⭕ ヴァンプルの宴 7
◎ 読者の皆さん、御早う御座います。
朝早い時間に覗きに来てくださって有り難う御座います。
昨日は77PVも有り難う御座いました。
次の投稿は5月になるかも知れませんが、投稿を出来るようにタブレットへの打ち込み頑張ります。
──*──*──*── 5つ星ホテル
──*──*──*── 宿泊室
マオ
「 わぁ~~!!
夜景が綺麗だな、セロぉ♥
まさに絶景だよ!!
動いてる光が川みたいに見える!!
目が覚めちゃう程にテンションが上がっちゃうな~~(////)」
セロフィート
「 マオに喜んでもらえて嬉しいです。
最高級,最上質の宿泊室を用意させた甲斐があります 」
マオ
「 えっ?!
5つ星ホテルで1番良い部屋なのか? 」
セロフィート
「 当然です。
マオと特別な夜を過ごすのです。
財は惜しみません 」
マオ
「 セロ(////)
オレの為に有り難な(////)
──オレにとってはセロが居てくれるなら毎夜が特別だからな! 」
セロフィート
「 マオ……。
嬉しい事を言ってくれますね。
浴室で一緒に洗いっこしましょう 」
マオ
「 えっ?!
一緒に入ってくれるのか?? 」
セロフィート
「 当然でしょう。
今夜はデートの延長戦ですし。
久し振りに2人きりで湯槽に浸かりましょう 」
マオ
「 お、おぅ…(////)」
まさか、セロと一緒に入浴が出来るなんて!!
嬉しいっ♥♥♥
すっかり御無沙汰だったもんな~~。
最後にセロと身体を洗いっこしたのは何時だったかな~~。
マオ
「 良い湯だったなぁ~~♪♪
ジャグジーも最高ぉだったぁ~~~~♪♪♪ 」
セロフィート
「 ふふふ…。
マオはジャグジーが好きですね 」
マオ
「 だって気持ち良いからな♥
薔薇の浮いてる風呂なんて久々に入ったよな! 」
オレはベッドをソファー代わりにして座っている。
子供みたいに両足をバタバタとさせてみたりして──。
オレの濡れた髪をセロが古代魔法を使って乾かしてくれている。
バスローブ姿のセロは相変わらず安定した破壊力を解き放っている。
セロフィート
「 特別な夜に入る特別な入浴です。
新鮮で旬な薔薇を用意させました。
気に入ってくれて嬉しいです 」
マオ
「 仄かに薔薇の香りがするな。
お湯に浮かばせたら蕾が開いて開花するなんて手が込んでたよ。
色んな色の薔薇が湯槽に浮かんでて綺麗だったし、セロに似合ってたよ!
逆上せて鼻血が出そうだった(////)」
セロフィート
「 ふふふ…。
人間を止めたマオから鼻血は出ませんよ 」
マオ
「 それだけセロが “ 魅力的だった ” って事だよ! 」
セロフィート
「 マオ──、乾きました 」
マオ
「 有り難な、セロ。
耳元で囁くの禁止な(////)」
セロフィート
「 マオ──、今夜は寝かせませんけど起きてられます? 」
マオ
「 映画館で十分に寝てたし、起きてられると思う!
