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両親転生  作者: 八神ひろ
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鎖国待ったなし!

「み、ミサイルぅー?」


 こくっ。奏音かのんはうなずく。


「大丈夫なのか?!」

「うん。もう平気。これからは痛みは0.01秒で消えるようにしたから」


 ミサイルは島の北西部のバリアに当たり、爆散したようだ。だが島にもバリアにも被害は無いらしい。


 俺の方が動揺してしまったくらいだ。


 物理的な被害が無かったとしても、妹は痛みを感じてしまった。護衛艦が衝突した際と同様、島と一体化しているからだろう。


 だが、この先は同じことがあっても、痛みを少しの時間しか感じないように島との接続回路――と妹が認識したもの――を調整したらしい。


 ただでは転ばないところと、痛みを完全に無効化しなかったのがウチの家系らしい。痛みというのは生存本能に必要だからな。


 それはそうと、妹が疲弊ひへいしたのは事実。俺はちょっと怒っていた。


 宣戦布告も無しに(あっても困るけど)ミサイルを撃ち込んで来た連中を特定して何らかの報いは受けさせるべきだ。なるべく穏便おんびんにね。


 奏音にはバリアから外の世界の感覚は無いらしく、残念ながらどこから飛んできたものかわからない。なので妹は休ませながら俺が張り切って調査する。


 後からやってきたズズズーンとお腹に響くような重低音がかすかに響いたのが6分遅れだったことから、ミサイルの爆発地点はここから130㎞と推定した。


「何か手がかりがないか確認しよう」


 早速、俺はいくつかの機械を魔法で作る。まずは、地図内蔵のGPS、GPSの電波アンチジャマーを作り出す。


 先程、自衛隊から日本のEEZ内だと聞いたが、正確なところを知っておきたい。GPSで現在地の緯度経度を測り、地図に投影する。ネット環境が無いので地図を内蔵させたのだ。さらにアンチジャマーを起動し、その情報が変わらないことを確認する。


 正直なところ、アンチジャマー、つまりは偽のGPS情報をつかまされないようにするための装置がどんな原理で動いているのかは知らない。現在の科学で作れるものを作っただけなので。とりあえずGPS信号の改竄かいざんは無いようだ。


 現在地は和歌山県沖の南に280kmくらい。日本のEEZは和歌山県沖にぽっかりと穴があるのだが、その穴の北3割が妹の国という感じだな。バリアにおおわれたエリアすべてであれば日本のEEZを少し浸食しているような感じだが、島だけで考えればほとんどEEZ外だ。


 まあそれでも、思った以上に日本が近い。この島を独立国家と認めれば、日本はEEZを少し減らすこととなる。EEZが減れば漁場が減るわけで。こりゃ日本政府を納得させるのは骨が折れるぞ。


 現在地が把握できたところで次はドローンを作った。それも軍事用のやつ。


 軍事用で高速・長航続距離のものとはいえ、ミサイル爆発現場までは距離がある。1時間くらいはかかるだろう。しかも、爆発のあとを見たところで俺には知識がないから、ドローンでの調査が意味があるか分からない。それでも一部の破片でも持って帰れることを期待して送り出す。


「行ってこーい!」


 ドローンを見送りながら、GPSによる位置情報と映像が正しく受信できていることを確認。俺が乗れるタイプなら直接確かめてくるんだけど……いやいや、ミサイルが核弾頭だったとしたら危険だから、これでいいのだ。


 奏音が教えてくれた大体の現場近くまで自動航行オートクルーズにセットしたら、次はBSアンテナとテレビを作り、設置する。外からの電磁波はバリアを抜けてくるから衛星電波は来ているはずだ。


 沖縄より本州が近いこともあり、問題なく受信して、映像を映し出す。俺はニュース専門チャンネルに合わせて情報を確認する。


『トップニュースです。今朝、午前7時5分頃、日本と近隣諸国の人類に神と名乗る声が……』


 やはり、今朝に神の御告げはあったらしい。


『続いて、次のニュースです。今日未明、気象衛星の映像に障害が発生しました……』


 これも東島2尉の言うとおりか。実際の気象衛星の映像も報道され、この島の形――正確には島の周囲50kmを覆うバリアの形――が綺麗な長方形であることが確認できた。


「おお。神よ。もう少し自然な形の島にできませんでしたか?」


 思わず、声に出ちゃった。とにかくすげえ()()()感あるよ。


 数分確認してみたが、他にめぼしいニュースは報道されなかった。ミサイルの件は、報道されていないようだ。Jアラートすら出さなかったということだろうか。それから、俺たちや家が住んでいた場所から消えたこともニュースになっていなかった。家が突然消えたら大事おおごとになるかと思っていたのだが、気づかれていないか、全国ニュースというほどではなかっただけか。


