迷車両で行こう28
うP主:どうも。永島光です。今日は日本でちょっとの間だけ一番早かった列車のお話。というわけで、今日も車両に出演してもらいます。
「どうも。皆さんおはこんばんちは。200系新幹線です。」
うP主:どうも。この車両は上越新幹線で今も現役で活躍している国鉄生まれの新幹線車両です。この車両を使って1990年代当時のJR東日本はあることを考えていた。「JR東海がもうすぐ270キロで走る新幹線車両を作るとか言ってるし、国鉄生まれの車両でもまだまだ若い。こいつらちょっとはやってくれるかもな。」というわけで、200系新幹線に対象を絞り、東日本の野望のために魔改造した。そして、その車両を使って、上越新幹線当時の速達列車「あさひ」のスピードアップを目論んだ。
「あの時のJR東日本の目は怖かったわ。」
うP主:JR東日本は魔改造した車両を使って「あさひ」をスピードアップしたいと考えていた。東京から新潟に行く列車限定で、スピードアップしたら、新潟から金沢や秋田に行く需要が増える。さらに、なぜ東北新幹線ではなく上越新幹線なのかというと、上越新幹線は当時から次世代高速列車の走行実験が行われていた場所で、いいスピード記録を打ち立て続けていた。このような理由もあってJR東日本は「あさひ」をスピードアップ。まぁ、簡単に下り坂というチートを使ってスピードアップしただけなのだけど、「あさひ」は当時の日本最速である275キロで営業運転を始め、見事JR東海の300系を凌いだのである。しかし、JR東日本の日本一の野望は一度立たれることになる。そこに板のはJR西日本。JR西日本は1997年に時速300キロで営業運転をする500系新幹線を世の中に送り出し、世界最速のTGVと並ぶようになる。さらに、長野新幹線の開通によりその長野新幹線を走る列車名が「あさま」となったことから、利用者の誤乗を防ぐためとして、「あさひ」の名前が消滅してしまった。
「でも、そんな200系先輩の意思は僕が受け継ぐよ。」
「そう言って登場してくれたのがE5系新幹線よ。E5系新幹線は日本最速の地位にいたJR東海とJR西日本と並んで、時速300キロ運転を開始。それに野望を持ったJR東日本はさらに進化し、時速320キロというまたも世界最速に並ぶ速度での運行を開始しようとしている。今度は野望がJR東海に破られないことを祈っています。」
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