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✒ 少年陰陽師★平安幻想異聞録 51


マオ

「 ひぇっ──!!

  一体なにが有ったんだよ!?

  地面に転がってる死体の中にゆみさんはないみたいだ。

  かった~~ 」


マオキノ

「 マオ様、主人公を動かして先へ進みますエリ 」


マオ

「 そ、そうだな… 」


 オレは主人公シュンシュンを動かして、先へ進ませる。

 効果音が聞こえてた。


マオ

なんおとだろうな?

  誰かが戦ってるのか? 」


 効果音を頼りに先に進んで行くと、ドット絵のゆみさんが1人で妖怪とドンパチしていた。

 ものは式隷にしたし、式隷にはゆみさんを襲わないように命令していた筈だ。

 ゆみさんはなんの妖怪と戦ってるんだろう??


 主人公シュンシュンを動かして、ゆみさんにちかけさせると、画面がアニメーションムービーに切り替わった。

 ハイクオリティーなアニメーションムービー再びぃ!!

 アニメ絵のゆみさんは血塗れだった。


マオ

「 いやぁぁぁぁぁぁ~~~~!!

  オレのづるさんが血塗れぇ~~~~!!!! 」


マオキノ

「 マオ様、セロ様に聞かれたらヤバい発言してますエリ 」


マオ

「 だって──、オレのづるさんがっ!! 」


マオキノ

づる様は1階にますエリ。

  ゆみですエリ…… 」


マオ

「 あ…………(////)」


マオキノ

「 マオ様、取り乱し過ぎですエリ。

  発言には気を付けてくださいませエリ 」


マオ

「 う、うん……。

  そうだよな…。

  セロに聞かれたら完全にアウトだもんな…。

  オレがよ… 」


 ゆみさんがなんで血塗れなのかは分からないけど、主人公シュンシュンとの会話で怪我はしてないみたいだ。

 どうやら返り血を浴びてしまったらしい。


マオ

「 返り血かよ…。

  怪我もしてないみたいでかった… 」


 不気味な妖怪の正体は分からないけど、主人公シュンシュンゆみさんと共闘して目の前の妖怪を倒す事になった。

 主人公シュンシュンれいを使ってゆみさんの疲労と体力を回復させる。


 ゆみさんは、らいの弓を隠し持って屋敷にていたみたいだ。

 流石さすがは退魔師、ちゃっかりしている。

 だけど射る為の矢が無い。

 主人公シュンシュンゆみさんの為に貴重な御札を矢に変えた。


マオ

「 すげぇ……。

  陰陽術で御札を矢に変えちゃったよ! 」


マオキノ

「 マオ様、戦闘シーンに入りますエリ。

  式隷を召喚せず倒した方がいですエリ 」


マオ

「 そっか!

  ゆみさんの前で使ったら、いろ(いろ)とヤバそうだもんな! 」


 アニメーションムービーが終わって戦闘シーンに突入した。

 ゆみさんは法力を込めた矢を妖怪へる。

 主人公シュンシュンしろに式神を召喚して戦わせる。

 勿論、妖怪の攻撃を回避する為につるちゃんも召喚する。


 つるちゃんはゆみさんを守ってくれないから、主人公シュンシュンが貴重なれいを使って強化しないといけない。


マオ

「 マオキノ、今の所さ、一緒に戦ってくれるキャラってゆみさんだけだよな?

  ほんに仲間が増えるのか? 」


マオキノ

「 増えますエリ。

  鵺のイベントを終えると、出現する妖怪の強さが爆上がりしますエリ。

  今迄までは個人で受けれていた依頼が、個人では受けれなくなりますエリ。

  退魔仲介所で受ける依頼には必要人数が追加されますエリ。

  最低4人 ~ 最大8人で受けれる依頼が分けられますエリ 」


マオ

「 へぇ……。

  じゃあ、依頼を1人で受けれるのは今の内って事かよ 」


マオキノ

「 そうなりますエリ 」


マオ

「 でもさ、戦力になりそうなキャラってるかな??

  ゆみさんは戦力になってくれてるけど、ゆみさん並みに戦力になるキャラって…… 」


マオキノ

「 仲間候補はますエリ。

  (てん)(がん)(つう)ししとうさい,陰陽師けん退魔師のげんるい使で5名になりますエリ 」


マオ

「 ……………………。

  使は武士みたいなもんだから戦えるとは思うけと、さいさんとげんるいさんって戦えるのか?? 」


マオキノ

げんるいは退魔師試験に合格しますエリ。

  戦闘ではゆみの次に役立ちますエリ。

  勝手に式神を召喚して戦わせてくれますエリ。

  ししとうさいげんるいの作った属性札を唯一使える人物ですエリ。

  (てん)(がん)(つう)で敵の弱点や属性が分かりますエリ。

  もくふうかんすいじんらいれいえんの属性札を使って戦闘をサポートしてくれますエリ 」


マオ

「 そ、そうなんだ。

  一応は戦闘でも使えるキャラって事か…。

  LVレベル上げが大変そうだな~~ 」


マオキノ

「 妖魔王のダンジョンに出現する妖怪は強いですエリ。

  最低でもLVレベル50はないとつらいですエリ 」


マオ

「 マジかよ…。

  じゃあ、鵺イベントを終えたら依頼を受けまくって仲間のLVレベル上げないといけないんだな… 」


マオキノ

「 そうなりますエリ 」


マオ

「 う゛~~ん……。

  仲間のLVレベルを上げる前に式神のLVレベルMAXマックスまで上げときたいな。

  よし、鵺イベントの前に式神達をLVレベル99にするぞ!!