 その次は何を調べようかと色々と考えを巡らせていたところ、ふと護衛艦の艦長の言葉を思い出す。あの時、「障害」と言っていたのは、このミサイルのことではないかと思い立ったのだ。


 俺たちはレーダーも何も持ってないので、バリアの外のことはまったく分からないが、ミサイルが北西のバリアで爆発したということは、北西方向から打たれたと考えるのが自然だ。


 当然、バリアの北西には日本の領土領海があり、日本から発射されたのでなければ、彼らの領空を通り過ぎたことになる。それに気づいていない訳がない。


 寝ている奏音に声をかける。


「護衛艦の人たちはミサイルの事を知っていた可能性が高い。聞いてみよう」

「答えてくれるかな?」

「簡単ではないかもな。でも答えてくれないなら、その時はその時だ。鎖国してこの世界の中だけで生きていこう」

「うん、それでいいよ」


 俺は、自衛隊の人たちは俺たちの味方になってくれるだろう、と楽観的に考えていた。今のところ、あの艦長や部下からの情報はテレビの内容と齟齬そごが無い。嘘をつくような人ではないと考えていたし、真摯しんしに交渉をし相手方のメリットも打ち出せば協力を得られる、と思い込んでいた。


 善は急げと、エージェントを起動させて、まずは放置していた東島2尉に話しかける。


「先程、我々の国の北西部にミサイル攻撃がありました。この件について、山口艦長にご意見を伺いたいのですが、お取り次ぎいただけますか?」

「!!なるほど、貴方がたのおっしゃりたいことは分かります。山口が障害が発生と言ったことですね」


 この東島2尉、どこまでも話が早い人だなと思った。もしくは「障害」の内容を知ってて黙っていたか。いずれにせよ、この場で隠しても無駄だと判断しているその現場力は頼りになると思った。


 会談はすぐにセッティングされ、またもや護衛艦の食堂に集められた。先ほどより落ち着いた表情で艦長が出迎える。


「先程はお話を中座するような形となり申し訳ない。ミサイルについてということでしたな」

「はい。先程、我々の国の北西部におそらく弾道ミサイルと思わしき飛翔体が激突し、爆発しました。幸い私たちの国には神の力で守られており、直接的な被害はありません」

「そうでしたか。つつしんでお見舞い申し上げます」

「……お気遣いありがとうございます。私の発言を山口艦長は疑っておられないご様子。ということは何かご存知ではないかと思い、今回お伺いした次第です」

「なるほど。ご明察めいさつですな。先般せんぱん、障害が発生したと申し上げましたが、その飛翔体のことです。日本の上空を通ることがわかったため、一旦降りていただき、我々も防衛に専念しておりました。そして各所と連携を取り、この海域に近づくことが判明しておりましたが、残念ながら貴方がたに警告等も出す余裕がないまま、飛翔体の接近を許してしまいました」


 先程は答えて貰えなかった事なのに、割とはっきり知ってたと言うもんだな。驚いたが、そりゃ自衛隊がミサイル発射されて知らないとは言えないもんな。


「そうでしたか。お気になさらず。ところで、このミサイルについての出所でどころをご存知かと思いますが、お教えいただけますか?」

「それについてはいずれ我が国の政府発表もあることですし、やぶさかではないのですが、先に貴方がたとの関係をはっきりとさせませんか?貴方がたは、日本とどうなりたいとお思いですか?」

「……私としては、これほど近くにあり、しかも我が国からすれば、周りを日本に囲まれていると言っても過言ではない。そういった地理的な関係にありますので、きちんと国交を結び、独立国として認めていただきたいと考えています。そのためならば、日本側にメリットをご用意しましょう。我が国には、金やプラチナ、ダイヤモンド、レアメタル、レアアース、それから原油などの資源が豊富にあるのは分かっております。すでに各資源の精錬施設も整えておりますので、優先的に輸出できるでしょう。口だけでは信用していただけないのであれば、相当な量をお見せすることもできます。安全保障も互いに締結できるなら、それらの資源を他の相場よりお安くお譲りすることも検討いたします。もちろん、他国より近いので輸送費においてもメリットとなるでしょう」

「まずは貿易、ということでしょうかな?」

「そうです。我々は新興国ですから、外貨を持っておりません。まあ内需だけで充分国を発展させる自信はありますので、不必要に日本円を持ち帰ることは致しません。代わりに余っている農作物をいただければ」


 魔法で食糧を確保することもできるが、いつか魔法が無くなった時のことは考えておかねば。


 しかし実は俺が出したメリットは、メリット足り得ない。向こうさんからしてみれば、独立国として貿易しなくても、日本領または属国として奪い取ればいいのだ。


 さて、どうでるか……。


(兄さん、兄さん)

 VRシステムの向こうから奏音かのんが声を掛ける。もう寝てなくて大丈夫なのだろうか。俺はマイクを切って、自分の声がエージェントの方に聞こえないようにする。


(なんだい?)

