [ セーブ ]をしたら残りの5人からも〔 スリ 〕ましょう 」
マオ
「 ………………未だ5人も居るのかよ… 」
後5回も繰り返さないといけないとか、マジでウンザリだ…。
絶対に現実で〔 スリ 〕なんてしないぞ!!
〔 スリ 〕駄目、絶対!!
何とか残りの5人からも〔 スリ 〕して成功させた。
戦利品を6つゲットした。
忘れず[ セーブ ]しとく。
マオ
「 ふぅ……。
何とか連打のコツを掴めて良かった! 」
セロフィート
「 マオ、お疲れ様です。
次は〔 万引き 〕に挑戦しましょう 」
マオ
「 しないと駄目なのか? 」
セロフィート
「 現実では出来ない〔 万引き 〕をゲームを通して体験する事が出来ます。
これこそゲームの醍醐味です。
ゲーム内の〔 万引き 〕ですし、逮捕されません。
安心してください 」
マオ
「 まぁ……確かに現実で出来ない事を堂々と出来るのは、ゲームならではの醍醐味とは思うけど〔 万引き 〕はなぁ…… 」
幾らゲームでも気が進まない。
「 〔 スリ 〕迄しといて今更なんですか 」なんてセロに言われて、オレは意を決して〔 万引き 〕に手を染める決意をした。
“ 仕方無く ” だからな!!
[ 店員 ]に対しての〔 会話 〕〔 雑談 〕も既に終わっているから〔 買い物 〕を選ぶ。
〔 買い物 〕を選ぶと画面が出て来て、売り出されている商品名と値段が出る。
セロフィート
「 マオ、材料を補充しましょう 」
マオ
「 そだな… 」
呪符作りで減った消耗品を選んだら、方向キーを押して個数を変えて99個になるようにした。
やっぱり合計金額が篦棒な額になった。
〔 確認 〕〔 購入 〕〔 中止 〕〔 万引き 〕の4択が出る。
今度は〔 万引き 〕を選ぶんだよな……。
こんなに沢山の商品を一体全体どうやって〔 万引き 〕するんだかな?
流石、ファンタジー要素の強いゲームだ。
未だ抵抗があるけど──、勇気を出して〔 万引き 〕を選ぶ。
デッデぇ~~ンと音が出る。
画面に「 〔 度胸 〕〔 手先の器用さ 〕が足りません。一定数まで上げないと〔 万引き 〕は出来ません 」と文字が出た。
マオ
「 此処でステータス画面に切り替えて、3種類の呪符を使うんだったな… 」
呪符を使って能力を上げる。
ステータス画面を消すと、残念そうな曲が消えて、[ 万引き ]〔 実行 〕〔 思い止まる 〕の2択が出た。
〔 スリ 〕と同じぃ~~。
オレは迷わず〔 実行 〕を選ぶ。
〔 ファイナルアンサー? 〕〔 やっぱり止める 〕の2択が出る。
迷わず〔 ファイナルアンサー? 〕を選ぶ。
画面が切り替わり、「〔 万引き 〕を実行します 」の文字が出た後、「 AボタンとBボタンを同時に高速連打してください 」の文字が出た。
マオ
「 はっ??
ABを同時に高速連打?!
何それぇ!? 」
セロフィート
「 20秒、AボタンとBボタンを同時連打しないと〔 万引き 〕は成功しません 」
マオ
「 〔 スリ 〕より鬼畜度が上がってるぅ~~!!
酷ぇ、ペナルティだぁ!! 」
オレは20秒間ひたすらAボタンとBボタンを同時連打した。
指が痛くて骨折しそう!!
セロフィート
「 連打に失敗すると〔 続行 〕〔 中止 〕が出ます。
成功する迄〔 続行 〕してください。
成功させなければ、使った呪符が無駄になります 」
マオ
「 ゲームなんだから楽に〔 万引き 〕ぐらいさせろぉ!! 」
セロフィート
「 ペナルティがあってこそ、ゲームをより楽しむ事が出来ます。
ペナルティは云わば、スパイスです。
隠し味だと思ってください 」
マオ
「 ゲームにスパイスも隠し味も要らないだろが!! 」
セロフィート
「 そうです?
では開発者側の “ 純粋な遊び心 ” だと思ってください♪ 」
マオ
「 何処に純粋さがあるんだよ!
どう見ても悪意の塊だろぉ!! 」
セロフィート
「 マオ、口より手を動かしましょう 」
マオ
「 理不尽っ!!
マオキノぉ~~~~ヘルプぅ~~~~!! 」
セロフィート
「 マオ、マオキノに頼らないでください。
ズルは駄目です 」
マオ
「 鬼畜ぅ~~!! 」
慣れない2つのボタンの同時高速連打に悪戦苦闘しながらも何とか〔 万引き 〕を成功させる事が出来た。
BKで精算せず、大量の商品を〔 万引き 〕してしまった……。
達成感はある。
だけど、代わりに大事な “ 何か ” を失ってしまった気がするのは何故だろう??
本当に〔 万引き 〕して良かったのかな??
セロフィート
「 マオ、[ セーブ ]を忘れないでください 」
マオ
「 そだな。
折角のデータが消えたら困るもんな! 」
オレは直ぐステータス画面に切り替えて、[ セーブ ]をした。
セロに助言されて[ セーブ ]を2つ増やした。
マオ
「 次は何処に行ったら良いんだろう? 」
セロフィート
「 売店を出ると次の目的地を教えてくれます 」
マオ
「 売店での用事は全部済んだよな?
出よう 」
売店から出るとシュンシュンから「 資料室へ行くか 」と台詞が出る。
画面がドット絵に切り替わる。
地図を見ながらシュンシュンを資料室へ動かした。




