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水浴び

12時を回り、お腹が空いた僕はスーパーに買い物に出かけた。


「今日は何を食べようか……な?」


 いつも買い物してるスーパーに行く道を歩いていたら、明らかに空に浮いている人がいた。


「ゆ、幽霊??」


 僕が震えながら言った瞬間、幽霊がこちらを見た。


「!?!?」


 僕は声にならない叫びをあげて一目散に逃げて行った。


「はぁ……はぁ……。どうなってるんだ?今まであんなの見た事無かったのに……ユナちゃんに聞いてみよ」


 まだ近くにいるかもしれない幽霊に怯えながら、ユナのいる森に向かった。


「ユナちゃん?いるー?僕だけどー」


 ユナの家の前に着いて、ドアをコンコンと鳴らすが反応が無い。


「あ、そう言えば家にいない時は散歩してるって言ってたような。ちょっと周りを探してみるか」


 僕はユナを探しに森の周りを歩き出した。


「ユナちゃん何処にいるんだろう」


 近くを回って探してみたが全然見つからない。もう少し奥を探してみる事にした。


「水の音がする……。ここの近くに水が流れてる所あったんだ」


 僕は水の音がする方向に向かって歩き出した。


「あれ?あそこにいるのユナちゃんだよな」


 湖の所に見たことある女の子がいた。湖に近付くとやっぱりユナだった。


「ユナちゃーん!おーい!」


「カイト君!?なんでここに!?ちょっと待って!来ちゃダメー!!」


 僕はユナに何かあったのかと思い、走って近付くと、目の前で見たものは裸姿のユナだった。


「きゃーーー!!」


 ユナの叫びが森中に響き渡った。


「本当にごめん!!」


 僕はユナの部屋で全力で土下座をした。


「い、いえ!もう気にしなくていいので!土下座は辞めて下さい!」


 ユナが両手をブンブン横に振りながら慌てた。それでも僕は土下座を辞めなかった。


「ほ、ほら。カイト君はわざとじゃ無いんですよね?」


「う、うん……」


「な、なら!謝る必要無いじゃないですか!だから、土下座は辞めてくだい!」

 

 僕は土下座を辞めてゆっくりと立ち上がった。


「なんであそこではだ……その、何をしてたの?」


 女の子に向かって裸とは恥ずかしくて言えず言葉を濁した。


「あ、あれはですね!水浴びです!体は一日に一回は洗いたくて晴れている日はあの場所で体と服を洗うんです。雨の日はお外出られないし冬は冷たいしで困るんですけどね」


「そ、そうなんだ。今度からあそこ行く時気をつけるね」


「は、はい……。そうしてくれると嬉しいです」


 二人共思い出して恥ずかしくなって顔を赤くして静かな空間が出来た。

前の投稿からかなり時間が経ちましたが、これからはもう少し頻度上げて出そうと思います。頑張ります(血涙)

これ書きながら妄想膨らませて鼻血出たのは内緒です。

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