⭕ 少年陰陽師★平安幻想異聞録 80
妖魔王の住み処から獅東屋敷に戻って来た。
画面はドット絵に戻っている。
主人公から仲間が離れると、転移陣が赤く光り、妖魔王が現れた。
「 ふむ──、此処が彩の屋敷か 」と妖魔王の台詞。
いきなり渾名呼びするとは肝が座ってるな妖魔王。
流石、セロがモデルなだけはある。
「 部屋を用意します。
獅東屋敷で暮らしているのは──、ワタシと息子の眞小呂,春,異母弟の弓千嘉,友でありワタシの囲碁指南役の愿縲,盲目の退魔師の厦竸挧氤殿,トトメス殿です 」と彩志さんの台詞。
「 義妹の千颯と毘周さんは愿縲さんの屋敷で暮らしている。
愿縲さんの屋敷には占い師の惠茜さんも暮らしている。
惠茜さんの屋敷だけど、今は育ての息子で弟子でもある愿縲さんが継いでいる。
愿縲さんの屋敷へは緑色の転移陣で行ける 」と主人公の台詞。
「 こうも転移陣を自在に扱えるとはな。
本当に主は人間か? 」と疑う様子で妖魔王の台詞。
「 僕の両親は正真正銘の人間だ。
確かに転移陣を扱える陰陽師は平安時代には居ないようだな。
僕の時代には転移陣を使える陰陽師は少数だが他にも居るし、転送陣は殆んどの陰陽師が使えるぞ 」と主人公の台詞。
明かされない裏設定では、性別反転した主人公と妖魔王の子供の子孫になるんだよな~~。
現代世界では子孫の末裔だった主人公が、陰陽師達に裏切られて平安時代へ飛ばされて、妖魔王と子供を作る。
その子供が子孫を増やして──、遥か未来の現代世界に末裔として主人公が産まれる。
主人公が性別反転しないで妖魔王と子供作りしなかったら、未来の現代世界に主人公は産まれない事になるのか??
う~~ん…………分からん。
まぁ、所詮はゲームだ。
気にする事ないよな!
メンバー達は自由解散になって、千颯人と毘周さんは緑色の転移陣で惠茜さんの屋敷へ帰った。
彩志さん,眞小呂は妖魔王と共に部屋を出て行く。
挧氤さん,愿縲さん,弓嘉さんと主人公が残った。
彩志さん達と入れ違いにトトメスが部屋に入って来て、挧氤さんに抱き付くとそのまま連行して行った。
挧氤さんも大変だな……。
トトメスは美人だし、ボインだし、ムチムチだから、男冥利に尽きるんじゃないかな?
盲目なのが悔やまれる……。
「 霄囹、この後の予定は有るのか? 」と弓嘉さんの台詞。
「 御師様に依頼しに行くなら同行するぞ、春師殿 」と愿縲さんの台詞。
「 妖魔王から “ 時渡りの妖怪 ” の羽根を貰ったから、惠茜さんに “ 時渡りの妖怪 ” の居場所を探してもらえないか頼んでみようかと思っているよ 」と主人公の台詞。
「 そうか。
何事も善は急げだな 」と愿縲さんの台詞。
そんな訳で、保護者代理として弓嘉さん,愿縲さんと一緒に惠茜さんが居るだろう愿縲さんの屋敷に行く事になった。
転移陣に入る前にステータス画面を出して[ セーブ ]をしておく。
何処でもって訳じゃないけど、[ セーブ ]がし易いのはプレイヤーとして嬉しいよな。
3人で緑色の転移陣の中へ入ると転移陣が緑色に光る。
画面が切り替わって愿縲さんの屋敷の一室に出た。
部屋を出で屋敷の中を歩いていると妖怪と遭遇した。
マオ
「 ──は?
妖怪??
一寸待てよ!
何で愿縲さんの屋敷で妖怪と遭遇するんだよ!? 」
マオキノ
「 新たな隠しイベントが発生しましたエリ 」
マオ
「 隠しイベント?!
聞いてないよ! 」
マオキノ
「 今、言いましたエリ 」
マオ
「 マオキノぉ~~!!
