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☀「 セロ 」もしも、玄武,弓弦,霄囹が裏野ハイツで暮らしたら……。  作者: 雪*苺
一月一三日 【 おまけ 2 / 13日の金曜日 】
117/430

⭕ 霄囹の帰宅


──*──*──*── 東京都米●市米●町米●横丁


──*──*──*── 犯罪天国都市・米●町


──*──*──*── 裏野ハイツ


──*──*──*── 102号室


霄囹

「 ただいま~~ 」


 転移陣を使うから移動はラクだ。

 どうやらゆうしょくの時間にに合ったようだな。


マオ

「 シュンシュン!

  お帰り!

  番組、見てたよ!

  沢山、喋ってたな~~ 」


霄囹

「 マオ── 」


セロフィート

「 お帰りなさい、しょうれいさん。

  ゆうしょくあとシーエム撮影をします。

  シーディーの購入特典に付けるスタンドカレンダーの撮影をします 」


霄囹

「 スタンドカレンダーなんて聞いてない! 」


セロフィート

「 キノコンが番組で発表したのを聞いたでしょう。

  予約特典のハンドタオルはワタシが用意します。

  しょうれいさんは撮影に集中してください 」


霄囹

まったく、ひと使づかいが荒いんだよ! 」


セロフィート

しょうれいさん、時間の心配は無用です。

  特別な撮影現場を用意してます 」


マオ

「 あっ、もしかして──、オレの≪ ダンジョン ≫を使うのか?

  ≪ ダンジョン ≫の中は現実世界と時間の流れが違うもんな~~ 」


霄囹

「 ≪ ダンジョン ≫だぁ?

  時間の流れが違うだって??

  ほんにそんな場所がるのかよ? 」


マオ

「 フッフ~~ン!

  セロがオレの為に作ってくれた≪ ダンジョン ≫なんだぞ!

  強い怪物モンスターがウジャウジャしててさ、い運動になるんだよ 」


霄囹

「 ふぅん?

  現実と違う時間が流れる≪ ダンジョン ≫ねぇ~~。

  セロフィート、僕も欲しい!

  僕にも≪ ダンジョン ≫とやらを作ってくれよ! 」


セロフィート

しょうれいさんには必要ないです。

  ≪ ダンジョン ≫はマオと共同で使ってください。

  マオ、いですね? 」


マオ

「 お、おう……オレは構わないよ。

  シュンシュン、一緒に≪ ダンジョン ≫で怪物モンスターを狩ろうよ! 」


霄囹

「 生憎と僕は怪物モンスター退治に興味は無いねぇ~~。

  あっ、そうだ!

  スタンドカレンダーに()も出ろよ 」


マオ

「 へ?

  なんでだよ? 」


霄囹

「 購入特典なんだろ?

  友情出演ってヤツだ!

  マオとのツーショットを1枚れよう! 」


マオ

だよ!

  オレは有名になりたくない!

  セロだって反対だよな? 」


セロフィート

「 ふふふ…。

  女装すればいです。

  折角ですし、しょうれいさんも一緒に女装すれば、男性ファンも喜ぶでしょう 」


霄囹

「 冗談じゃない!

  見ず知らずの男どものオカズにされてたまるか! 」


セロフィート

「 残念ですね、マオ。

  しょうれいさん、マオの代わりにワンコを貸します。

  マオとの撮影は諦めてください 」


霄囹

「 チェッ!

  い案だと思ったんだけどな!

  ところで、さっきから部屋の中を歩き回ってる白い犬とマオが抱っこしてる犬はなんだよ?

  とうとうペットでも飼ったのか?

