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巡る世界  作者: 時世
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閑話 マキちゃんの日記

今回は、マキちゃんの気持ちがどのようにして、変化していったかを書いてあります。


○月×日


神様じじいに色々ばれた。

まぁ、私も少しは悪かったと思いますよ、でもいきなりクビとかありえないです。

何時か必ず復習してやります。


それと、変なのの私物にされました。

しかも、首切り落としても死ななかったし。

もしかして、これからずっと変なのと一緒に生きていかなきゃいけないんでしょうか?

最悪です。


今日は疲れたのでもう寝ます。
















○月△日


変なのは起きるといきなり私を私物扱いしました。

しかも、なにが『マキちゃん』ですか、なれなれしいにもほどがあります。


文句言おうにも反抗すると首輪が締まりますし。

神様くぞじじい、覚えてろ。


そうそう、その変なの・・・・・面倒いので、リタって書いておきます。

すごく嫌ですけど。

っで、そのリタですけど、魔力とかおかしいことになってました。

あれはもう、人間じゃないですね。

いい気味です。



そのあと、はぁぁ・・・・何ででしょうね、私リタの手伝いなんてしてしまいました。

森燃やしてましたから、放っておいたら絶対捕まってましたのに・・・・・


あ、でもそしたら私も牢屋の中か、リタからは離れられないですからね。



まぁ、ここまでならまだいいです。

問題はこの後です。


リタのやつ、何したと思います?

お風呂一緒に入りましょうですって、変態ですか?

しかも、私の身体洗ってきましたし。

背中とかじゃないですよ?

前ですよ、前!!

胸とかお腹とか・・・その・・・・・恥ずかしいところとかをです。

信じられます?

それだけでも許せないのに、私のファーストキスまで奪いやがりまして。

もう、最悪です。


今日はもう寝ます。

嫌なことはさっさと忘れることにします。

















○月□日


リタのやつ、起きたらいきなりキスしてきました。

朝から気分は真っ暗です。


しかも、買い物に付き合わされますし。

何が『どっちがいい?』ですか、私に聞かないでください。



あぁぁぁぁ、なのに、なにリタに魔法教えてるんでしょう?

私って、実はすごいお人よし?


まぁ、あの魔力には驚きましたけど。

人間やめてる人はさすがですね。


魔法教えてて疲れたのでもう寝ます。














○月#日


少し驚きました。

リタのやつ、昨日ちょっと説明しただけで全属性魔法使えてます。

あ、光と闇はまだですけど。

それでも異常です。


しかも目に見えて制御が上がっています。

もしかして・・・・・と思って『短縮魔法使ってみて』って言ったらほんとに使いました。


そうそう、亜空間魔法もできましたよ。

なんかこの世界と同じくらいの空間作り出してました。

何気に無詠唱魔法も使ってたみたいですし。

私、そんなの教えてませんよ?

もうね、言葉にならないです。



追記


また一緒にお風呂入らせれた上、身体を洗われました。

いいかげんにしてほしいです。
















○月Π日


今日も昨日と同じく魔法の練習と魔物退治に付き合わされます。

にしても、すごい上達振りですね。

これが、少し前まで『ファイアーボール』しか使えなかったなんて信じられないです。

これでもし、リタが変態じゃなかったら尊敬できたかもしれません。

まぁ、変態じゃないリタなんて想像できませんけどね。


追記

また、お風呂に一緒に入れられました。

もちろん、思いっきり罵倒してやりました。















○月¥日


リタの変態行為に慣れてきた気がします。

キスされたり、お風呂入れられたりしても、前ほど気になりません。

私もおかしくなってしまったのでしょうか?


罵倒する言葉にも力がこもっていない気がします。














○月☆日


私は本格的におかしくなったかもしれません。

リタを見ていると、何故かドキドキしている自分に気が付きました。

しかも、『あぁ、リタかわいいなぁ』なんて思っている自分がいます。

こんなの私じゃないです。

















○月Ω日


明日はリタの入学式だそうです。

私は今日、一つ決意したことがあります。

それは、私が本当にリタに惚れてしまったのか確かめることです。


どうやって確かめるかって?

エッチしてみようと思っています。

もしこれで、リタに抱かれるのが嫌ではなかった場合は・・・・・リタに責任を取ってもらいましょう。

リタも、私のことを一生面倒見てくれるようなこといってましたしね。



追記

嫌じゃなかったです。

むしろうれしかったです。

これはもう、仕方ないですね。

リタに一生面倒を見てもらうことにしましょう。

もう、何を言っても遅いですよ。

覚悟しててくださいね♪

ここまで読んでくれてありがとうございます。

マキちゃんの気持ちの変化が上手く書けてれいればいいのですが・・・・・


次回は入学式です。

やっと此処まで来ました。

楽しみに待っていてくださいね。


え?遅すぎだぼけぇ!!って?

すいませんすいません。

物は投げないでください。

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