(貿易なんてする必要あるの?)

(いや、基本的には要らないが)

(ならなんで?)

(そりゃそうした方が、何も困ってることなんてない、放っておいてくれ、というより出しゃばってくるやつが少なくなるからだよ。おっと、向こう側に動きがあるみたいだ。後で説明するから待ってな)


「艦長」

「なんだね?東島くん」

「差し出がましいようですが、発言の許可をいただけますか?」


 東島2尉が先程からこちらをチラチラと見ていたが発言したかったのか。


「アマノさん、貴方がたに本当に必要なのは、貿易ですか?」

「……と、言いますと?」

「貴方がたが本当にこの海域の島の主人だと言うのであれば、人手が足りなさ過ぎに見えます。技術力はお持ちですが、有事の際にご自分で動きすぎです。このロボットだって人手が足りない証拠でしょう。他に人は居ないのですか?」

「……おそらく居ますよ。ただし、まだこの島を我々が預かってから24時間と経っていないのです。先住民が居るはずですが、まだ会えていません。そして、この先住民は、おそらく我々とは異なる人類です。神が創りたもうた人類。慎重になって……えーと。もしかして東島氏は、貿易よりも内政が先だと仰りたいのですか?」

「いえ、そうではなく、人手を我々に求めるべきでは、と思った次第です」


 ちょっと東島2尉が何を言いたいのか分からない。艦長との話は多少は用意してきた内容なので、これまでの会話に大筋問題は無いが、アドリブで交渉できるほどの会話力は無い。


「それこそ、内政干渉と言うべき事ですが、貿易は確かに我々の国を盤石にしてから、ということですよね。先を急ぎすぎました。ご助言ありがとうございます。しかし、貿易より先に人手をお借りできるなんて可能なのですか?」

「できますよ。先程、ミサイルが貴方がたのバリアに衝突したではありませんか。非常事態宣言でも出していただければ、あくまでも近くに居ただけの我々が力を貸すことができるようになります」

「待ちたまえ、東島くん」


 持論を語る東島2尉を止めたのは、山口艦長だった。


「君は国際問題にしたいのかね?」

「そのとおりですよ、艦長。貿易するにしても、彼らの島を独立国として認めるかどうか、という大きな問題が先です。それは我々だけで決められることでもありませんし、時間がかかることでしょう。そこで、人道支援と称して我々が表立って動く方が色々と都合が良いのでは?」


 山口艦長がこの場の決定権者が誰であるかを示すように東島2尉をにらむ。


「艦長、そう怖い顔をしないでください。そもそも、我々……いえ、日本にとっても都合が良いのですよ。何せ、国交を結ぶ前に恩を売れる訳です」


 まあ国交を結ぶかどうかは分かりませんがね、という言外の言葉も聞いた気がした。どうもこの男、越権行為も軽くやってのけるし、この艦の中でも特別な立場なのかもしれない。


「そして()()()()的に、我々の国に入り込んで、日本にとって危険かどうかを調べよう、という訳ですね」


 俺は、東島2尉の発言をさえぎるように、彼の思惑は分かってると言いたげな発言をしてみる。このまま彼のペースになるのはマズいと俺の中の第六感がささやいたので、ちょっとシニカルな言葉になってしまったが、割り込むしかなかった。


「そんなことはしませんよ。でも、貴方がたにとっても、良いことだと思いますよ。日本が支援に乗り出すことで、他国は手が出せなくなります。少なくとも、支援地域にミサイルを撃って来る馬鹿はいないでしょうし、周囲に居る某国の潜水艦なども一旦は我々に任せる形になるでしょう」


