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いとこになる…?

「わたしはカイト君のもごもごもご」


 ユナが突然自己紹介を始めようとして僕は慌ててユナの口を押さえた。友達と本当の事を言われたらこの状況を切り抜けられる気がしなかったから僕はルリに対して嘘を付くことにした。


「この子はユナ。僕のいとこだよ」


 その時ルリとユナが驚いた顔をした。


「ちょっといとこってどう言う事?今までカイトにそんな子がいるって言ってたっけ?」


「実は居るには居たんだけどつい最近まで病院にいてね。今日退院して今僕の家で遊んでるんだよ。ユナの両親が用事で今いないんだよ」


「へぇ〜。そうだったんだ……」


「もごもごもごもご!」


 ルリが納得出来るような理由を考えていてユナの口を押さえていたのを忘れていた。


「あ、ごめんごめん」


「ぷはっ!ちょっとカイト君!いきなり何するのですか!後、わたしはカイト君のいとこじゃ無くて友」


「と!とりあえず!ルリは状況は分かってくれたかな?」


「う、うん……」


「とりあえず、今は僕のいとこって事にしておいて」


「わ、分かったのです」


 僕はユナの耳元で言うとユナは頷いた。


「そうなんだ。退院したのなら良かったじゃない!ユナちゃんって言うのね。よろしく。アタシはルリよ」


「はい!よろしく願いしますです!ルリさん!」


 ユナはルリの手を両手で取るとブンブンと振った。


「ルリちゃん可愛い!すっごく可愛いよ。こんな可愛い子初めて見たよ」


「わっ!な、何で急に抱きつくんですかルリさん……く、苦しい……」


「お、おい。ユナが苦しそうだぞ」


「あ、ごめんごめん。可愛いからつい……」


「か、可愛いだなんて……初めて言われました。ありがとうございますです!嬉しいです!」


 ユナはそう言ってニコっと笑うと、ルリは倒れた。


「か、可愛い……。カイトこんな可愛い子をいとこに持ってるなんて幸せじゃん……ねぇ?」


「う、うん。僕はこんなに可愛いいとこを持って幸せだよ」


「そんな……カイト君まで……わたし、嬉しいです!」


 そう言うとユナは頭を差し出して来た。今はいとこの設定だから頭を撫でてあげた。とても嬉しそうな顔をするユナを見てこっちまで嬉しくなった。

いつの間にか5日も放置してました……1日放置したらずるずると……頑張ります

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