⭕ 禁じられた❌❌❌ 10
弓弦
「 セロ、事務所の敷地内を供養する為に必要な物は有るのか?
有るなら準備をするのを手伝うが 」
セロフィート
「 有り難う御座います、弓弦さん。
必要な物は全て〈 テフ 〉で構成します。
出来上がりの写真を皆
設置してもらえます? 」
玄武
「 うむ、任せろ 」
獅聖幻夢
「 勿論です。
御手伝いさせて頂きます 」
マオ
「 オレも手伝うよ 」
霄囹
「 マオ、お前なぁ!
眷族の主
主
マオ
「 オレは未
〈 皇
霄囹
「 駄目だ!
お前はキノ
準備が済んだら呼びに来
マオ
「 ちょっ、シュンシュン! 」
セロフィート
「 ふふふ……。
霄
マオは供養中
キノ
キノ
キノコン:本体
「 畏
お任せくださいませエリ! 」
キノ
セロフィート
「 宜しい。
皆
セロの掛け声
マオ
「 ……………………仲間外
キノコン:本体
「 マオ様は供養中
マオ
「 …………………………無いな~~。
セロが、あの儀式用指針を読み始めたら無理だな!
オレ、確実に睡魔に負ける自信なら有る! 」
キノコン:本体
「 参加しない方が恥を掻かなくて済みますエリ。
此
マオ
「 そうなか? 」
キノコン:本体
「 はいですエリ。
──マオ様、囲碁をしますエリ? 」
マオ
「 そうだな。
久
キノコン:本体
「 でしたらネット碁をしましょうエリ。
タブレットで出来ますエリ~~ 」
マオ
「 ネット碁かぁ。
どうせなら強い相手と対戦したいよな!
ネットなら顔バレしないから、本気で打てるもんな♪ 」
キノコン:本体
「 はいですエリ。
偽名は── “ まろんぷりんぐ ” にしますエリ 」
マオ
「 ま…まろんぷりんぐぅ??
何
──っていうか、“ 偽名 ” は止
キノコン:本体
「 画像は “ ボクが作ったマロンプリンの写メにしますエリ 」
マオ
「 うわ~~~~!
美
プリンの上に甘栗と生クリームが乗ってるじゃんか 」
キノコン:本体
「 市販のプ◯チンプリンの上に市販の生クリームを搾りましたエリ。
市販の甘栗を乗せて、テカりを付けましたエリ 」
マオ
「 全部市販品なんだな…… 」
キノコン:本体
「 ──マオ様、準備が出来ましたエリ。
気になる相手を選んで対局してくださいエリ 」
マオ
「 選ぶの面倒だな~~。
“ 50人抜きに挑戦! ” って事にして挑戦者を50人限定で募
キノコン:本体
「 出来ますエリ。
挑戦者の募集をしますエリ。
早い者順に対局が出来る様
マオ
「 有
──よし、最初の対局者は “ テイシン ” って奴だな。
実力は如
という訳で、オレはキノ
マオ
「 ──これで終わり~~~~っと!
ふぅ──、40人目にも勝てたぞ! 」
キノコン:本体
「 お見事ですエリ、マオ様!
指導碁の腕が以前より上がってますエリ。
絶好調ですエリ~~ 」
マオ
「 そうかな? 」
キノコン:本体
「 はいですエリ。
美しく洗練された棋譜が描
棋譜のデータは自動的に保存されますエリ。
見たい時
マオ
「 そうなんだ?
