表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
237/424

✒ NEWフレンド 4


──*──*──*── 防具屋


マオ:セロー

「 エイツさん、ます? 」


エイツ

「 セロー!

  どうしたの?

  随分と早く戻ってたね 」


マオ:セロー

「 噴水広場でギルドメンバーと会えたので、エイツさんに紹介したくて戻ってました 」


エイツ

「 えっ?

  それでわざ(わざ)── 」


マオ:セロー

「 はい♪

  紹介します。

  ワタシとともに〈 サムシンググレート 〉を立ち上げた、ゲンブさんです 」


霄囹:ゲンブ

「 お前が “ 妖精き ” のエイツ──か。

  われ召喚士サモナーのゲンブだ 」


エイツ

「 は…初めまして(////)

  僕は──エイツ・クロード・エンデミンです。

  “ エイツ ” と呼んでください(////)」


霄囹:ゲンブ

「 エイツ・クロード・エンデミン──。

  長い名前だな。

  中二病とやらをわずらっているのか? 」


マオ:セロー

「 ちょっ──、ゲンブさん!

  エイツさんに失礼です 」


エイツ・クロード・エンデミン

「 あ~~と…………最初は “ エイツ・クロード ” だったんだけど…………妖精王(虹属性の精霊王)と契約をしたら、“ エンデミン ” が付いちゃって……。

  つがい契約で夫婦になっちゃったみたいで………… 」


霄囹:ゲンブ

「 妖精王とつがい契約か──。

  さすユニーククエストだな。

  妖精王はわばUECユニークエクストラキャラクターという訳か── 」


マオ:セロー

UECユニークエクストラキャラクターです? 」


霄囹:ゲンブ

ユニーククエストに登場するキャラクターは──、UKCユニーククエストキャラクターUCユニークキャラクターUECユニークエクストラキャラクターの3種類だ。

  レアなのはわずと知れたUECユニークエクストラキャラクターだな。

  本来、UECユニークエクストラキャラクターは戦闘で勝利し、倒さなければ仲間にならない設定の筈だ。

  だが──、エイツの場合はか “ つがい契約 ” により妖精王と夫婦となっている。

  かぬうちに特殊な隠しシナリオを攻略したのだろうな。

  たいした冒険者プレイヤーだ 」


エイツ・クロード・エンデミン

「 特殊な隠しシナリオ……。

  そんな隠しシナリオなんてあったかな?? 」


霄囹:ゲンブ

なんにせよ、エイツさえければ〈 サムシンググレート 〉のギルドメンバーとして受けれてもいぞ。

  無神経で心無い冒険者プレイヤー達からのいやがらせも減らせるだろう 」


エイツ・クロード・エンデミン

「 えっ?!

  セローとゲンブさんのギルドに加入してもいんですか??

  ………………でも、僕は “ 妖精き ” なんですよ?

  ギルドに加入したら……きっと……ううん、絶対に迷惑を掛けてしまいます!! 」


霄囹:ゲンブ

「 気にするな。

  別にメンバーを増やす為にギルドを立ち上げた訳では無いからな。

  土地を買って拠点を建てるつもりもない。

  ギルドを立ち上げたのはエクストラモンスター使役する為だ 」


エイツ・クロード・エンデミン

「 えっ?

 えく……えっ…………?? 」


マオ:セロー

「 ゲンブさん、エクストラモンスターとはなんです?

  初めて聞きますけど── 」


霄囹:ゲンブ

「 ギルドランクを上げるとエクストラダンジョン 挑戦チャレンジ出来るようになる。

  エクストラダンジョンにはLVレベル500以上,ランク4 ~5のエクストラモンスターが出現する。

  ギルドランクを上げるには《 冒険者斡旋所 》で受ける依頼のすべてを個人ではなく、ギルドめいを出して受け、達成,解決させる必要がる。

  ギルドめいで受けた依頼を1人で達成,解決させても問題は無い。

  《 酒場 》で受けるクエストは個人向けの為、ギルドめいでは受けられない。

  上がるのは冒険者ランクだけだが、複数でクリアしても問題は無い 」


マオ:セロー

「 “ 依頼 ” と “ クエスト ” は違うのですね。

  知りませんでした 」


霄囹:ゲンブ

「 知っておけ。

  われは無闇にメンバーを増やす気はない。

  エイツが加入しても迷惑とは思わぬから安心しろ。

  むしろ、加入希望者にけてもらえるなら此方こちらとしてはがたい限りだ 」


エイツ・クロード・エンデミン

「 僕が……お役に立てるのは嬉しいです(////)

  ギルドに加入させて頂いてもいですか? 」


マオ:セロー

「 勿論です 」


霄囹:ゲンブ

「 手続きを済ませるぞ 」


 という訳で──、エイツと友達フレンド登録しているオレ(セロー)がその場でエイツのステータス画面へ “ ギルド招待メール ” を送信する。

 エイツはぐに “ ギルド招待メール ” をけて “ ギルド加入メール ” をオレ(セロー)のステータス画面に返信してくれた。

 エイツが返信してくれたメールをオレ(セロー)友達フレンド登録しているゲンブと共有する。

  ゲンブがエイツの〈 サムシンググレート 〉ヘ加入した報告メールを運営へ送信して、手続きを済ませてくれた。


 運営からメールを受信した報告はないけど、晴れてエイツは〈 サムシンググレート 〉のメンバーに加わる事が出来た。

 エイツが加わってくれた事で、ギルドメンバーが3めいになった!!