  それから鵺イベントを攻略するぞ!! 」


マオキノ

「 マオ様、それだとセロ様が帰ってちゃいますエリ。

  鵺イベントの攻略は出来ないかも知れませんエリ 」


マオ

「 うぅ……そうだったぁ~~~~!!

  セロが帰ってる迄に進めないと駄目なのにぃ~~!! 」


 なんて言ってるあいだに正体不明の妖怪を倒す事が出来た。

 妖怪を倒すと、中から額に2本の小さな角をやした赤ちゃんが出てた。

 どゆことぉ~~~~??


マオ

「 マオキノ、妖怪の中から赤ちゃんが出てたけど、なにか別のイベントが始まるのか? 」


マオキノ

「 この子は成長すると仲間に加える事が出来ますエリ。

  性愛ルート(ハードモード)にしか登場しない隠しキャラですエリ 」


マオ

「 隠しキャラ? 」


マオキノ

「 はいですエリ。

  このあかなぎをモデルにしてますエリ。

  じん族のあかですエリ 」


マオ

じん族……。

  新しい種族が登場しちゃった訳か… 」


 元気く泣いてる赤ちゃんを抱っこするゆみさん。

 赤ちゃんの抱っこが手慣れてるのはなんでかな??

 だ独身だよね、ゆみさん?!


 「 倒した妖怪の中から出てたのかは分からないが、このまま放置しておく訳にもいないな。

   あかも連れてししとう屋敷へ帰ろう 」と慈悲深くて優しいゆみさんの台詞。


 「 連れ帰って大丈夫なのかな?

   妖怪の中から出てるなんて普通じゃない。

   つのまでえてるし… 」と意外にも用心深い主人公シュンシュンの台詞。


 「 たしかに怪しい。

   妖怪の罠かも知れないが──あかを残して帰るのはな…… 」とゆみさんの台詞。


マオ

ゆみさん、もしかして情でも湧いちゃったのかな? 」


マオキノ

じん族は “ 転身 ” する事で強くなりますエリ。

  転身には、第1転身,第2転身が有ります。

  敵として登場すると厄介な相手ですエリ 」


マオ

「 ふぅん……。

  じゃあLVレベルを上げる味方が1人増える訳だな。

  大変だぁ~~ 」


 どうやら主人公シュンシュンゆみさんの想いをんで赤ちゃんを連れて帰る事に賛成したみたいだ。

 主人公シュンシュンものの事,かとかとの両親の事,にょうぼう達とみず達の事をゆみさんに説明している。

 かとものそうたいしょうかされてる事もものそうたいしょうと2本のものを式隷にしたなんて事は話せないから大変だ。


 ゆみさんは優しいから、主人公シュンシュンを疑ったりしないで信じてくれるだろうけど──、(てん)(がん)(つう)を持ってるさいさんを騙す事は出来ないんだろう。

 さいさんには隠さず正直に打ち明けた方がいかも知れない。

 打ち明けるにしてもタイミングがな~~。


 ゆみさんと話ながら主人公シュンシュンは屋敷を出た。

 主人公シュンシュンが屋敷の中から結界を張ったから、屋敷のそとに出たら屋敷が見えなくなった。

 結界がはたらいているのか、屋敷の場所は不気味な沼地に見えている。

 マジでものでも妖怪でも出てそうだ。


 「 …………屋敷が消えた……のか?

   一体どうなっているんだ……? 」と赤ちゃんを抱っこしたままの状態でゆみさんの台詞。


 「 ものを倒したから妖術がけたんだ…。

   屋敷の建っていた場所が沼地だったなんて…… 」とつぶやきながらブルッとぶるいする主人公シュンシュンの台詞。


 「 …………ししとう屋敷まで歩いて帰るしかないか。

   仕方無いな… 」と諦めた様子でゆみさんの台詞。


 「 ゆみ──。

   血塗れだからみんなゆみに注目するね 」と心配そうに主人公シュンシュンの台詞。


 「 たしかにそうだな…。

   あかに返り血が付くのも可哀想だな。

   しょうれい、私の代わりにあかを抱いてくれるか? 」とゆみさんの台詞。


 「 う、うん…。

   赤ちゃんなんて抱っこした事ないから心配だけど…… 」と戸惑いながら主人公シュンシュンの台詞。


 主人公シュンシュンゆみさんから赤ちゃんを受け取ると抱っこする。

 赤ちゃんは「 キャッキャッキャッ 」と嬉しそうに笑っているみたいだ。

 主人公シュンシュンゆみさんは一緒にししとう屋敷を目指して歩き出した。

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