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男装女神は14歳っ!?~夢を追う者達(ドリームチェイサーズ)冒険譚~  作者: 鴉野 兄貴
愛と箒と埃をもって

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エピローグ 本物の小悪魔(インプ)

 「お前、女がいるのに。……実に仲がいいなぁ」

思いっきりロー・アースに嫌味をいってやる。


 「何を言ってるの?」

そういってアキはニコリと笑ってロー・アースの背中に抱きつく。

「親友の無事を喜ばない人間はいないわ♪」……親友。ねぇ。

ロー・アースに胸と頬を擦り付けるアキを見ると何故かムカつく。


 「アキ、離れろ。仕事に戻れ」

ロー・アースはそういうと、ジョッキのミルクを手に笑った。

アキはロー・アースからジョッキを受け取ると、俺に渡す。


 「ねぇ。お礼言ってなかったよね」

いまさらか。


 「恩知らずがお礼を言っても嬉しくない」

そういうと、アキはふくれてみせた。

「あらあら。ごあいさつ。そりゃ、私も悪かったけど」

貞操を守った恩人に赤の他人の借金をおしつけたりな。


「チーアって言ったっけ」「ああ」


 「御友達に、なってくれる?」

そういってアキは天使のような微笑みを俺に見せた。


 ……一番の小悪魔インプは、

魔導士が化けた妖魔じゃなくて、目の前にいたらしい。



 もし。郊外の小さな森に奇妙な形の宿があったら。

もし、君が叶わぬ願いを胸に秘めているなら。


 迷わず、『俺たち』を指名してほしい。

きっと君の願いは。叶うから。


ただし、『余計なオマケ』については。自己責任でっ!

(Fin)

次回作は「糞のような理想の為に(改稿版)」です。

変な賢者、トート先生の理想は「臭い」ものだった。

「世界を救うため」『夢を追う者達ドリームチェイサーズ』の冒険が始まる!

(嘘ではない。クソなだけである)


次作は書き溜めのある話なので、一日二回の予約投稿となります。

其の間に書き溜めしますのでご容赦くださいOrz

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