起こるのが分かってたら前以て教えてくれよぉ!! 」
マオキノ
「 マオ様が[ セーブ ]をしなかったら教えるつもりでしたエリ 」
マオ
「 えぇ~~……。
[ セーブ ]しなくても教えてほしいよ… 」
とか何とか、マオキノと会話をしながら敵を倒した。
最初に遭遇した敵を倒した後、緊迫感が押し迫って来る様な曲が流れ始めた。
先へ進む度に妖怪と遭遇して戦闘に入る。
この戦闘を終わらせた後、オレは隠行術を使って先へ進む事にした。
隠行術を使うと敵の姿が見える様になっていて、戦わなくても済む様に敵を避ける事が出来る。
どうやら隠行術の効果が上がったみたいだ。
何でかは分からないけど有り難い。
お蔭で出現する妖怪を避けて先へ進む事が可能になったから楽だ。
漸く中庭へ出られたら、ドット絵の千颯と毘周さんが妖怪の大群と抗戦していた。
ドット絵の弓嘉さんが妖怪の大群に向かって弓矢を射る。
弓嘉さんに続いて愿縲さんが陰陽術で傷付いた千颯と毘周さんを全回復させる。
すかさず主人公が式神を召喚して、残りの妖怪達を無慈悲に蹴散らした。
ドット絵の主人公が弓嘉さん,愿縲さんと一緒に千颯と毘周さんに駆け寄る。
状況の把握が出来ていない主人公達は、妖怪の大群と抗戦していた千颯と毘周さんに事情を訪ねた。
千颯と毘周さんにも何故愿縲さんの屋敷に妖怪が出現するのか分からないみたいだ。
転移陣の部屋を出て屋敷内を歩いて居間へ向かっている途中に妖怪と遭遇して戦闘になったらしい。
遭遇する妖怪を倒しながら進んで中庭へ出たら、妖怪の大群と戦闘になりって抗戦していた最中に主人公達に助けられた様だ。
愿縲さんの話では、屋敷には結界を張ってあるから、屋敷の中に妖怪の類いが侵入して来る事は無いんだとか。
愿縲さんの作る御札は強力だから、屋敷に張った結界を破れる陰陽師は居ない筈だとか。
そんな訳で、愿縲さんが張った結界を破れるのは、人間じゃないって事になる。
じゃあ、誰が??
妖怪なのか??
仮に妖怪が犯人なら、何で妖怪が愿縲さんの屋敷の結界を破って襲って来るんだ??
分からない事だらけで何をどう進めて良いのか皆目検討も付かない。
どうすりゃ良いんだ……。
今は取り敢えず、千颯と毘周さんが無事だった事を喜ぼう。
貴重な戦力を失う訳には行かないからな!!
会話の流れで千颯と毘周さんが再び仲間に加わった事で、戦闘時のメンバーを選べる様になった。
主人公は外せない。
弓嘉さんと転身が出来る千颯と毘周さんを選んだ。
先へ進む前に[ セーブ ]をしとく。
毘周さんが屋敷の何処かに居る惠茜さんの安否を気遣ってくれる。
住まわせてもらっている家主だもんな。
そりゃ心配するよ。
満場一致で惠茜さんを探す事になった。
妖怪と遭遇して戦闘になるのが面倒だから、隠行術を使う。
上手く妖怪を避けながら屋敷を隈無く捜索するけど、一向に惠茜さんの姿が見当たらない。
マオ
「 惠茜さん、何処に居るんだろう?
もしかして屋敷に居ないのかな? 」
マオキノ
「 マオ様、遭遇する妖怪と30回戦闘をして勝てば、イベントが進みますエリ 」
マオ
「 マオキノぉ~~!
そういう大事な事は早く教えてほしいんだけどぉ!! 」
マオキノ
「 ウッカりんりん丸でしたエリ~~。
今からでも遅くないですエリ。
妖怪と30回戦闘してくださいませエリ 」
という訳で、隠行術が発動中の中、妖怪と30回も戦闘をする事になった。
ウッカリし過ぎだろ、マオキノぉ~~!!
オレは激怒ぷんぷん丸だぞ★
◎ 訂正しました。
そうする妖怪と30回戦闘をして勝てば、─→ 遭遇する妖怪と30回戦闘して勝てば、