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巡る世界  作者: 時世
43/58

三十七話 アンジェリカ

三十七話完成しました。


今回は恋愛(?)要素が強いです。

私は、マキちゃんの黒い瞳を見つめて軽くキスをします。


私がキスをすると、こんどはマキちゃんが銀色の髪の毛を優しくなでてティアにキスをします。


そして、マキちゃんとのキスが終わったティアは、最後に私の頬をなでてキスをしてくれます。


私達は皆、少し顔を赤くして微笑みあうと、またキスを始めます。

それは、どこか少しむずがゆく、けれどとても幸せな時間です。



「う・・・うぅ~~~ん」


私達が幸せに浸っていると、ベットの端でそんな声がします。

そこにはアンが寝ていて、どうやら目を覚ましたようです。


そういえば、すっかり忘れていましたね。

初め、私達はアンのことを話していたはずですが・・・・・いつの間にか『いちゃいちゃ』していたようです。


「アン、おはようございます」


といっても、外はすでに暗くなっているんですけどね。


「ん?・・・・・ぅん?」


アンは良く状況が理解できないみたいです。

目を擦りながらボーっとしています。


「え!?ここどこ?てかベットデカ!!」


しばらくして、少しずつ状況が分かってきたのでしょう、アンがそう叫びます。


それにしても、一番に驚くのはそこですか・・・・・私達が目の前にいるっていうのに・・・・・まぁ、確かにこのベットは大きいですけどね。

何と言っても、10人くらい一緒に寝ても大丈夫な大きさですからね。


「アン、おはようございます」


私はもう一度アンにそういいます。


「な、なんであなた達がここにいるのよ!!」


すると、やっと私達に気付いたアンが目を見開いてそういいます。


「何でも何も、ここは私達の部屋ですよ?」


私がそう教えてあげると、アンは周りをキョロキョロ見渡します。

それを見て、マキちゃんがクスクス笑っていました。


「何で私がこんなところにいるのよ!!」


周りを見渡し終えたアンがまた叫びます。


「私がアンこここへ連れてきたからです。覚えてませんか?学園長室でアンは倒れたんですよ?」


私がそういうと、初めは不思議な顔をしていたアンですが、思い出してきたのでしょう、だんだん顔が赤くなっていきます。


「あ、あなた達もしかして・・・・・私に変なことしたんじゃないでしょうね?」


アンが少し脅えながら言います。

そういえば、私達はさっきまで『いちゃいちゃ』していたので、服が少し乱れています。

少し、意地悪してあげましょう。


「さて、どうでしょう?」


私はそう言って、ニヤニヤしてあげます。


それを聞いたアンが自分の身体を抱きしめて、確認しています。

そこで、アンは今着ている服が、さっきまでと変わっていることに気が付きました。


「も・・・・・もう、お嫁にいけない・・・・・」

アンはそうつぶやいて、さめざめと泣き始めました。


もちろん、私達は服を着替えさせただけで、何もしていませんよ。

着替えさせたのだってアンが着ていた服は戦闘用で着心地が良いとは思えなかったので親切心から着替えさせたものです。


やっぱり、アンの泣いてる姿はかわいいです。

なんていうか、小動物がプルプル震えているみたいで、庇護欲が沸いてきます。



「大丈夫ですよ、何もしていませんから」


泣いてるのを見かねたティアがアンを優しく抱きしめてそういいます。


「ほ、本当?」

「本当ですよ、着替えさせた時、私も居ましたからね」


ティアのその言葉を聴いて、アンがホッとした顔をします。

私とマキちゃんはそんなアンを見て、また『クスクス』と笑います。

笑っているのに気付いたアンが、睨んできますがきにしません。






「では、改めて自己紹介しますね。私はリタ=ロスト=ケミア、ケミアというのは偽名ですが気にしないでください」


少し落ち着いたところで、まず、私が自己紹介をします。

私の自己紹介にアンが胡散臭そうな顔をします。


「私は、ティアノート=フィル=ローラントです。これからよろしくお願いしますね」


次にティアが自己紹介します。

アンが少し赤くなっているのは気のせいでしょう。


「マキ=クロイよ」


最後に、マキちゃんが自己紹介します。

それを聞いたアンが怪訝な顔をします。


「あ、マキちゃんは事情があってすごく遠いところからここに来てるの。だから名前の付け方がこことは少し違うのですよ」


私はすかさずそういいました。

アンはそれでも疑った顔をしていましたが、なんとか納得してくれたみたいです。


私達が自己紹介し終わったので、今度はアンの番です。

アンは少しいやそうな顔をしましたが、渋々自己紹介を始めました。


「アンジェリカ=リュノ・・・・・です。よろしくしてくれなくても良いわ」


自分の家名を言おうとして縁を切られたのを思い出したのでしょう、途中で泣きそうな顔になりました。

最後に『よろしくしなくて良い』なんていうところはアンらしいですけどね。



「そうそう、マキちゃんもティアも私の恋人ですから、手を出す時はちゃんと私にも言ってくださいね」


自己紹介が終わると、私はアンにそういいます。

どうもさっきからアンのティアを見る目が怪しいです。


「な!バ・・・・・え?・・・・・恋人?・・・・・女性ですよね?・・・・・あれ?・・・・・三人とも?・・・・・いや、じゃなくて・・・・・??」


どうやら、アンは色々と混乱しているようです。

仕方ないですね、ここはしっかり説明しておきましょう。


「私達は恋人です。女性同士ですが愛の前にはそんなもの関係ありません。それは人数さえも超越します。なので三人一緒でも問題ないです。もう『ラブラブ』です。それに、さっきからアンのティアを見る目が怪しいです。もしティアと付き合いたいなら私とマキちゃんにも言ってください。私はアンが恋人に加わっても問題ないですが、ティアとマキちゃんがダメと言ったら付き合えないです。ちなみに、ティアとだけ付き合いたいというのは却下です。付き合うときは皆一緒です。それだけは覚えておいて下さい」


