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男装女神は14歳っ!?~夢を追う者達(ドリームチェイサーズ)冒険譚~  作者: 鴉野 兄貴
糞のような理想の為に

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9 ちび&ババ行進曲

 俺達を捕らえた小人達はグラスランナーに似ているが、

黒い肌に邪悪な笑み、触手を思わせる異常に長い指を持つ生き物だった。


 「???? ??? ■×▽○◎? 」謎の言葉で話しかけてくる。

「「■○! ×☆☆! 」」ロー・アースとトート先生は即座に怒鳴り返した。


 「古代魔導帝国の言語だ」マジか。この小人共、何百年生きているんだ? 

「下水道の最深部の整備は彼らの仕事らしいぜ? 」楽しそうなロー・アース。

「そうですね。本当なら下水道の原理を教えてもらいたいのですが」……なんか問題あるのか? 


 「今日はご馳走の日らしい」

ロー・アースは楽しそうに笑った。そうかそうか。それはいいことだ。

「食材は私達侵入者だそうですが」ちょっとまてぇええええ!!!!!!!!!!!!


 「ねぇねぇ。僕ら悪気はないんだよ? 」

ファルコが弁明するが、聖地を汚したと怒る黒い小人達は聞く耳を持たない。

冒険者である以上、まともに死ねるとは思わなかったが、

まさか下水道で糞にまみれてスープになって終わるとは思わなかった。


 俺達の所持品を漁る小人達、俺の食材や調味料、魔法の薬品の類などは全て没収である。

「???? 」「? >><{}! 」ローやトート先生、小人達が何か話している。


 「なんの話だよ? 」

「トート先生の藻で作った飯が美味いってさ」そりゃそりゃ結構なことで。

「砂糖や塩も沢山持ってて、嬉しいってさ」……おい。その砂糖は。


 「!!! 」「♪♪♪♪♪♪♪♪!!! 」「(^^)(^^) 」……??

開放された俺達は、無事、地上に戻ることが出来た。

砂糖や塩を糞尿から精製する技術を得た小人達は態度を一変。

上機嫌で古代の浄水設備の解説をしてくれた上、トート先生の研究を全力で支援することを約束してくれた。

帰りに握手を求められたが、正直どうよ?これって!!??

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