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「カナトが捕えられているところに私を連れて行くことは可能か?」
アキトはその返事に驚いた。
「可能だが、貴方はここからでてもいいのか?てっきりここから出られない何かがあるとばかり…。」
私は笑った。
確かに話すときは毎回ここにいたから、そう勘違いするのも無理はないのかもな。
「人の町は嫌いだが、私が原因でもある。姿を隠して連れて行ってもらうことになるが、カナトを助けることはできる。助けた後、私は私の力でここに戻れるから面倒ごとがあれば2人もすぐに逃げるといい。」
その話を聞き、アキトは逃げなくてはならない状況もあるのかと心に留め、一緒にカナトの居る場所に向かった。




