⭕ 少年陰陽師★平安幻想異聞録 46
美味しい料理を鱈腹食べた至福の夕食タイムを終えて、ゲーム再開!
獅東屋敷の前で〔 セーブ 〕を済ませた所から始める。
ステータス画面を消して、主人公を動かして獅東屋敷の中へ入る。
彩志さんに会ったら次のイベントが発生するらしいけど、どんなイベントが発生するのかマオキノは教えてくれない。
兎に角、彩志さんに会ってからか……。
で──、彩志さんの部屋を訪ねる。
彩志さんは快く養子の主人公を部屋へ招き入れてくれる。
彩志さんは猫被り主人公を抱きしめて抱擁してくれる。
夕食後に男と男が抱き合うシーンは流石に胃もたれするぅ~~。
彩志さんってば、ちゃっかり主人公とチ●ウしてくれてるしな!!
養父が養子にチ●ウとかしなくて良いよ……。
当の主人公も嫌がってる素振りは無いしなぁ。
弓嘉さんを裏切ってるんだけどぉ!!
罪悪感は──…………ゲームだった。
これはゲームだ。
ゲームなんだから、キャラクターが罪悪感を抱く訳が無いんだよな……。
随分と濃厚で長いチ●ウだけど、2人の口元は上手い具合に隠されている。
このゲームって何でかチ●ウをする時に、口元を隠すのが上手いんだよな~~。
見えそうで見えない。
「 春、お帰りなさい。
良い時に帰って来てくれました。
春に頼み事が有ります。
勿論、父の頼みを聞いてくれますね? 」と優しい笑顔で彩志さんの台詞。
何この流れぇ?
断れない感じぃ??
別の意味で養父に迫られてる??
「 ………………父上……(////)
布団の中で聞きたいです…。
駄目……ですか? 」と可愛い声で養父にねだる主人公の台詞。
シュンシュン?!
今迄そんな小学生みたいな可愛い声を出して甘えた事、無かったんじゃないか?!
どっから出してるんだよ、その声ぇ~~!!
「 ふふふ(////)
今夜の春は甘えん坊さんですね。
先に入浴を済ませましょうか 」と笑顔で彩志さんの台詞。
「 父上……はい…(////)」と素直に喜ぶ主人公の台詞。
主人公と彩志さんが部屋を出るとドット絵に変わる。
浴場へ向かって歩き出す。
画面の上にドット絵の主人公と彩志さんが消えると画面が切り替わった。
入浴シーンは割愛したい。
マオキノ風に言うと、「 BL展開の好きな人種の人達にも楽しんでもらえる様なシーンでしたエリ★ 」ってな感じだ。
BL展開ってのが、何なのか良く分からないけど──、身体や髪を洗いっこしたり、湯槽の中で全身マッサージをし合ったりしたって事だ。
彩志さんの●●●●は凶器!!
入浴シーンの事は横に置いといて、弓弦さんが1階に居てくれてホッとしている。
主人公と彩志さんの入浴シーンを弓弦さんと見るなんて、考えただけでもゾッとする!
オレの方が気不味くなっちゃうから(////)
因みに弓弦さんは、1階の居間でセノコンと囲碁を打っている。
セノコンは意地悪な打ち方をするから、オレはセノコンと打つのは嫌な方だ。
セノコンだって態と意地悪な打ち方をして来る訳じゃないって事はオレだって分かってるんだ。
でも、打ちたくないんだよなぁ~~。
特訓をした時のトラウマってヤツかな?
マオキノも予想外の所に打って来るから悪戯翻弄系だと思う。
マオキノの場合は意外な場所に打っては、相手の出方を見るのが好きみたいだ。
分身体達も中々個性的で厭らしい打ち方をして来るから読めない。
やっぱりキノコンとまともに囲碁が出来るのはセロぐらいだ。
それにセロは勝負事では負けなしだ。
話をゲームに戻そう。
彩志さんの部屋に戻って来た主人公は、早々に彩志さんの布団の中に潜り込む。
どうやら主人公は彩志さんとのパオパオが気に入ってるみたいだ。
「 父上の布団は何時も良い香りがしますね。
何を使っているんですか? 」と布団の匂いをクンカクンカしながら主人公の台詞。
「 香り袋を使っています。
平民には香は高額で、手を出す事が出来ません。
香には劣りますが、平民にも香りを楽しんでもらいたく、作ってみたのです。
乾燥させた花弁を薄い小袋に入れていると香りが移ります 」とリラックスしているのか穏やかな笑顔で彩志さんの台詞。
「 香り袋……サシェみたいな物かな?