  くもまぁ、セノコンとマオキノが許したもんだな 」


マオキノ

「 許してませんエリ! 」


セノコン

「 ペットは断固反対ですエリ! 」


霄囹

「 だったらなんで動物がるんだよ? 」


マオ

「 これはセロが出してくれた犬の〈 うつわ()にん(ニン)ぎょう() 〉なんだよ。

  動物を飼うのは反対されたけど、〈 うつわ()にん(ニン)ぎょう() 〉だったらいってマオキノもセノコンも許してくれたんだ。

  〈 うつわ()にん(ニン)ぎょう() 〉だからさ、飲食の必要がないし、散歩に連れてく必要も無いんだ。

  排泄もしないし、飼うのにラクだよ。

  〈 うつわ()にん(ニン)ぎょう() 〉だからなついてはくれないけど、本物みたいだろ? 」


霄囹

「 ふぅん……。

  〈 うつわ()にん(ニン)ぎょう() 〉の動物ねぇ?

  それ、いじゃないか!

  しろを使った式神は一定時間が経つと消えてしまうからねぇ。

  じゅれいしろにして呼び出した式神もほうきりそそがないと消えてしまうからな。

  セロフィート、僕も欲しい!

  101号室にも犬の〈 うつわ()にん(ニン)ぎょう() 〉を住まわせたいんだ!

  げんづるない部屋は殺風景だろ。

  キノコンだって≪ キノコン王国 ≫に里帰りしたらガランガランじゃないか 」


セロフィート

しょうれいさんは1人でるのが “ 怖い ” という事ですか 」


霄囹

「 こ──怖くなんかないぞ!!

  い……癒しがあってもいと思っただけだ!! 」


セロフィート

「 はいはい。

  そういう事にするとしましょう。

  このみの犬がれば教えてください。

  〈 うつわ()にん(ニン)ぎょう() 〉を用意して101号室へ転送しときます 」


霄囹

いのか?

  ぃよし!

  やったぞ!! 」


マオ

「 セロ、いのか? 」


セロフィート

「 構いません。

  しょうれいさんは稼いでくれてますから 」


マオ

「 ふぅん?

  そう言えば生放送でリンフォンや《 セロッタ商会 》の公式ホームページサイトの紹介してたもんな~~ 」


セノコン

「 御持たせ致しましたエリ。

  ゆうしょくの準備が整いましたエリ 」


マオキノ

「 今晩はしょうれいちゃまが生放送に出演された御祝いと番組のEDエンディングを飾った御祝いですエリ!

  御馳走を御用意致しましたエリ 」


マオ

「 やった!

  にも増して豪勢だな!

  シュンシュン、早く食べよう 」


霄囹

「 あ、あぁ…… 」


 僕の為に用意してくれた御馳走か……。

 フ、フン(////)

 嬉しいじゃないか!

 残さず食べてやるとするか!






 セノコンとマオキノは食事を取る事なく、セロフィート,マオ,僕の為にしくもせわしく動き回ってくれる。

 宿泊旅館や宿泊ホテルで食べる料理もいけど、やっぱりキノコンの作る料理が1番い!

 マオがく喋って煩いけど、たまには悪くないな(////)


霄囹

「 ──おっ、なんだよ。

  これは酒か?

  初めて飲む味だな 」


セロフィート

「 キノコンが酒蔵で作った穀物しゅです。

  種類はほかにも有ります。

  セロカ会員の成人者のみ買えるネット販売品です。

  御試し10本セットやきなボトルをセット買い出来るようになってます 」


霄囹

「 へぇ?

  さけるいにも手を出してるのかよ? 」


マオ

いよなぁ~~。

  シュンシュンは酒が飲めてさ!

  オレは飲めないんだ…… 」


マオキノ

「 マオ様、和茶ですエリ 」


マオ

がとな、マオキノ…… 」


霄囹

「 へぇ?

  そりゃ残念だな。

  僕がマオの分まで飲んでやるから、沈んだ顔するなよ! 」


セノコン

「 ジュースや果汁と割ってもしいですエリ。

  炭酸水割り、水割り、白湯割り、ロック──なにで割ってもしいように作られてますエリ 」


マオキノ

「 料理しゅとしても使えますエリ。

  今晩の料理には料理しゅとしても使用してますエリ。

  マオ様にも安心して食べていただけるように調理してますエリ 」 


マオ

「 そうなんだ?