霄囹:ゲンブ

「 改めて、今から宜しくな、エイツ 」


マオ:セロー

「 改めて宜しく御願いします、エイツさん 」


エイツ・クロード・エンデミン

此方こちらこそ、宜しく御願いします(////)」


霄囹:ゲンブ

われの事も “ ゲンブ ” と呼び捨てで構わない。

 たがいにかしこまった話し方は迄にして、で話すとしよう 」


エイツ・クロード・エンデミン

「 ……………………で?? 」


霄囹:ゲンブ

げんのは思った以上に疲れるんだ。

  タメぐちいからな! 」


マオ:セロー

「 大賛成ぇ~~♥

  やっぱり、シュンシュンも疲れるんだな~~♪ 」


霄囹:ゲンブ

「 嬉しそうな顔で言うな!

  『 シュンシュンはめろ 』って言ってるだろ。

  なんも言わせるんじゃない! 」


マオ:セロー

「 御免って!

  そう怒るなよ 」


エイツ・クロード・エンデミン

「 …………………………………………………えぇっ??

  口調が変わった!? 」


マオ:セロー

「 あ~~と…………御免な、エイツ。

  此方こっちなんだ。

  今迄はセロの口調をて喋ってただけなんだ(////)」


エイツ・クロード・エンデミン

「 容姿に似合わず声が若くて幼いと思ってはいたけど…… 」


マオ:セロー

「 御互いメンバーになった事だし、エイツも気楽にで話してくれていよ 」


エイツ・クロード・エンデミン

「 あはは…………。

  僕は──、自称以外はだから大丈夫だよ。

  がとう(////)」


霄囹:ゲンブ

「 そうなんだな。

  現実リアルでも男装は出来るだろ? 」


エイツ・クロード・エンデミン

「 あ~~と……………………立場上、出来なんだよね……。

  ははは…… 」


マオ:セロー

「 【 バーチャル(仮想)ワールド(世界)ゲームMMQマジカルモンスタークラエント 】っていよな。

  好きな容姿を細かくキャラメイクが出来るんだからさ!

  オレは現実リアルでは身長が低いから、こう身長を堪能が出来て嬉しいんだ♥ 」


エイツ・クロード・エンデミン

「 へぇ、セローは身長が低いの?

  僕は現実リアルと同じ身長に設定してるよ。

  目線が高いと変な感じがするから(////)」


霄囹:ゲンブ

「 セローは150センチメートルだもんな! 」


マオ:セロー

「 シュンシュンだって同じ高さだろ! 」


霄囹:ゲンブ

「 僕は優しいからな。

  セローに合わせてるんじゃないか。

  感謝しろぉ~~ 」


エイツ・クロード・エンデミン

「 2人は仲がいんだね 」


霄囹:ゲンブ

「 兄弟だからな 」


エイツ・クロード・エンデミン

「 きょうだい?? 」


霄囹:ゲンブ

「 僕は異母兄弟だ。

  いまどき珍しい7人兄弟だぞ 」


エイツ・クロード・エンデミン

「 …………………………異母兄弟が7人??

  7人とも母親が違うって事?? 」


マオ:セロー

「 まぁ、そうなるかな…… 」


 忘れがちだけど、そういう設定で生活してるんだったな。


マオ:セロー

「 父親はすでに他界してるから、オレ達は長男と暮らしてるんだ。

  長男が保護者って感じかな 」


エイツ・クロード・エンデミン

「 へぇ………………なか(なか)複雑そうな家庭なのかな…… 」


マオ:セロー

「 そんな事は無いよ。

  みんな仲良いし。

  唯一の家庭持ちが4なんだけど、けんで暮らしてるんだ。

  長男はけんで本屋を経営してるよ。

  次男は弓道家,3なんは占い師,5なんは囲碁 きがこうじて全国を飛び回ってるよ。

  6なんなんのオレは長男の本屋を手伝ってるし、7なんのゲンブはオカルト関連の事務所で働いてるんだ 」


エイツ・クロード・エンデミン

「 へぇ、みんな職業が違うんだね 」


霄囹:ゲンブ

「 4なん以外は全員、同じ自宅がよいさ。

  顔を会わせるときなんかほとんど無いけど、みんな囲碁をするからLINEラインで連絡し合ってるんだ。

  スマホ(スマートフォン)は便利だよな 」


エイツ・クロード・エンデミン

LINEラインしてるんだね。

 兄弟なかくてうらやましいよ 」


マオ:セロー

「 エイツにも兄弟がるんだ?

