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複数名の話し声が聞こえる部屋に着いた。
私はここに王が居ると確信していた。
「今からここに例の件の者が来ます。紙はこちらの手にあるため、処分でよろしいですね。」
「本当にそやつが根源なのか?調べた上でこちらに来ると言っていたが情報の抜けがあるのでは?」
「国が知らない対処法を知っていたのですから犯人ですよ!きっとそうです!間違いない!ですから、早く処分しなければ王家の信用が…。当人に話を聞くまでもなく執行してもいいものです!」
「当人の話を目の前で聞きたい。遅いか早いかの違いになろうともこの真相を直接聞きたい。この決定に何か不満が?」
「とんでもございません!王の気の向くままに!私たちはその指示に従うまでです!」
たどり着いた部屋からそのような声が聞こえた。
中にいた人間たちが部屋からでて来て移動を始めた。
それに着いていき、カナトが現れるのを待った。




