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⭕ 明日にはサヨナラ 1


 オレは外出用の出掛けに着替えたシュンシュン,げんさんと一緒に外食をする為に《 陰陽師フォー事務所 》を出ていた。


 げんさんがている出掛けのコーディネートは、ファッションセンスが抜群のキノコンが選んだみたいだ。


 ちなみにシュンシュンはか、性別反転をしていた。

 ている服はガッツリと女子の洋服で、化粧ナチュラルメイクもしているみたいだ。


マオ

「 ──シュンシュン、なんで性別反転してんだよ?

  さっきの姿でかったのにさ 」


霄囹

「 マオ、今の僕は “ しゅんれい ” だぞ。

  間違えるな! 」


マオ

「 僕っ子かよ… 」


獅聖幻夢

しょうれい──、くれ(ぐれ)も私の隣にはないように── 」


春麗

「 “ しゅんれい ” って言ってるだろ!

  わざと言い間違えるのめろよな! 」


獅聖幻夢

盗人ぬすっとぜい── 」


 げんさんは性別反転をしたシュンシュンに対して、敵視していて殺気も隠す事なくしている。

 げんさん、どんだけシュンシュンをきらってるんだろうな……。


 やみじゅじゅつを盗まれてっ子された事が気にらないって事なのかな??

 さっき迄は嘘みたいになかかったってのに……。


マオ

「 ──えぇと、の飲食店にはいろうか? 」


春麗

「 マオ、忘れてないよな? 」


マオ

なにをだよ? 」


春麗

「 マオがなにく訪れた場所で不可解な現象が起きてさ、無関係な人間達が時間差で大勢死ぬって事だよ。

  マオに “ いてる ” ソイツが引き起こす現象だぞ 」


マオ

「 そ…そう言えば、セロが言ってたような………… 」


春麗

「 忘れるなよ…。

  今やマオは歩くだけで災厄を撒き散らすヤバい奴なんだからな! 」


マオ

「 その言い方はめてほしいな!

  犯人はオレじゃないしさ 」


獅聖幻夢

「 セロフィート殿どのが〈 (原質)(みなもと) 〉へ変換してくれれば解決する問題なのですけどね 」


マオ

「 そうなんだよな……。

  セロは “ 面白い事 ” が好きだからさ、〈 (原質)(みなもと) 〉には変換してくれないんだよな…… 」


春麗

「 まぁ、僕達には無害なんだから、無関係な人間が不可解な現象に巻き込まれて死のうが関係無いさ!

  気にせずに楽しもうじゃないか! 」


マオ

「 シュンシュンは安定のゲスきわだな~~ 」


春麗

「 フフン!

  褒め言葉として受け取ってやるよ!

  もっと褒めてくれていんだぞ★ 」


マオ

「 遠慮しとく…… 」


獅聖幻夢

「 マオ殿どのると異形も怪異もちかいてませんね。

  マオ殿どのいてる存在をれているようです 」


マオ

「 早くなんとかしてほしいんだよな…… 」


マオ

「 マオ、ディニーズが在るぞ!

  彼処あそこはいろう! 」


マオ

一寸ちょっとリッチなファミ(ファミリー)レス(レストラン)だな。

  げんさん、どうかな? 」


獅聖幻夢

「 私は構いません。

  ふぁみれす……とやらにはいるのは初めてです 」


マオ

「 そうなんだ?

  げんさんは飲食店にはいってるの? 」


獅聖幻夢

「 そうですね。

  私はおもに高級料理店を利用しています 」


マオ

「 高級料理店??

  庶民的な飲食店にははいらないんだね 」


春麗

いやな奴だな~~。

  これだから御高くまってる奴はかないんだ! 」


獅聖幻夢

しょうれいかれようとは微塵も思ってません 」


 はぁ…………なんて険悪なムードなんだ。

 シュンシュンはげんさんに喧嘩を売るし──、げんさんは売られた喧嘩を律儀に買っちゃうし…………。

 この2人のあいだに挟まれるのって疲れるぅ~~~~。


 げんさん,づるさんがてくれたら2人のクッションになってくれて空気もなごむのになぁ~~。

 マオキノやセノコンにヘルプを要求したい!!






──*──*──*── ディニーズ


 3人でファミ(ファミリー)レス(レストラン)の店内にはいる。

 店内は意外にもいていた。

 そういう時間帯なのかな??


 店員さん(スタッフ)に案内されて、まどぎわの席に案内される。


マオ

げんさんがなんだから、まどぎわに案内されたね 」


春麗

「 可愛い僕のお蔭だろ!

  僕は美少女だからな! 」


マオ

「 自分で言っちゃうのがシュンシュンだよな~~ 」


春麗

「 “ しゅんれい ” だって言ってるだろが! 」


獅聖幻夢

まどぎわの席は落ち着きませんね。

  カーテンは無いのですか? 」


春麗

「 あのなぁ~~。

  まどぎわに “ 案内された ” って事はだな、店内に客を引き寄せる為の客寄せパンダなんだよ。

  えのいパンダを利用して集客するのが目的なのに、カーテンなんかめたら意味ないだろが! 」


獅聖幻夢

しょうれいつばを飛ばさないように──。

  きたないでしょう 」


春麗

いち(いち)勘にさわる言い方するなよ! 」


マオ

「 ──料理を注文しよう。

  メニューはコレだな。

  れもしそうだよな。

  折角だし、全部頼んでみようか? 」


獅聖幻夢

「 マオ殿どのならぜんメニューを制覇する事が出来ますね 」


マオ

げんさんもシュンシュンも一緒にぜんメニュー制覇しようよ 」


春麗

いやだね。

  僕はスイーツを頼むんだ!

  見ろよ、苺フェアしてるんだぞ!

  僕は苺スイーツを制覇するんだ! 」


獅聖幻夢

「 私はライス物を頼むとしましょう。

  マオ殿どのこころくまでぜんメニューを制覇してください 」


春麗

「 そうだぞ、マオ。

 { 明日あした時間には大勢の人間が店内で死んで、閉店を余儀無くされるかも知れないんだからな。

   しっかっとけよな! }」


マオ

な事を言うなよ、シュンシュン…… 」


獅聖幻夢

「 注文をするとしましょう。

  店員さん(スタッフ)を呼びますね 」


マオ

がとう、げんさん 」


春麗

「 僕がベルを押してやるよ! 」


 シュンシュンがテーブルの上に置かれている呼び鈴を鳴らした。

 呼び鈴が鳴ると店員さん(スタッフ)て、注文を聞いてくれた。


 明日あしたには、このファミ(ファミリー)レス(レストラン)に訪れた店内で大惨事が起きて、大勢の()と「 さよなら(バイバイ) 」する事になるのか──。

 定休日だったら、被害者も少なくて済むんだろうけどな……。


 はぁ…………。

 なんよな……。

◎ 訂正しました。

  性別転換 ─→ 性別反転


◎ 変更しました。

  春舂霄囹 ─→ 霄囹

  春舂霄囹:春麗 ─→ 春麗

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