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あなたと私  作者: Nai
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6

次の日少年はまた森にやって来た。

籠いっぱいに果物を入れた物を昨日私と話した辺りに置いて帰って行った。

次の日もそのまた次の日も少年は同じ物を同じ場所に置いて行った。

そんな日が続き、私の家が果物で埋め尽くされそうになった

「もうここに持ってこなくていい、充分だから。困るから。」

と少年に伝えると、次の日からこなくなった。

窓の外の景色をここ最近ずっと見ていたため習慣になっていた。

少年が来なくなっても私のこの習慣は続いていた。

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