 なんかワザと軍事機密っぽいこととか言ってるよな、この人。


 うーん。一理はあるが、俺たちがもたついている内に、島を占領して日本領にするようなことは考えていそうだ。


 だが。ある程度は俺の目的と一致しそうだ、と思えるのも確かだ。相手に考えさせる振りをして、東島2尉の提案を受け入れることにした。


「……貴艦は火中の栗を拾う形になりますが?」

「そのくらいはお安い御用です。ですよね艦長?」


 艦長も納得したのか、東島2尉の発言に異論を挟まない。


「……分かりました。正直なところ内政干渉と言える範囲のご提案でしたが、海上自衛隊の皆様に地域の安全確保を依頼申し上げます。ただし、自衛隊の活動にあたっては、基本的には私達の指示に従っていただきますよ」


 先程「我々の国の内部には入らない」と言質げんちはとってあるが、念には念を入れて「我々こそが指示を出す側だ」と釘を刺しておく。


「指示とは……我々に何をさせるつもりです?」

「神の島の主人あるじが攻撃を受けたことの発表と、神の島からの防衛支援要請を受けたことを発表していただきます。あくまで支援と地域の安寧あんねいが目的だと強調してください」

「それを日本政府が発表してよい、ということですね?」

「そうです。あくまで我々は沈黙をつらぬきます。そして矢面やおもてに立つのは貴艦です。貴方がたや日本は、周辺国から発表内容が正しいのか、どのようにして情報を得たのか、色々と探られることでしょう。ですが、私達は貴方がたを通してしか発言しない、ということです」

「直接発表しない、ということは、日本の発表を信用しない国が出るでしょうね。それについては?」

「私達が発表したところで、信用しない人達はどうやっても信用しないでしょう」


 神の御告げでさえ、信じたくない人達は一定数いるだろう。神の存在は認めても、自分が選ばれなかったことで信じたくない人達が。


「ということで、同時に周辺の国の動きを探って戴きます。本来であれば、自分達でレーダー等も用意できるのですが、先ほど東島氏が仰ったように、日本に力を借りることで周辺の国に一切干渉させないような形にもっていきたいと考えています。以上が差しあたっての指示となります」

「我々への見返りは?」

「日本以外の国には接触しないとお約束しましょう。我々の情報は少なくとも貴艦が一手に握ることになります」

「ふむ。良いでしょう」


 まあ落とし所としてはまずまずの成果だろう。しかし交渉相手が完全に2尉になってしまったな。


「ところで」


 まだ何かあるのか。俺はもう今日は夜も更けてきたし、寝ようと思ったのに。


「貴方がたの戸籍を調べてみました。元々日本に住んでいたとのことなので」

「はい」


 ついに俺たちのことがバレたか。しかし相手が高校生だと知ったらどう思うんだろうな?


「アマノタクトとアマノカノンという兄妹は登録されていませんでした。正確には戸籍は読みの登録はありませんので、近しい名前をすべて確認しましたが、日本の戸籍には存在しませんでした」

「え、そんなバカな。俺たち昨日までT市に住んでたんですよ?」


 しまった。敬語がくずれた。


「T市、ということは、失踪した親御さんとおっしゃっている人物はとおるさんとあかりさんですか?」

「そうです。1年半くらい前に事故で車ごと消えたということで全国ニュースになった…」

「そのお二人は事故死になっておりました」

「確かに特定失踪…」

「そのお二人に子供はいません」

「え……?!」


 どういうことだ?俺たちは存在しない?


「貴方がたがご両親と呼ぶ人物は失踪もしていませんし、そもそも貴方がたには戸籍が存在しないので、当然日本国籍もお持ちではありません。難民、いえ他国民扱いとなるでしょう」

「待ってください。何かの間違いではないですか?」

「間違いではありません。アマノと読める姓の約10万人を調べました。夫婦が同時に事故を起こしたケースはそのお二人だけでした。貴方がたこそ嘘をついたのではありませんか?」


 何か不穏ふおんな空気だ。このままでは、今まで俺たちが話してきた内容がすべて疑われてしまう。さっきまでは交渉がうまくいっていたはずなのに。


 さらに2尉に畳み掛けられる。


「上陸は無理ということでしたが、私と2~3名くらいは許可戴けませんかね?」

「それは……」

「貴方がたの島の大きさや人口などを調べさせてくれない限り、日本政府は貴方がたのことを信用できなくなっています」


 これが本命だったのだろう。冷静に考えれば筋違いの事を言われているはずだ。


 艦長を差し置いてでも発言した2尉の狙いは分かったが、俺たちの形勢はマズい方向に向かっている。何か策を打たねば、と俺は焦るのであった。

読んでくれてありがとうございます。

評価も初めて頂いて嬉しい限りです。

引き続き宜しくお願いします!


2019.10.28:前話の下船後のシーンを見直しています。

(思った以上に弾道ミサイルの速度が速くて、悠長に情報集めしている暇はなかったようなので)


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