今度こそは途中で寝たりはしないぞ! 」
セロフィート
「 頼もしいです。
上映前のCM中に寝落ちしていたマオとは別人みたいです 」
マオ
「 言うなよ(////)
オレだってまさかCM中に寝ちゃうなんて思わなかったんだ(////)」
セロフィート
「 さて、今夜はどっちが “ オオカミさん ” になります? 」
マオ
「 …………セロで良い(////)」
セロフィート
「 分かりました。
今夜はワタシが “ オオカミさん ” になるとしましょう。
ワタシだけの愛しく可愛いマオ── 」
セロは後ろからオレを抱きしめてくれる。
背中に押し付けられる様にセロの胸板を感じる。
オレは今、愛しいセロの腕に包み込まれているんだ♥♥♥
心地好い優しい声色で耳元に囁かれると顔が赤くなって暑い(////)
セロの手がオレの脹ら脛や太股を優しく撫でて来る。
首に柔らかい唇を当てられて、此また優しく啄まれる。
久し振りだから恥ずかしいな(////)
ベッドの上でセロに仰向けにされたオレの視界には洒落た天井が見える。
オレの左手はセロの大きな右手に絡められていて、恋人繋ぎの状態だ。
女性の手よりも綺麗で大きなセロの左手は、オレの右頬を優しく撫でてくれている。
バスローブをはだけさせたけしからん “ お約束 ” な姿のセロが、優しく微笑みながらオレを見詰めている。
勘違いさせる気満々じゃないかよ!(////)
オレは今からセロと『 いいこと 』を朝までコースで──(////)
セロフィート
「 マオ──、今から朝まで励みましょう 」
マオ
「 励まれ過ぎても困るんだけどな!(////)
………………御手柔らかに──な? 」
セロフィート
「 それはマオ次第です♪
ワタシに可愛いマオを夜通し見せてください 」
マオ
「 夜通しぃ?!
手加減してくれよ!! 」
セロフィート
「 嫌で~~す♪
先ずはじっくりと愛撫から始めましょう 」
マオ
「 い…言うなよ(////)」
微笑むセロの美顔がゆっくりと近付いて来る。
キスの距離だ──(////)
オレは無意識に両目を閉じてしまった!
だって、眼福過ぎて心臓に悪いからだ!!
オレの心臓はセロの中で元気に生きてるんだけどな~~~~。
セロフィート
「 ──おやすみ、マオ。
朝まで楽しい夢を見てください。
──マオキノ、居ますね 」
マオキノ
「 はいですエリ 」
マオとセロフィートしか居ない筈の宿泊室から、マオの御世話係りであるマオキノが、シュビッと素早く現れた。
マオが起きていたら「 何で居るんだ!? 」と驚いた事だろう。
セロフィート
「 マオキノは室内でマオの監視を──。
ドアの前に分身体を配置し、他者による室内への侵入を防ぎなさい 」
マオキノ
「 畏まりましたエリ!
マオ様の事はボクが命に変えても全力で御守護りし致しますエリ! 」
セロフィート
「 宜しい。
仮にマオが起きても室内から出さぬ様に努めなさい。
聞き入れず大人しくしないならば、朝まで気絶させても構いません 」
マオキノ
「 畏まりましたエリ!
ワンパンで気絶させますエリ 」
セロフィート
「 セノコン、居ますね 」
セノコン
「 はいですエリ 」
マオとセロフィートしか居ない筈の宿泊室から、セロフィートの御世話係りであるセノコンが、シュビビッと素早く現れた。
マオが起きていたら「 だから、何で居るんだ!? 」と驚いた事だろう。
セロフィート
「 お前はキノコン達を率い、吸血鬼のアジトを陥落させなさい。
誘拐された未成年の吸血鬼達を保護します 」
セノコン
「 畏まりましたエリ 」
セロフィート
「 あまりにも反抗的な吸血鬼は喰べても構いません。
他の吸血鬼達の心を折る見せしめとなさい 」
セノコン
「 有り難う御座いますエリ!
皆張り切って、悪質な吸血鬼狩りを楽しみますエリ! 」
セロフィート
「 首謀者は生かして捕らえなさい。
摘まみ喰いは構いません。
間違っても殺さぬ様に──。
良いですね 」
セノコン
「 畏まりましたエリ!
