表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あなたと私  作者: Nai
7/26

5

私はいつも通り森で過ごしていた。

しかし、今日は珍しいことが起こった。

家の周りをぐるぐるする少年がいる。

最初は不思議に思っていたがよく見ると私の力の痕跡がうっすらとあった。

私は数日前の出来事と認識していたが、数年経っていたのだと少年を見て気がついた。

何者か分かったのはいいがなぜまたぐるぐるしているのだろう?

また迷子なのかと思ったがそうでは無さそうだ。

無視していたが、ここ数日毎日ここをぐるぐるしている。

鬱陶しく感じたので話をしてみた。

「なぜ毎日ここに来るの?」

と問いかけるとびっくりしていた。

「昔ここで迷子の俺を助けてくれた人がいた。その人を見つけたくて記憶を頼りに歩くとこの森には着く。だが何も手掛かりがないため思案していた。貴方が私を助けてくれた人なのか?」

とどこからか聞こえてくる声に少年は応えた。

「森の気まぐれだから。もうここには来ないで。」

と伝えると少年は森を出て行った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