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狂気の大賢者の冒険記~異世界でマイペースな大冒険~  作者: 秋星 優樹
狂気の大賢者の異世界転移
6/17

#6 マルクスマルクマルクスマルクマルクスマルクマル(ry

執筆活動が進まん...

書き溜めしたいけど溜まらない...

「話が逸れたな、説明した通り、領主の息子だが

立場が低いから町の衛士長に回された。

一応、騎士になるための訓練だのって言ってたが

まぁ兄上共が俺をハブるためになんかしたんだろ…」


「なるほどねぇ…」


「自慢じゃないが剣も魔術も学力もそれなりの才能が有ったもんだから

目の敵にされてんだよなぁ…」


「君ってもしかして嫌味言うの好きだったりする?」


「おう!兄上共は基本的にバカだからな!

嫌味に気付けなくて変なことを言ってるのを笑うのが最高に好きなんだ!」


「うわぁ…この人、兄弟のせいで人格が歪みまくってるぞ…」


先程のように無駄に飛び回るのを止めて、

大人しく優樹の後ろに控えてたリリスがドン引きしている。


「あぁ、歪みに歪んだな、その結果生まれたのが要するにマルクこと俺だ、

まぁ実際はもっと色々な原因があったりするが詳しいことは省略させてもらう」


「なるほど…人格の分裂みたいな感じかい?」


「あぁそうだ、極稀に起こる現象らしいが心に大きな負荷がかかった時に

人格が分れてしまうことがある、普通ならば暫くすれば元に戻るのだが

ここで特殊な条件がそろうと分裂した人格一つ一つが自我を持ってしまうんだ。

もっとも、普通の人間は条件が揃うと逆に死んじまうが、それは置いとこう。」


地球においても多重人格はあったが異世界では少々原理が違うようだ。


「まぁそんな感じで分れた俺たちは基本的にマルクスが前に出て過ごして

裏で俺が色々やってる感じだ。

ただ、日常生活というか普段は俺の方が前に出てるから気を抜くと

お前らみたいな勘のいい奴には怪しまれることも何度かあったがな…」


「じゃぁ普段からマルクスでいればいいじゃん」


「そうもいかねぇんだよ…

ずっとマルクスとかずっと俺ってのは出来なくて、

大体半々ぐらいで活動しねぇといけねぇんだ。」


「へぇ?そりゃまた何で?」


「詳しくはわからねぇが、ずっと片方の人格でいると

そっちに魔力やなんかが色々と偏るらしいんだ、

そうするとバランスを崩して両方の人格が消滅しちまうらしい」


「うわぁ…結構怖いね…」


人格は魂の一部であり、生物として重要な要素である。

人格が消滅するということは良くて植物状態、

そうでなければ死んでしまうだろう


「まぁ、気を付けてれば問題はないからな、

それに1日2日でどうこうなる話じゃねぇ、

大体一週間程偏ると怪しいらしい。」


「なるほどねぇ…それで、マルクスのことは分かったし

マルクが生まれた経緯も分かったけど」


「けど?」


「マルクは普段何をしているんだ?」


優樹に聞かれて苦笑するとともに肩を竦めるマルク。


「あんま褒められたことじゃねぇよ、

裏って言った通り、色々暗躍してるんだ、

勿論、貴族で暗躍って言ったら…な?」


「なるほどねぇ?」


「わかったか?それじゃあ俺の事はこの位にして…」


「待った」


突然、待ったをかける優樹。

いきなりの事に困惑するマルクに優樹は嫌らしい笑みを浮かべながら…


「さっき普通の人間なら人格の分裂で死んじまうって言ったろ?

誤魔化そうとしてるみたいだけど、そうは問屋が卸さねぇぜ?

さぁ、どういうことか説明してもらおうか?」


優樹のその問いにとても驚いた顔をするマルク。

その後、苦笑して肩を竦めたマルクは…


「…俺は半魔族だ」


そう、真っ黒な笑みを浮かべて言った。

どうして私はこう不穏な空気で終わらせたがるんすかね?

あ、そう言えばなんすけど、縦書きで読んでる人っていますか?

いるんだったら三点リーダーにした方が良いかな~って。

ピリオドに慣れちゃって中々使わないんすよね。

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