夏音ちゃんの誕生日①
今日は、いよいよ夏音ちゃんの誕生日。
夏音ちゃんは、この日も仕事らしい…。
自分の誕生日くらい、お休みしたら良いのに…と私は思っていた。
『ベア、準備出来た?』
「うん、出来たよ。早く、夏音ちゃんの所に行こうよー。」
実は私、今日初めて夏音ちゃんの職場に行くんだ。
苺ちゃんは、何度か行った事があるみたいだけど。
すごく楽しみっ!!
『あっ、苺。』
『みかん、どうしたの?』
みかんちゃん、何かあったのかな?
『今日、7月11日でしょ。夏音ちゃんの誕生日だから、どうするのかな…と思って。』
『夏音ちゃん、お仕事みたいなんだ。だから、私とベアで職場に行こうとしてた所。』
『そしたら、夏音ちゃんにプレゼント渡してもらえない?私も行きたいんだけど、』とみかんちゃんが言っている途中で…『俺も行くチャー。』と声が聞こえた。
「チャッピー、いつからいたの?」
『さっきからいたチャー。』
『チャッピー、今日は行っちゃダメ。』
『えっ、何でチャー?』
みかんちゃんが夏音ちゃんの所に行けない理由は、チャッピーかぁ…。
『だって、お仕事の邪魔するでしょ?』
『邪魔しないチャー。』
『とにかく、今日はダメ。その代わり、私も家にいるから、2人で留守番してよ?』
珍しくみかんちゃんが、チャッピーに言い聞かせている。
『分かったチャー。みかんといられるなら、行かないチャー。ベア、夏音によろしく言っておいて。』
「うん、分かった。」
『じゃ、夏音ちゃんに私からもおめでとうって言っておいて。』
『うん、分かった。行ってくるね。』
「行って来まーす!!」
『『行ってらっしゃいっ!!』』
私達は、2人に見送られながら夏音ちゃんの職場へ出発した。




