⭕ セロフィートに交渉
◎ サブタイトルを変更しました。
──*──*──*── 県外
──*──*──*── 商店街
──*──*──*── マックンナルド
マオ
「 ──シュンシュン、怒って出てっちゃったな。
セロ、何で素っ気無い言い方したんだよ? 」
セロフィート
「 マオとの楽しい時間を邪魔されましたし 」
マオ
「 それは建前だろ~~ 」
セロフィート
「 おや、分かりました? 」
マオ
「 否定してくれよぉ…。
それは兎も角、シュンシュンの言ってた事も一理あるだろ? 」
セロフィート
「 弓弦さんの退魔師免許,ライセンスも玄武さんの陰陽師免許,ライセンスも念の為に渡してます。
警察官に職質をされた時には見せるように伝えてます 」
マオ
「 セロぉ!
シュンシュンに嘘吐いたのかよ!
何でそんな…… 」
セロフィート
「 ふふふ…。
ムキになる霄囹さんが面白くて、つい♪ 」
マオ
「 『 つい♪ 』って…… 」
セロフィート
「 勿論、マオの陰陽師免許,ライセンスと退魔師免許,ライセンスも用意してます。
マオも警察官に職質をされた時には見せてください。
身分証明証,保険証にも使えます 」
マオ
「 有り難な…。
≪ 日本国 ≫ってやたらとカードが多いよな~~。
陰陽師免許だろ退魔師免許だろ保険証だろマナカードだろタッポカードだろセロカードだろマイバイカード,魔法のブラックカードだろ…… 」
セロフィート
「 マイバイカードは近々保険証としても使えるようになるそうです。
マナカードとタッポカードが合わさったカードも近々出るそうです 」
マオ
「 へぇ、じゃあ持つカードの枚数が減るんだな 」
セロフィート
「 魔法のブラックカードとセロカードを1つにしてしまいましょうか 」
マオ
「 そんな事が出来るのかよ? 」
セロフィート
「 魔法のブラックカードで現金を引き出し、現金チャージをしないと使えないようにします。
セロカードを使える店ではマネー払いしか出来ないようにして、Pを貯まり易くしましょう 」
マオ
「 セロカードが使えない店だと普通にカード払いが出来るわけだな。
──どうせならさ、魔法のブラックカードをマナカードとタッポカードとしても使えるようにしてほしいよ。
マナカPとタッポPも付くようにしてほしいな。
出来ないか? 」
セロフィート
「 マオは注文が多いです 」
マオ
「 序でに頼むよ~~。
セロなら楽勝だろ? 」
セロフィート
「 はいはい。
可愛いマオの為です 」
マオ
「 やった!
これでカードを探す手間が省ける!
あっ、でもさ──、セロカードに電車,バスの支払い機能が付いたら楽だよな~~。
《 セロッタ商会 》は公共交通機関に進出はしないのか? 」
セロフィート
「 ふふふ…。
バックスポンサーとしてジワジワと介入してます。
廃線を復活させ、煙の出ないエコな蒸気機関車を古代魔法で走らせてます。
広大で雄大な大自然を堪能しながら観光を楽しめるようにしてます。
旅行好き,観光好きな御客をターゲットにしてガッポリしてます 」
マオ
「 へぇ……。
オレが知らないだけで、ちゃっかり始めてたんだな~~ 」
セロフィート
「 じゃあ、地方ではセロカードで電車,バスの支払いは出来てるんだ? 」
セロフィート
「 そうですね。
セロカードに現金チャージをしてタッチすれば、セロカPも貯まります 」
マオ
「 マナカP,タッポPは貯まらないんだ? 」
セロフィート
「 貯まりませんね。
その代わり、マナカP,タッポPやチャージ済みの金額をセロカードへ移行し、チャージ加算とセロカP加算されるようになってます。
不要となったマナカードとタッポカードは《 セロッタ商会 》で引き取り、再利用してます 」
マオ
「 地方は良いなぁ~~ 」
セロフィート
「 何事も外堀からジワジワと埋めていくものです 」
マオ
「 セロは外堀から埋めるの好きだよな~~。
流石は鬼畜ドSだよ 」
セロフィート
「 誰が鬼畜ドSですか。
心外です 」
マオ
「 ──話を弓弦さんに戻すけどさ、魔喰らいの弓は何で預かってるんだ?
没収したのか? 」
セロフィート
「 改良中です 」
マオ
「 は?
改良中??
どゆことだよ? 」
セロフィート
「 ≪ 日本国 ≫には魔具職人が居ません。
魔具が痛んだり、壊れてもメンテナンスや修理を出来る者が居ない世界です。
魔具職人の代わりにキノコンにメンテナンスや修理をさせてます。
序でに更に使い易くする為の改良も── 」
マオ
「 弓弦さんの許可は──、貰ってるわけ無いか…。
じゃあ、改良作業が済んだら魔喰らいの弓は弓弦さんの元に戻るんだな? 」
セロフィート
「 はい♪
持ち歩いても怪しまれないようになります 」
マオ
「 へぇ~~。
どんな感じになるんだろうなぁ~~。
楽しみになって来たかも!
シュンシュンにも “ メンテナンス中だから ” って言えば良かったよにな! 」
セロフィート
「 教える義理は無いです。
マオ、それを食べ終わったらスーパーへ行きましょう 」
マオ
「 そだな。
買い物カートに目一杯入れても良いかな? 」
セロフィート
「 はいはい。
好きなだけ買い物カートに入れてください。
消えるのは何処ぞの裏金です。
遠慮しないで沢山買ってください 」
マオ
「 おう!
裏金万歳だな! 」
セロフィート
「 ふふふ(////)
折角の買い物です。
大いに楽しみましょう♪ 」
マオ
「 そうだな! 」
注文したバーガーを全部食べ終えたオレは、セロに支払いをしてもらった。
支払いは魔法のブラックカード──MBK。
MBKで支払えば、何処かの誰かが隠している裏金が、ゴッソリと消える。
知らない内に裏金が減ってる事に気付いた持ち主は、警察に被害届を出したりするかな?
世間に公表の出来ない裏金だから、泣き寝入りするのかな??
まぁ、どうでも良いよな。
不正な手を使って溜め込んでる汚ない金だし。
経済を回して潤す為に、金庫に眠ってる裏金を有効活用してやってるんだ。
感謝されても文句を言われる筋合いなんて微塵も無いよ!
うんうん、セロとオレは良い事をしてるんだもんな!
これからも、どんどん裏金や隠し財産を使いまくって楽しい思いをするぞ!
◎ 自分で書いといて何ですが、魔法のブラックカードが欲しいです。
人様の裏金や隠し財産を使って、楽しく贅沢な暮らしがしたいものです。