まぁ、オレは棋譜なんて見てもサッパリだからな~~。
41人目は “ びよんどパパさん ” か。
びよんど…………何
後
オレは41人目の挑戦者と対局を始めた。
マオ
「 ──おっ、この “ びよんどパパさん ” だけど、強いぞ! 」
キノコン:本体
「 マオ様は安定の指導碁ですエリ。
挑戦者は勝てませんエリ 」
マオ
「 だよな……。
皆
“ 負けられない ” ってのは案外、辛
勝てない相手が居
キノコン:本体
「 マオ様なら現在の本因坊にも楽勝ですエリ★ 」
マオ
「 あはは~~。
もう弓
あっ、“ びよんどパパさん ” が投了しちゃった。
結構、粘ってくれたんだな~~。
そうだ──、“ びよんど ” の意味を聞いてみよっと! 」
オレは対局してくれた “ びよんどパパさん ” 宛にコメントを書いて送信してみた。
“ びよんどパパさん ” からの返信が来
マオ
「 何
キノコン:本体
「 マオ様、次の挑戦者と対局しながら待てば良
マオ
「 それもそうだな。
えぇと次の挑戦者は── 」
キノコン:本体
「 マオ様、50人抜き達成しましたエリ!
おめでとう御座いますエリ! 」
マオ
「 うん。
有
それにしても──、結局 “ びよんどパパさん ” からの返信は来
もう1回だけ送信してみよっか? 」
【 突然、コメントを送信して御免なさいでした。
気に障
コメントは今回限りにしますので、安心してください。
対局してくれて有り難う御座いましたです 】
マオ
「 キノ
キノコン:本体
「 日
良
マオ
「 可笑しいかなぁ~~?
まぁ、いっか。
日
嘘は吐
オレは頑張って打ったコメントを “ びよんどパパさん ” へ送信した。
マオ
「 キノ
キノコン:本体
「 はいですエリ。
見れる様
──どうぞですエリ、出来ましたエリ 」
マオ
「 有
結構、対局してる人が多いな~~。
どの対局を見ようかな~~ 」
オレはネット碁を楽しんでいるネットユーザー達の対局を見て一緒に楽しむ事にした。
マオ
「 この “ ジャンヌ・ダンク ” ってユーザーも強いな。
プロ棋士かな? 」
キノコン:本体
「 大抵はアマチュアですエリ。
プロ棋士は息抜き程
ネット碁でプロ棋士と対局が出来たらラッキーですエリ 」
マオ
「 へぇ~~、そうなんだな。
そうだ、折角だし【 少年陰陽師★平安幻想異聞録 ~ 碁会所 ~ 】の宣伝でもしとこうかな?
【 少年陰陽師★平安幻想異聞録 ~ 碁会所 ~ 】を知ってるユーザーは居
キノコン:本体
「 きっと居
マオ
「 この “ ルルンシュ ” ってユーザーも強いな。
オレが勝っちゃうだろうけどな~~ 」
キノコン:本体
「 マオ様、AIと対局が出来る囲碁アプリも有りますエリ。
挑戦してみますエリ? 」
マオ
「 面白そうだな!
因
どうせなら弱いレベルのAIから倒して上がって行きたいんだよな 」
キノコン:本体
「 お任せくださいませエリ★
早速、画面を切り替えますエリ。
──マオ様、これで何
マオ
「 有
よぉ~~し、1番弱いレベルのAIから挑戦してやるぞ!! 」
オレは意気揚
マオ
「 ……………………………………えぇと…………AIってさ、こんなに弱いもんなのか??
1番強いレベルで、この程
試作段階のAI──とかじゃないのかな?? 」
キノコン:本体
「 マオ様なら現在の最高峰
AIも挑戦者から指導碁ばかり打たれるのは想定外だったと思いますエリ~~ 」
マオ
「 最高峰の智能を持ったAIにも楽
吃驚だよ 」
キノコン:本体
「 それでもマオ様は弓
マオ
「 そう何
弓
弓
良
キノコン:本体
「 意識の差ですエリ。
──マオ様、供養が終わったみたいですエリ。
ネット碁は此
マオ
「 うん。
久
裏野ハイツに帰ったら、またやろっと 」
オレはネット碁を切り上げた。
タブレットはキノ
キノ
◎ 訂正しました。
眷属 ─→ 眷族