初めての死亡経験
だいぶ遅くなりました申し訳ありませんm(__)m
このゲームでの初めての死亡を経験したわけだが、このゲームの死亡時は、街への強制送還ではなく、
死亡した体がその場に置かれ、そこに、ほとんど何もできず、周りからは見えないもう一つの体に意識が写されるようだ。まあ要するに幽体離脱的な感じ。その体でできるのは、救援を呼ぶこと、自分の蘇生アイテムを使うこと、最後にいた街への送還。このどれかを選ぶ。
街への送還を選ぶと、デスペナルティが発生するらしい
もちろん俺は、蘇生アイテムなど持っていないので、街への送還を選ぶことになる。
街への送還を押そうとしたとき、アイリスと言われていたプレイヤーが、それを止めてきた
「あ、街への送還は押さないで頂戴ね?せっかく私が蘇生手段を持ってるんだからわざわざデスペナを受ける必要なんてないわ。それじゃあ蘇生するわね。コーちゃんお願い」
アイリスと呼ばれるプレイヤーがそういうと、今までその場にいなかった、モンスターが空間を裂くようにして出てきた。
そのモンスターは出てくると同時に体をどんどん大きくしていって9mはこえるかという巨体になった
その巨体から放たれる威圧感は言うまでもない。今戦ったソウル・アヴェンジャーなんてまるでこどもだったかのようだ
「何……これ……?」
「驚かせちゃったみたいね。この子は『刻の魔人』時間に対して絶対耐性を持つモンスターで私のパートナー。特性は『現在の時間を狂わず正確に刻み続ける』能力で、この子の周りでは時間停止の魔法が無効化されちゃうの。で、本題だけど成長したこの子なら、少しの時間を操れるの。それを使って蘇生するのよ。範囲を一人のプレイヤーに絞れば、1時間単位で操作できるかしら?とりあえずコーちゃんこの紳士の子を5分ほど巻き戻してちょうだい。」
そういうと刻の魔人と呼ばれたモンスターは無言でうつむき背中にある複雑な形をした時計の秒針を逆向きに回し始めた。それに伴って。俺の体に歯車の様なエフェクト現れて、秒針と同じように戻りだした
巻き戻されるにつれ、体のねじり切れた部分がもどって来た。体力も回復して、戦う前の状態に戻った
「これでいいかしら。普通の蘇生を受けたことがあるかは分かれないけど、普通の蘇生魔法とは感覚が違うから、酔ったりしてたらごめんなさいね。それと、戦闘お疲れ様。あれはあなたの勝ちで問題ないわ。約束通り帰ろうかしらね。最後にこれはただのお願いなんだけど、フレンド登録してくれないかしら?あなたみたいな珍しいプレイヤーとつながりを持っておくのってとっても面白いのよ。なんて、個性が強い私が言うのもあれなんだけどね」
アイリスは俺にフレンド登録を求めてきた。でも接してみた感じは悪い人ではなさそうだった。
しかもこれだけ強いプレイヤーとつながりを持てるのはいい事だろう
「構いませんよ」
「あら、意外、断られると思ってたわ」
そういって亜異裏素とフレンド登録をした
「そこの女の子ともしておきたいのだけれど、いいかしらね」
「う、うん......」
「あら嬉しい。これからよろしくね♪」
「よ、よろしく」
「それじゃあこれからよろしくね!基本的にはメールしてくれれば手の空いてるときに見るわ。ログインは基本夜なんだけれど、大体は10時には落ちちゃうわね。夜更かしは肌の天敵なの。だから二人も夜遅くはあんまりしない方がいいわ。それじゃあ私は帰ろうかしらね」
そういってアイリスは転移系アイテムであろうものでどこかに消えていってしまった
時間を見ればもう8時。
普通なら時間に厳しい父さんはご飯には絶対に呼びに来るはずなんだが...
「みーちゃん私は今日は落ちようと思うのですが」
「わかった。わたしは親方のとこに戻る」
「ん?オーウェンかえるのか。じゃあな」
ロレイドたちは俺が消えることに何の疑問も持たず見送ってくれた
部屋に戻ってきてメビウスを外すと、机に置手紙があった。
『庄司。ゲームは楽しいか?もしそうなら父さんたちはうれしいぞ。せっかく買ったプレゼントだからな!飯の時間になってもおりてこなかったから何かと思って見に行ったが、ゲームに集中してたもんだから、呼ばなかったぞ。これがあんまり続くようだったらさすがに叱るが、楽しい時間が多いのは悪い事じゃない。適度に折り合いを付けながら遊ぶんだぞ!ちなみに父さんと母さんは庄司に負けじとデートを楽しむことにしたぞ!晩御飯は母さんが作り置きしてくれているからそれを食べておいてくれ!』
という内容が父さんの暴れたな字で書いてあった、しかし我が親の手紙ながらクスッとしてしまった。
いくつになっても若いというか、初心忘れずというか。とにかく仲がいいようで
息子ながら微笑ましい。
ゲームにデートで張り合うってのはなんかちょっと違う気がするけど
まあとにかく今日は父さんと母さんのデートの成功を祈ってご飯をゆっくり食べようかな
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