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謎の少女

 

「意外と美味しくできたんじゃない??」


  皿を洗っている僕にルリが話しかけて来た。


「うん。まぁまぁだったかな。それはそうと家に帰らなくていいの?明日朝練もあるでしょ?」


 外を見ると日が落ちて空が真っ暗になっていた。


「あ、ほんとだ。もうこんな時間。じゃあ、私もう帰るね」


「送って行こうか?もう遅いし」


「ううん。近いからいいよ。また時間が出来たら来るから」


 その時のルリの顔は何時もの元気な顔では無く、寂しそうな顔をしていた。


「ルリ!」


「ん?何?」


「その、ありがとう……」


「うん!じゃあ、またね」


 ガチャっとドアの音が聞こえ、僕は洗い物の続きを始めた。


「カイト、笑って無かった……。なんでカイトがこんな目に遭わないといけないの……。何も悪い事なんてして無いのに……」


 ルリはドアにもたれ掛かり、涙を流した。


 数日後、お母さんの葬式があった。僕は涙をこらえるつもりだったが、やっぱり涙が出た。ルリも一緒に涙を流していた。

 葬式が終わり、家まで送ろうかと親戚のおばあちゃんに言われたが、1人で帰ると言ってその場を離れた。今日は1人で帰りたい気分だった。それを察したのか、「じゃあ、気をつけるんだよ」と言い残してその場を去った。


 空を見上げると星空が綺麗だった。お母さんが亡くなっていなければ魅入っていただろう。しかし、今は星の綺麗さに認めてる程心の中に余裕は無かった。ぼーっと空を見上げていると山の方から青白い光が見えた。火事かと思ったが、何かが燃えている感じでは無かった。


「なんだ……あれ……」


 僕は気になってその光の方へ走って向かった。道の無い道の歩き、青白い光がある方へと歩き続けた。青白い光が近くなり、木に隠れながらこっそりと覗くと、青白い光に話しかける、小さな女の子がいた。


「なんで小さな女の子がこんな所にいるんだ……?後、誰もいないようだけど誰と喋っているんだ?」


 僕の目の前にいる少女は謎ばかりだった。

少しづつではありますが、ブックマークをして下さる方がいてめちゃくちゃ喜んでます。更新も頑張って行こうと思いますのでよろしくお願いします!!

という事で!今回の最後に出たのがロリです!!はい、次回からロリのターンです。よろしくお願いします!!

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