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暗殺紳士  作者: 銀の明星
本編
19/19

露店巡り

だいぶ遅れてしまって申し訳ありません...


街をぶらぶらしていると

プレイヤーが店を出している露天通りに行きついた

売っているのは基本的に武器や消費アイテムが多い

1、2つ難易度の高いところのモンスターからドロップした武器だろうか?

色々見ながらうろうろしてると小珍しいものを見つけた


「いらっしゃいませー何か気になる物でもあったかな~?」


店主はふんわりした雰囲気のお姉さん

売ってる武器のほうは物々しいのだが...


気になったものを手に取ってみる

手に取ったのは弾倉が回転するタイプの拳銃


「お~お兄さん銃に興味がおありかな?」


「銃なんてあるんですね」


「うんうん。2,3か月前からアップデートで作れるようになったんだけど、ここら辺の素材じゃ、耐久値に問題があってあんまり作られていないから、初めの街ではめずらしいかな?」


お姉さんの話だと、銃は薬莢の火薬の爆発力がダメージに直結する為、今の銃はどれだけ爆発力の高い火薬を詰めた弾を使うかが高ダメージを出すカギらしい


しかしゲームの火薬の爆発力は並のものではないらしく

始まりの街周辺で採れる鉱石からの金属では耐久力が追いつかないそうだ


「それじゃあこれはどこから?」


「これはね、少し前のイベントの敵が落とした銃なんだけど私じゃ使えないし、性能もいまいちで高レベル帯の人には売れないからここでちょっと高めに売ってるの」


との事だった。しかしちょっと安めという値段が15万...高レベル帯の人達はどれだけの高額取引をしているんだろう...


「お兄さんもしかしなくてもそれ欲しいけどお金なくて戸惑ってる系だね?」


「わかりますか?」


武器種を見るとカテゴリに護身武器があるつまりこれは俺が装備できるという事だ。銃自体は古典的なリボルバーだがそれも味があっていい...気に入ったが故に欲しくなってしまったのだ...

でも、15万なんて大金持っていない


「わかるわかる~そうだねー実際モンスタードロップのアイテムって、定価があるようでないんだよね。最初に出した人の値段を基準にして、需要と、性能でそこから変動していくし、正直に言えば装備できない人からしたら無価値なんだよね私も売れたらいいなくらいでこれ売ってたしね。どうする?できるだけ安くすることはできるけど?」


「でも今1万ちょっとしかないんですよね...」


「それだけあれば十分だよーそれじゃあ銃は1万で売ってあげるね。弾は弾として作ってしまえばどの銃にも入るからとりあえずこの設計図の弾をどこかの鍛冶屋さんに作ってもらうといいんじゃないかな?。設計図は安いものだからこの際気にしなくていいよー」


ということのなので設計図をもらった。

このままみぃちゃんのギルドに行こうかと思ったが、そのまま行くと、製作を依頼するだけの所持金がないことに気が付いた。

この前は流れでただで作ってもらったが自分から頼むときは何かしらの代価を用意するのが普通だろう

ということで、今日はとりあえず所持金を集めることにした。


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