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男装女神は14歳っ!?~夢を追う者達(ドリームチェイサーズ)冒険譚~  作者: 鴉野 兄貴
故郷に錦を 後編

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1 発火

 「で。どういうことよ? 」

俺は文句のひとつでもいいたいが、相手の親の手前、あまり余計なことは言えない。

「いやぁ。息子が真面目に仕事してるっていうから見物してたんだけど……。

なんていうか、役人どもが偉そうだからつい石なげて糞壷なげちまったよ」ケラケラと笑う老婆。

「本当にかんべんしてくれよ……肝を冷やしたよ」そりゃそうだろ。


 つまり、いいとこ見せたいので役人から仕事うけたり、誘拐犯を捕まえようとしてたのか。

可愛いところがあるじゃないか。このハゲも。


「いやぁ。チーアさんも可愛いところありますよ~」手下の一人が謎の発言をする。

「そうそう。チーアは可愛い! 」アンジェも同意する。なぜか甘い息を俺の首筋にかけるのは辞めろ。

「久しぶりに袋のチーアさんをみましたよ! ちょっと懐かしいですよね! 」やめんか。早く出せ。

「昔はボコってたのに、今はボコられっぱなしとか、ちょっと興奮しますよね」別の部下も同意する。やめんか。

「そういう人が袋にはいって身動きできないとか、もうたまりませんね! 」アンジェも楽しそうだ。


……。

袋が俺の怒りで発火する。

「……お前ら。覚悟はいいか?」自由になった俺は皆を睨み付ける。

アンジェと部下達の笑みが凍った。

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