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✒ 冒険者斡旋所


──*──*──*── 冒険者斡旋所


マオ:セロー

「 ふぅん…………伝言板に貼られているのですね。

  伝言板は3種類ですか── 」


霄囹:ゲンブ

「 パーティ希望の依頼を掲示する伝言板,非戦闘依頼を掲示する伝言板,戦闘依頼を掲示する伝言板に分けられているぞ。

  伝言板の上に依頼を受けれる冒険者ランクが掛けられているだろう。

  あれを目安に自分のたけに合う依頼を探す事になっている 」


マオ:セロー

「 ふぅん…………どうせなら戦闘依頼を受けましょう、ゲンブ 」


霄囹:ゲンブ

「 そうだな。

  われもモンスターを使役し、式神を増やしたいからな 」


マオ:セロー

「 ゲンブ──、ダンジョン攻略の依頼も有ります。

  ダンジョン攻略はどうでしょう 」


霄囹:ゲンブ

「 いや、無理だな。

  冒険者ランクジィでは資格が無い為、《 ダンジョン 》にははいれぬな。

  ダンジョン攻略を出来るのは冒険者ランクビィからだ。

  ダンジョン攻略をしたいなら冒険者ランクを上げる必要が有る 」


マオ:セロー

「 そうなのですね。

  では張り切って冒険者ランクを上げるとしましょう 」


 ワタシはゲンブとともに──おっと、いけない。

 セロは “ ()() ” を付けて呼ぶんだったな。

 ワタシはゲンブさんとともに伝言板に貼られている依頼書をぶっしょくするのでした。


 ────なんちゃって★


マオ:セロー

「 う~~ん……。

  シュンシュン、この暗号をく依頼だけど、報酬がべらぼうに高いよな。

  金貨20枚だってさ!

  此ってどうだ? 」


霄囹:ゲンブ

まったく……。

  セローはぐに素が出るのだな 」


マオ:セロー

「 うぐぅ…………。

  仕方無いでしょう。

  常に敬語で話すのは不慣れなのです 」


霄囹:ゲンブ

「 新しく現れた《 ダンジョン 》にはいる為に必要な暗号だな。

  ずは暗号を解読する必要が有る 」


マオ:セロー

「 ゲンブさんは暗号をけますか? 」


霄囹:ゲンブ

われけると思うのか? 」


マオ:セロー

「 ………………金貨20枚は諦めるしか無いですね 」


霄囹:ゲンブ

「 敬称の付け忘れにいたのだな 」


マオ:セロー

「 笑わないでください。

  ジィランクの冒険者が受けれる戦闘依頼は── 」


霄囹:ゲンブ

「 そうだな──。

  手始めに此はどうだ?

  芋虫を捕獲する依頼だ 」


マオ:セロー

「 い゛…芋虫ぃ~~~~!?

  マジかよ……。

  あのブヨブヨしてる芋虫かよぉ~~! 」


霄囹:ゲンブ

なんだ、セローはなめくじだけではなく芋虫も苦手なのか?

  普通の芋虫ではないぞ。

  この芋虫はモンスターだからな。

  ポケ◯トモンスターで言うならば、キ◯タピー,ビ◯ドル,コフ◯ムシあたりだろうな 」


マオ:セロー

「 ポケ◯トモンスターを例えに出すなよぉ~~。

  オレはキ◯タピーもビ◯ドルもコフ◯ムシも知らないんだからな! 」


霄囹:ゲンブ

「 口調が戻っているぞ。

  芋虫は──取り付け前のエアコンほどの大きさをした昆虫がたモンスターらしぞ 」


マオ:セロー

「 はぁ?!

  エアコン並みってデカくないか!?

  どうやって捕獲するんだよ?! 」


霄囹:ゲンブ

「 詳しい内容は依頼を受理してもらってからだ。

  詳細が書かれた依頼書を受け取れるようになっているからな 」


マオ:セロー

「 う゛へぇ~~~~。

  今回の武器は弓矢にしようかな……。

  芋虫にはちかきたくないし…… 」


 伝言板に貼られている依頼書を1枚がしてシュンシュン──じゃなくて、ゲンブさんと一緒に受け付けカウンターへ向かって歩くのでした。


 ────もう、セロの口調で話すのめようかな……。

 オレがセロのを続けるのはむずかしいって実感したしな。


──*──*──*── 受け付けカウンター


受付人

「 ようこそ御越しくださいました。

  どのような御用件で御座いましょうか 」


霄囹:ゲンブ

「 うむ。

  この依頼を受けたいのだ。

  受理してもらいたい。

  ギルド登録も頼みたいのだが── 」


受付人

かしこまりました。

  では先にギルド登録をさせて頂きます。

  パーティメンバーのメインは、ゲンブ様とセロー様で御間違い御座いませんか 」


霄囹:ゲンブ

「 うむ、大丈夫だ。

  セロー、ギルドの名前を決めてくれるか 」


マオ:セロー

「 ん?

  ギルドの名前か?

  いぞ!

  じゃあ──サムシンググレートで! 」


霄囹:ゲンブ

「 セロフィートにのを完全に諦めたみたいだな 」


マオ:セロー

「 エヘヘ…… 」


霄囹:ゲンブ

「 ギルドは “ サムシンググレート ” で頼む 」


受付人

かしこまりました。

  ギルドめいサムシンググレート ” で登録させて頂きます。

  では引き続き依頼の受理を致します。

  ──御待たせ致しました。

  依頼の受理が済みました。

  此方こちらが依頼内容が詳細に明記されている依頼書となります 」


霄囹:ゲンブ

「 うむ。

  セロー、ずは《 奴隷商 》へ行くぞ 」


マオ:セロー

「 分かった。

  《 奴隷商 》か。

  一寸ちょっと楽しみだな 」


 中身がシュンシュンのゲンブと一緒に《 冒険者斡旋所 》を出ると、《 奴隷商 》を目指してまちなかを歩く。


マオ:セロー

「 シュンシュン、奴隷ドンクラには人間の奴隷ドンクラるのかな? 」


霄囹:ゲンブ

「 いや、人間の奴隷ドンクラは登場しないな。

  人間が人間の奴隷ドンクラしたがえてもファンタジーっぽさを感じないだろ。

  奴隷ドンクラは亜人種ばかりだぞ。

  亜人種が奴隷ドンクラの方がファンタジーっぽいだろ? 」


マオ:セロー

たしかにそうだな。

  折角のファンタジーゲームなんだし、人間を奴隷ドンクラにしても詰まんないよな? 」


 あははっ──。

 シュンシュンも素の口調に戻っちゃってるぞ 。

 やっぱ、無理してやくづくりしないで素のままバーチャル(仮想)ワールド(世界)を楽しんだ方がいよな?

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