私はそれだけ言うと、一度周りを見てみます。


マキちゃん・・・・・『ティアだけならまだしもアンにまで手を出すつもり?』って感じで私を睨んでいます。


ティア・・・・・私の『アンがティアを見る目が怪しい』発言に目を白黒させています。


アン・・・・・怒り?羞恥心?で顔を真っ赤にして「うぅぅぅぅ」と唸っています。



とりあえず・・・・・マキちゃんから対応しましょう。


「マキちゃん。例えアンが加わっても私のマキちゃんに対する気持ちは減ったりしませんよ。むしろ、今でもどんどんマキちゃんを好きな気持ちが増えているくらいです。なので、恋人が増えるくらいいいじゃないですか。もちろん、マキちゃんもアンが気に入ったらの話ですけどね」


私はそう言ってマキちゃんに抱きつくと、金色の綺麗な髪の毛を触りながらキスをしてあげます。

すると、マキちゃんは私の頭を抑えて、軽いキスから濃厚なディープキスに切り替えます。

もちろん、私はそれに答えてあげます。


数十秒、もしくは数分キスをしていると、マキちゃんは満足したのか、笑顔になりました。

それを、私も笑顔で微笑み返します。



次は目を白黒させているティアですね。


「ティア、ティア、落ち着いてください。ティアの優しさにアンが惚れただけですよ。私だって未だにティアのその優しい顔で微笑まれると顔が熱くなるんですから、アンがそれを見て惚れてしまうのは仕方のないことです」


そう言って頭をなでてあげると、ティアは恥ずかしそうに顔を赤くして、潤んだ目で私を見つめてきました。

私はそれに答え、ティアにキスをしてあげます。

軽いキスだけでは物足りないのか、私が唇を離すとまたティアの目が潤みだします。

そこで、私は一度微笑んであげると、さらに数回、キスをしてあげます。


何回かキスをしてあげると、ティアも満足したのか、うれしそうな顔で私の腕にすがり付いてきました。

それを見た私は、ティアの頭をもう1度なでてあげます。



さて、最後はアンなんですが・・・・・さっきからなにやら叫んでいます。


順を追って説明すると、まず、私の話を聞いて「うぅぅぅぅぅ」と唸っていたアンですが、私がマキちゃんとキスをしたら急に顔を赤くして手で顔を覆います。

けれど、良く見ると指の隙間から私とマキちゃんを思いっきり見ています。


次に、私がティアの頭をなでると、少しうらやましそうな顔をしましたが、『惚れている』発言で「な、何言ってるのよ!!」と叫びだしました。

私はそれを無視してティアとのキスを楽しみます。

私が何回もティアにキスをしだすと、「やめなさい、ティアから離れなさい!!」と言ってアンが暴れだしました。

それを笑顔のマキちゃんが捕まえて押さえつけます。


そして、アンは今、マキちゃんに押さえつけられながら、「この鬼畜」だの「変態」だの「ティアは私のものです」などと叫んでいるというわけです。なんか、最後に本音が漏れていたみたいですが気にしないことにします。



「アン、落ち着いてください。私達は恋人同士なので、こういうのは普通のことなんですよ?」


私はアンに優しくそういいます。

しかし、アンは「黙れこの変態。あんたのの話なんて聞きたくないです」と言ってまったく相手にしてくれません。

その後も、何度か私はアンの説得?に挑戦してみますが、聞く耳持たないという感じです。


数分そんなやり取りをしていると、いい加減面倒くさくなって来ました。


仕方ないですね。

一回黙らせましょう。


私はそう思い、アンにキスをします。

しかも、今度は舌まで入れてです。


「ふごっ・・・むぐ・・・むぐむぐ!!」



・・・・・・・・・・・・・・・・



私が数秒キスしてあげると、アンは気絶したのか静かになりました。









アンはそのまま翌朝まで目を覚ましませんでした。


目を覚ましたアンは裸で寝ている私達を見て叫び声を上げます。

その声で私達も目を覚まします。

私達は、朝のまどろみを楽しもうとしましたが、アンが「服、服着なさい!!」と騒いだので渋々着替えることにしました。


私達が着替え終わると、昨日のことを思い出したのでしょう、「もうお嫁にいけない」とアンがさめざめと泣いていました。


「大丈夫ですよ、お嫁にいけなくても私が一生面倒見て上げますから。恋人になるかは別としてね」


私は、優しくアンに言ってあげるます。


「もともとあなたのせいです!!責任を取りな・・・・・いや、やっぱり取らなくて良いです・・・・・」


『責任を取れ』と言おうとしたアンですが、途中で言うのをやめて、またさめざめと泣き始めます。


そこに、ティアが来てアンを優しく慰めています。












こうして、私達の部屋に新しいルームメイトが出来ました。

これからも楽しくなりそうですね。




ここまで読んでくれてありがとう。


なんか、今回ラブラブしてただけのような感じですね・・・・・。



誤字、脱字、感想など書いてくれるとうれしいです。


次回は、1000pt記念の番外編でも書こうかと思います。


え?そんなの良いから本編進めろって?


番外編も頑張りますからそんなこといわないでくださ~~い(シクシクシク)

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