  てるな! 」


 生まれた順番から行けば、セロ,オレ,げんさん,シュンシュン,げんさん,ウーインさん,づるさんの順番になるんだけど、今回の家族設定はまえもってシュンシュンと相談して、オレとシュンシュンを順番を変えている。

 今回の家族設定は、セロ,幻夢さん,玄武さん,ウーインさん,弓弦さん,オレ,シュンシュンにして、母親違いの兄貴が5人もるって事にしたんだ。

 全員が独身なのは──不自然かも知れないから、既婚者のウーインさんをれて母親違いの7人兄弟にしてみた。

 父親が1人で母親が7人もるって、どんなカオスだよ……。


 幻夢さん,シュンシュン,玄武さん,ウーインさん,弓弦さんの故郷では、貴族のいっさいは普通の事らしいし、オレの故郷(エルゼシア大陸)でも国王は妻をなんにんでも持ってるから対して違和感は無いんだけど──、≪ にっぽんこく ≫はいっいっさいが当たり前だから、エイツには不思議に思われたかも知れない。


 “ 複雑な家庭 ” って思われちゃったみたいだしな~~。

 う~~ん、もしかして設定を間違えたかな??

 異母が7人よりも4人か3人にしとけばかったかも??


霄囹:ゲンブ

「 エイツ、防具のオーダーメイドは済んだのか? 」


エイツ・クロード・エンデミン

「 あ、うん。

  セローが素材を出してくれたから無事に済んだよ。

  出来上がったら通知がるみたいだね 」


霄囹:ゲンブ

「 そうか。

  専用オーダーメイドの防具が完成したら、素材を出してやるから好きにカスタマイズしろよ 」


エイツ・クロード・エンデミン

「 えっ?!

  オーダーメイドで作った防具ってカスタマイズが出来るの?

  初めて聞いたけど…… 」


霄囹:ゲンブ

「 特殊な素材を使えばカスタマイズを出来るんだ。

  武器も装飾具アクセサリーもカスタマイズが出来るから──。

  この際だ。

  ついでに武器と装飾具アクセサリーもオーダーメイドで作れ 」


エイツ・クロード・エンデミン

「 ええっ?!

  いくらなんでも、そんなの悪いよ! 」


霄囹:ゲンブ

「 僕もセローも装備品なんて買わないし、カスタマイズもしない。

  貯まるだけで使う事が無いんだ。

  先の事をえたら余裕の有るときにこそ、装備をばんぜんそなえておくもんだろ。

  エイツの武器は剣だよな?

  たしか《 セントクリファードの追憶 》のクエストをクリアすると報酬として “ 精霊王の剣 ” をゲット出来た筈だ。

  モンスターのLVレベルもランクも高いから装備を整える必要が有る。

  《 武器 》と《 装飾屋 》にも行くぞ!

  その前にでオーダーメイドのブーツも作って貰え 」


エイツ・クロード・エンデミン

「 ええっ?!

  ブーツ迄?!

  ……………………………………がとう(////)」


霄囹:ゲンブ

「 《 セントクリファードの追憶 》のクエストを受けるには、冒険者ランクビィになる必要が有るから、ずは個人でランク上げを頑張れ。

  僕はモンスター集めに忙しいから、セローに手伝って貰えよ。

  セロー、素材を出し合うぞ。

  折角だから最高の素材でブーツを作らないとな! 」


マオ:セロー

「 持ってても使わないから、売るしか無いもんな。

  エイツの役に立てるなら大歓迎だよ! 」


エイツ・クロード・エンデミン

「 ……………………僕なんかの為にほんとうがとう(////)」


マオ:セロー

「 泣くなよ、エイツ! 」


霄囹:ゲンブ

「 そうだぞ。

  【 バーチャル(仮想)ワールド(世界)ゲームMMQマジカルモンスタークラエント 】のサービスが終了する迄、エイツは〈 サムシンググレート 〉のメンバーだからな。

  しっかりギルドランクを上げる事に貢献しろよ!

  此は未来への投資なんだからな! 」


エイツ・クロード・エンデミン

「 うん。

  僕に出来る範囲で貢献するよ 」


霄囹:ゲンブ

く言った!」


 とまぁ、ゲンブの大奮発でエイツ専用のブーツ,武器,装飾具アクセサリーすべてオーダーメイドで作る事になった。

 完成したら、更にエイツに合わせてカスタマイズする事にもなった。

 新メンバーが加入して、ゲンブも嬉しいのかも知れないな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