あれも仄かな香りで癒してくれるから…… 」と主人公の台詞。
「 春の時代にも有るのですか? 」と彩志さんの台詞。
「 はい。
小学生高学年になると女子が手作りのサシェを見せ合ってました。
僕の時代では布製の袋に乾燥花,乾燥果物,薬草香料を入れてました。
材料さえあれば、子供にも手軽に作れるので人気でした 」と昔を懐かしむように主人公の台詞。
「 春は作り方を知っているのですか? 」と興味有り気に彩志さんの台詞。
「 勿論、知っています。
僕は手先が器用だったので、女子に作るのを手伝わされていました。
小学生の女子って意外と雑な作りをするんです。
見せ合いっこするので、少しでも見てくれが良くなる様にって、手直しをさせられていました。
僕も余り物を使って自分用のサシェを作って見たんですけど、出来が良過ぎたのか──、リーダー格の女子に取られてしまいました 」と楽しそうに話す主人公の台詞。
「 良い事を聞きました。
覚えておきましょう 」と嬉しそうに彩志さんの台詞。
「 父上の頼み事は何ですか?
早く聞かせてください。
僕…もう…………待てません(////)」と恥じらいながら彩志さんを上目遣いに見ながら主人公の台詞。
「 ふふふ(////)
今夜の春は欲しがり屋さんですね。
そんなに私が欲しいのですか? 」と愉快そうに焦らしながら彩志さんの台詞。
「 父上……。
意地悪を言わないでください(////)
僕は早く父上と繋がりたいんです(////)
父上を……身体の奥まで感じたいんです(////)」と身体をモジモシさせながら主人公の台詞。
「 春は弓千嘉と違い、可愛気が有りますね。
弓千嘉は何時も仕方無さ気でしたよ 」と困った様な顔で彩志さんの台詞。
「 そうでもないと思いますよ。
弓嘉は父上を慕っていると思います。
何度も身体を重ねていれば分かります。
初めて父上と身体を抱かれた時に確信しました。
弓嘉は素直じゃないんです。
父上の事を好いていた頃も有ったと思います。
だけど……、父上には妻子が居ますから……弓嘉は自分の気持ちに蓋をして……身を引いて諦めたんだと思います… 」と切なそうな顔をしながら主人公の台詞。
「 弓千嘉が私を……。
仮にそうだとしても私には弓千嘉の気持ちには応えられませんでしたね。
今でも同様に── 」と申し訳無さそうに彩志さんの台詞。
「 父上……。
安心してください、父上。
僕が居ます!
僕が父上の分まで、弓嘉の想いに応えます!
弓嘉と僕は夫婦になる仲ですから── 」と力強い眼差しを彩志さんに向けながら主人公の台詞。
「 春──、有り難う(////)
弓千嘉の事を頼みますね。
素直になれない照れ屋で意地っ張りな弓千嘉を喜ばせるとっておきを教えましょう。
確り身体で覚えてください 」と意気揚々な感じで彩志さんの台詞。
「 はい!
未成年の僕には成人の弓嘉に気持ち良くされてばかりだけど──、成人したら僕も弓嘉を気持ち良く出来る。
弓嘉に負けないぐらい、弓嘉に悦んでほしい!!
父上、どうか僕に弓嘉を悦ばせる為のテクニックを御教授ください!!
僕、弓嘉に飽きられない様に父上のテクニックをマスターしたいんです!! 」と気合いと意気込み満々の主人公の台詞。
「 春、頼もしいです。
弓千嘉を想う春の熱意に応えましょう。
今夜は少しだけ激しいですよ? 」と笑顔で彩志さんの台詞。
「 望む所です、父上!
弓嘉の為に頑張ります!!
父上……今夜も僕の中を父上で一杯にしてください(////)」と照れながら主人公の台詞。
「 勿論です。
身体の奥深くまで注いであげます 」と嬉しそうに彩志さんの台詞。
彩志さんは自分の布団の中に入ると主人公を抱きしめる。
彩志さんは主人公とチ●ウを始める。
相変わらず2人の口元は絶妙に隠されている。
主人公は弓嘉さんの為にパオパオの高度なテクニックを彩志さんから実践方式で学ぼうとしているみたいだ。
幾ら2人が想い合ってる仲じゃなくても──、どっちも弓嘉さんの事を考えて善かれと思ってしている事なんだろうけど──、弓嘉さんが2人の関係を知ったら、マジで泣くんじゃないかな??
だってさ、仲良く抱き合って濃厚なチ●ウ迄してるんだぞ!
彩志さんの部屋で、彩志さんの布団の中でパオパオしてる所を見られたりしたら──。
修羅場になるんじゃ…。
画面が切り替わって、キラキラと輝くミラーボールがクルクル回る。
ハープの音色が心地好く流れる。
画面に【 [ セーブ ]しますか? 】って出るから、オレは何時も通りに〔 はい 〕を選んだ。
マオ
「 そう言えば──、彩志さんの頼み事って何だったんだろう?
知る間もなく画面が切り替わっちゃったけどさ 」
マオキノ
「 翌日を迎えれば分かりますエリ 」
マオ
「 そうなのかな~~ 」
◎ 訂正しました。
布団 ─→ 布団
彩志さんを ─→ 父上を