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✒ 少年陰陽師★平安幻想異聞録 56


 主人公シュンシュンと占い師さんは互いに手を握り合って、《 貴族街 》歩く。

 《 貴族街 》を出て《 平民街 》をとおる。

 どうやら主人公シュンシュンは《 平民街 》のはずれに建てられているしゃへ向かっているようだ。

 高くて大きな赤い鳥居の下をくぐり、長い階段を上がる。

 

 階段を上がるとすたれたしゃがある。

 はいしゃの裏手へ回ると≪ 平安京 ≫を一望する事が出来る。

 夕日や朝日を見るなら、きっと絶景スポット間違いなしの場所だろう。


 「 は穴場なんだ。

   廃墟はよどみが溜まり易いし、魑魅魍魎が引き寄せられて集まり易い場所だから、気味悪がって誰もちかきたがらない場所なんだ。

   邪魔がはいらないように結界も張ってある。

   僕だけの秘密基地なんだ 」と嬉しそうに主人公シュンシュンの台詞。


 「 秘密基地……。

   そんな場所を私に教えてもいの? 」と占い師さんの台詞。


 「 げんるいの育ての親で、お師匠様ですよね。

   信用出来る人だって思っています。

   占いでなんも助けてもらっていますし…。

   それに僕もげんるいの師匠になりました。

   師匠同士、親睦を深めたいな──って想いもあります。

   僕は……誰かの師匠になった事がないですから……占い師さんには師匠の先輩として、これからもいろ(いろ)と御教授願いたいとも思っています(////)」と照れた様子で主人公シュンシュンの台詞。


 「 師匠の先輩として──。

   ふふふっ、たしかにそうですね。

   しょうれい殿とは先輩後輩になりますね。

   では──、先輩として後輩に助言しましょう 」と占い師さんの台詞。


 「 はい!

   お願いします! 」と主人公シュンシュンの台詞。


 「 私の事は “ 占い師さん ” ではなく、“ けいせん ” と名前で呼んでください。

   名前を呼び合う事で、御互いの距離も縮まります 」と占い師さんの台詞。


 「 けいせん……さん(////)」と気恥ずかしそうに主人公シュンシュンの台詞。


 「 敬称は付けなくていです。

   御互いにげんるいの師匠なのですから。

   私もしょうれい殿と親睦を深めたいと思っていました。

   どうでしょう、今からで親睦を深めてみませんか? 」とけいせんさんの台詞。


 「 親睦を深める──。

   それって……僕と…………ですか?

   僕はだ未成年ですけど……(////)」と主人公シュンシュンの台詞。


 「 あら?

   先程、私と “ 親睦を深めたい ” と言ってくれましたよ?

   あれは嘘ですか? 」とけいせんさんの台詞。


 「 嘘なんかじゃないです!

   けいせん……は、魅力的な女性だと思っています(////)

   僕は……年下より歳上のお姉さんが好きですし…(////)」と主人公シュンシュンの台詞。


 「 御互いに “ 親睦を深めたい ” との想いが一致しているのに、拒む理由はありません。

   しょうれい殿だけの秘密基地なのでしょう?

   結界も張られているなら、誰にも邪魔をされる事なく “ 親睦を深める ” 事が出来るのではないですか? 」と主人公シュンシュンの両手を握りながらけいせんさんの台詞。


 「 けいせん……。

   僕は……女性と付き合った事はなくて……女性の相手をするのは初めてで……。

   この時代の避妊の仕方だって知らないですし(////)」と恥ずかしそうに主人公シュンシュンの台詞。


 「 しょうれい殿、避妊をしては親睦は深まりません。

   私はしょうれい殿の子供を身籠っても構いません。

   子育ての経験ならげんるいつちかいました。

   血は繋がらなくてもていまいが出来ればげんるいも喜んでくれます。

   私には放浪ぐせがありますから、旅の途中で “ 拾ったから育てる ” と言っても疑問に思われたり不審に思われたりしません。

   安心して私と愛し合いましょう 」とけいせんさんの台詞。


 「 父親なのに名乗れないのはつらい……ですね… 」と主人公シュンシュンの台詞。


 「 ふふふ(////)

   名乗れなくても、打ち明けられなくても──、家族の絆は絶ち切れたりしません。

   私をしょうれい殿の最初の妻にしてくれますね? 」とけいせんさんの台詞。


 「 …………はい(////)

   未成年の僕でければ……お願いします(////)

   僕の──初めての妻になってください(////)」と主人公シュンシュンの台詞。


 「 嬉しいです(////)

   流石にそとで親睦は深めれませんね。

   落ち着ける場所は有りませんか? 」とけいせんさんの台詞。


 「 有ります!

   はいしゃの中は、生活が出来るように改装してます。

   布団ふとんも有ります(////)」と主人公シュンシュンの台詞。


 「 私に秘密基地の中を見せてくれるのですね? 」とけいせんさんの台詞。


 「 はい…(////)

   けいせんとの “ 愛の巣 ” として使っても僕は構いません!

   勿論、けいせんいやではなければ…です 」と主人公シュンシュンの台詞。


 「 いやな訳がありません。

   しょうれい殿と2人だけの秘密の “ 愛の巣 ” なんて素敵です(////)」と嬉しそうにけいせんさんの台詞。


 すっかり仲良くなった様子の主人公シュンシュンけいせんさんは、恋人繋ぎをしてはいしゃの中へはいって行った。


 画面には【 [ セーブ ]しますか? 】と出る。

 〔 する 〕に決まってる!!

 一寸ちょっと展開が早い気もするけど、いよいよ主人公シュンシュンけいせんさんと “ 親睦を深める仲 ” になったんだ!!

 けいせんさんが主人公シュンシュンの子供を身籠る気も産む気もあるなんて、素直に嬉しい!!

 男ばっかりとパオパオしてたから、新鮮だ!!


 かととのパオパオはノーカンにしたい!!

 歳上のお姉さんが主人公シュンシュンの新妻にぃ~~!!

 つるちゃんを置いてて、マジでかったな!

 ナイスだよ、シュンシュン!!

 けいせんさんの素顔が見れるかも知れないな♪♪♪


 やっばいぞ、ドキドキしてた!!

 未成年だけど、主人公シュンシュンが正真正銘の大人の階段を上がっちゃうんだな!

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