死なない程度に痛め付けますエリ★ 」
セロフィート
「 宜しい。
お行きなさい── 」
セロフィートに指示を受けたセノコンは、セロフィートに向かってビシッと敬礼をする。
開けられないガラス張りの窓を|すり抜けたセノコンは、そのままホテルの下へ落ちて行った。
一直線で地上へ落ちる方が早いからだ。
キノコンは大気圏から落ちても燃え尽きて死ぬ事は無い為、高所から落ちても平気なのだ。
セロフィート
「 マオキノ、後は任せます 」
マオキノ
「 はいですエリ。
行ってらっしゃいませエリ 」
ビシッと敬礼するマオキノに見送られながら、セロフィートは転移魔法を発動させる。
室内からセロフィートの姿は静かに消えた。
セロフィート様はマオ様の髪を乾かした後、睡眠魔法を発動させてmマオ様を寝かし付けてしまったエリ。
きっとマオ様は夢の中でセロフィート様と楽しくしている夢を見させられている筈エリ。
マオ様が不憫過ぎるエリ~~。
吸血鬼達も馬鹿な事をしたエリ。
選りに選って、セロフィート様とマオ様のデートの邪魔をするとは、とんだ大馬鹿者エリ。
絶滅させられても文句言えないエリ。
馬鹿極まりエリ。
南無ぅ~~~~エリ★
ボクも吸血鬼狩りに参加したかったエリ。
吸血鬼を摘まみ喰いしたかったエリ。
残念エリ……。
気持ちを切り替えるエリ!
マオ様の御世話係りとして、マオ様の監視はセロフィート様から任された大事な御役目エリ。
全身全霊で御役目を全うするエリ!
ボクは体を上下を動かして分身体を出したエリ。
古代魔法の睡眠魔法でぐっすりと眠らされているマオ様の警護を分身体に任せて、ボクは新しい物語の執筆に取り掛かったエリ。
今回、ボクが執筆するのは【 風呂掃除中に足を滑らせて頭を強打したと思ったら、何故か魔王に転生してました。 一方的に勇者に倒されるのは癪なので、始まりの里から勇者の旅立ちを見送ります。戻って来やがったら瞬殺して殺りますからね♥ 】という長いタイトルのファンタジー作品エリ。
考えている設定はこんな感じエリ。
──*──*──*── キャラクター設定
超魔王神
名前:ハルーテラナ
偽名:ハル
性別:女
実年齢:内緒♥
外見年齢:11歳
職業:調合薬剤師の弟子
その他:主人公,転生者
眷属
姿:人間
名前:ミアン
性別:女
年齢:秘密♥
職業:調合薬剤師
その他:ハルの姉,ハルの師匠
ハルの使い魔
姿:栗鼠
名前:リッチィ
性格:辛辣で毒舌,世話好き
その他:とある魔界を統べる魔王。
ハルーテラナに敗北し、絶対服従の隷属となる。
ハルの使い魔
姿:小鳥
名前:コッチィ
性格:辛口で塩対応,噂好き
その他:とある魔界を統べる魔王。
ハルーテラナに敗北し、絶対服従の隷属となる。
ハルの使い魔
姿:小猫
名前:ニィリズ
性格:気分屋で打算的,守銭奴
その他:とある魔界を統べる魔王。
ハルーテラナに敗北し、絶対服従の隷属となる。
──とまぁ、こんな感じエリ。
登場人物は未々此から増える予定エリ。
超魔王神ハルーテラナに転生した主人公の前世は、≪ 日本國 ≫と呼ばれる近未来の≪ 島国 ≫で暮らしている日本人エリ。
主人公は4◯歳を過ぎても未だに結婚する気が無く、婚期を完全に逃して嫁に行き遅れた独身女性エリ。
嫁ぎもせず実家に居座り、しがない安月給のパート暮らしをしている社会人としては駄目駄目な分類に入る残念女エリ~~。
出掛ける直前の実母に風呂掃除をしとく様に言われていた主人公は、渋々嫌々に文句を言いながら風呂掃除をしていたエリ。
その矢先、泡まみれのタイルに足を滑らせ、壁に頭を強打したエリ。
水を抜いていなかった浴槽に頭から突っ込み、浴槽の底で更に頭を強打したエリ。
意識が戻らぬまま、溺死をして4◯年の人生に幕を下ろしたエリ。
嫌な死因エリ。
帰宅した両親,弟妹に発見されても既に手遅れで──、主人公は来世へ旅立ったエリ。
因みに弟妹は双子,30代後半の独身者で実家暮らしをしているエリ。
色々と終わっている駄目駄目な寄生虫姉弟妹エリ。
今夜は長い長い夜になりそうエリ。
セロフィート様と励む夢を見ているマオ様に負けてられないエリ。
ボクは執筆に励むエリ★