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巡る世界  作者: 時世
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プロローグ

作者は小説書くの下手ですが、よろしかったらみていってください。

状況を確認してみよう。


ここには、テレビ1台、パソコン1台、クーラー1台、ゲーム機6台(持ち運び可能機種2台)、ゲームソフト約300個、小説と漫画が合わせて約1万冊ほど置いてある。


間違いなく俺の部屋だ。


次に、俺はパソコンの前に座ってオンラインゲームをしている・・・所を上から見下ろしている。

俺が思うに、これは『幽霊』というやつだろう。


はて、なんで俺は自分の部屋のパソコンの前で死んでるんだ?


確か俺は・・・・・


~~~~~回想~~~~~


2週間前、オンラインゲームであるイベントが開催された。

イベント内容は、本日から一ヶ月の間にどれだけ多くのモンスターを狩れるか(『狩る』とは倒すこと)競うもので、一番多く狩ったプレイヤーには『勇者の称号』が与えられるというものだ。

この『勇者の称号』というのは年に一人にしか与えられず、この称号を持っているということはゲームの中では一番のステータスになる。


去年俺は惜しくもこの称号を手に入れることができず、この日が来るのを楽しみにしていた。

そしてこの日から俺は、寝る、食べる、飲む、という人に必要なことをほとんどせずにモンスターを狩り続けていたのである。


~~~回想終わり~~~


結論、俺はゲームのやりすぎて餓死でもしたのだろう。

我ながら情けないことだ。


まぁ俺はリアルに未練なんてないし、勇者の称号がもらえなかったのは残念だが死んだ今となってはそれも諦めが付く。

半分意地になっていたところもあるし。


それで、俺は今から成仏というやつをしないといけないのだが、どうすればできるのだろうか?


1、力を抜いてみる・・・・変化なし。

2、お経を唱えてみる・・・そもそもお経を知らない。

3、光っている場所を探す・・・太陽くらいしかない。


1、2は失敗として、とりあえず太陽に向かって飛んでみますか、成仏する時は光の中に消えるっていうし、光ってるのも太陽しかないし。




太陽に向かって飛ぶこと五分、どこかから声をかけられる。


「あの~~少しいいでしょうか?」


急に聞こえた声に、俺は『?』っとなって、周りを見渡してみる。

誰もいない・・・ただカラスが飛んでるだけだ。

カラスがしゃべったのか?

いや違うか、「カァ~」とか鳴いてるし。


俺がキョロキョロしていると、また声が聞こえる。

「あれ、私の姿見えてません?」

もう一度周りを見てみるが特に誰も見当たらない。(ちなみに、カラスはどっかいった)


しかたないので「あぁ、まったく見えん」っと答えておいた。

すると「おかしいなぁ~~死んでる人には見えるはずなんだけど」などという呟きが聞こえる。


「まぁ、姿が見えなくても特に問題ないのでこのまま話させてもらいますね。まず、あなたは死にました。よって今から転生していただきます。転生するにあたって今からいくつか質問しますので答えてください。質問といっても明確に答えのあるものではなく、自分の気持ちを言えばいいだけなので難しいものではありません。ただし、この質問は転生する時の基準となるのでまじめに答えててください。嘘をついてもいいですがこちらはそれを見抜けますのでお勧めしません。以上で何か質問はありますか?」


「ふむ、とりあえず、お前は何なんだ?」


「あ、申し送れました、私はこの地区を担当している死神です」


「なるほど、つまりお前は死神で、俺が死んだから転生させに来たってことか?」


「はい、そうなりますね」


「わかった、では、質問とやらを始めてくれ」


「はい、では質問を開始させていただきます」




質問1「次はどんな世界に生まれたいですか?」

答え「魔法が使える世界」


質問2「男性についてどう思いますか?」

答え「死ねばいいと思う」


質問3「女性についてどう思いますか?」

答え「二次元以外は死ねばいいと思う」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


質問99「生まれ変わったらどんな職業に付きたいですか?」

答え「魔王」


質問100「神様についてどう思いますか?」

答え「俺が神だ」


「はい、以上で質問は終了です。変な答えが多いですけど、嘘はついてないですね。では、転生させるので次の人生を楽しんでください」


そして俺は光に包まれ、この世からおさらばするのであった。

ここまで読んでくれてありがとう。

誤字、脱字、変な箇所があったら指摘してくれるとうれしいです。

感想など書いてくれるともっとうれしいです。


次回は女の子が主人公です。

え?プロローグの男はどこ行ったかって?それは後のお楽しみ。

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