  どの料理に使われてるのか全然分からないな 」


セノコン

「 料理に合わせて使う穀物しゅを変えてますエリ 」


セロフィート

「 穀物しゅの販売もそうですけど、新しく始めた最上高級品の黒いダイヤ(バージンヘアー),池で飼う錦鯉,池で飼う錦金魚,水槽で飼える錦鯉,水槽で飼える錦金魚の事業も順調に急上昇し、経済を回してます。

  《 セロッタ商会 》の支社も全国的に増え、ます(ます)発展してます 」


霄囹

「 この≪ にっぽんこく ≫で着実に猛威をふるってる──って訳かよ 」


セロフィート

「 失礼ですね。

  猛威などふるってませんし 」


セノコン

「 セロ様は開発停滞で放置されている土地を買い占めて有効利用されてますエリ 」


霄囹

「 へぇ?

  買い占めるなんて出来るのかよ? 」


セロフィート

「 ワタシは吟遊大詩人です。

  大抵の事は可能です。

  こころよくワタシに無料で譲ってくれます♪ 」


マオ

「 ははは~~。

  どうせ古代エンシェント魔法マジックで偉いさん達の記憶を改竄して貰ってるんだろ~~ 」


セロフィート

「 マオ、ひときの悪い事を言わないでください。

  偉いさん達の善意からる御厚意を受けているだけです 」


マオ

「 物は言いようだよなぁ~~ 」


霄囹

「 セロフィートは、善人そうな吟遊詩人の皮を被った悪魔って事だねぇ?

  流石さすがは “ 人間の敵 ” だねぇ 」


マオ

「 シュンシュン──、“ 人間の敵 ” じゃなくて、“ 人類の敵 ” だからな!

  似てるけど違うから、間違えないでくれよ! 」


霄囹

「 どっちも同じだろ~~?

  あっ、そうだ。

  マオ、マオキノにタブレットを借りて【 少年陰陽師★平安幻想異聞録 ~ 碁会所 ~ 】で遊べよ。

  【 少年陰陽師★平安幻想異聞録 】はクリアしたんだろ? 」


マオ

「 まぁな~~。

  でも囲碁する為にタブレットを使うのもな~~。

  囲碁ならセロとでも打てるし…… 」


霄囹

「 【 少年陰陽師★平安幻想異聞録 ~ 碁会所 ~ 】で友達フレンド登録すると、離れた場所に友達フレンドと対局する事が出来るんだぞ!

  げんづるとも囲碁をしながらチャットも出来るんだ!

  マオも始めろ!

  僕が友達フレンド1号になってやるから! 」


マオ

「 えぇ~~。

  オレ、タブレットの使い方なんて分からないよ…… 」


マオキノ

「 マオ様、セロ様から頂いたチラシのキューアールコードから無料ダウンロードは済んでますエリ 」


マオ

「 マオキノ──、に……。

  抜け目がないな~~ 」


霄囹

「 でかしてるぞ、マオキノ!

  ぐに僕と友達フレンド登録するぞ! 」


マオキノ

「 はいですエリ 」


マオ

「 勝手に盛り上がってるしな~~ 」


セロフィート

「 ふふふ…。

  友達フレンドになったからと言って必ずチャットをする必要はないです。

  いではないですか 」


マオ

「 う、うん……。

  セロが言うならいけどさ…… 」


 マオキノと友達フレンド登録を済ませたシュンシュンは嬉しそうだ。


セノコン

しょうれいちゃま、ボクとも友達フレンド登録しますエリ 」


マオキノ

「 ボクもスマホ(スマートフォン)から友達フレンド登録しますエリ 」


霄囹

「 友達が1度に3人も出来るのか!

  いねぇ~~ 」


 シュンシュンがぅ~~。

 友達フレンド登録をしたら特典でも貰えるのかな?

 げんさんとづるさんが戻ってたら、オレも友達フレンド登録してもらおうかな~~。

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