#4 ねぇなんかこの話短くない?
そろそろ前書き書くの怠くなってきたな()
今回は短いっす。
「さて、僕の住んでる場所はそんなに広くないんだけどね…
まぁ君たち二人が入っても何ら問題はない位だから安心して頂戴」
「大丈夫です…狭い場所には慣れてるので…」
「この子ったら前に物置の中で寝てたんだよ~!
そんな薄暗くて狭い場所でわざわざ寝なくてていいのにね~!」
頬をヒクつかせながらマルクスさんと会話する二人。
どうやらどちらが笑いを堪えられるか勝負になったようだ。
因みに、物置ではないが押入れとしては実話である。
某青いロボットの気分を味わった事が有るのだ。
「ははは!僕も子供の頃は狭い場所が大好きだったなぁ
男の子ってのは少なからずそういう場所が好きなのかもしれないね」
「そう…なのかな?」
「さぁ~?私はこの子としか一緒に居た事が無いから分からないけど~
それでもこの子が狭いところが大好きなのは間違いないねぇ~」
無駄にクルクルまわるリリス、優樹がプルプルしている。
どうやらリリスが優勢のようである、何の勝負だかイマイチ分からないが。
「しかしこの子は元気だねぇ~、妖精って言うのは大体こうなのかな?」
「さぁ…?でもそんな姿が可愛いから嫌いじゃない…」
「ッ…!?な!何よいきなり!だったらいつも褒めなさいな!」
「やだ」
「ッ~~~~~~~~~!」
顔を真っ赤にするリリス、どうやら形勢逆転のようだ。
…いや、笑わせるのではなかったのか、
これではただイチャついてるだけの状態だ、勝負とは。
「いや~、仲睦まじいねぇ~…俺もあんな感じだったらなぁ…」
「……」
「……」
優樹とリリス、揃って思った。
((マジで何があったんだこの人…))
ちらほら垣間見える闇の部分が気になってしょうがないのだ。
「さて、着いたよ、ここが僕の家だ。」
そう言って案内されたのは二階建ての一軒家だ、
通ってきた道の傍には平屋の家しかなかったのだが、
ここは二階建てで尚且つ通常の家4軒分の面積だ。
明らかに豪邸だと思われる家の門をくぐるマルクス、
門番に挨拶するのも忘れていない模様。
玄関の扉を開き、優樹達の方を振り向いた。
「さぁ、どうぞ上がって、狭い家だけど遠慮しないで。」
「「いや十分豪邸でしょ嫌味かよ!」」
マルクスは何故か聞こえていないのか家に入っていく。
置いて行かれた二人は顔を見合わせてため息をついた後、
揃って肩を竦めて家の中へと歩いて行った。
―――さて、吉と出るか凶と出るか…
そんな誰にも聞こえないつぶやきと共に扉は閉められた。
はい、意味深なセリフと共に終了っと。
タイトルが適当なのはいつものことになるので気にしないで()
イチャイチャしてますねぇ?願望の塊ですよええ()
次回も1週間後かな?書き溜め出来たら投稿間隔短くします。




