クラスメイトの妹が美少女すぎたのでお近づきになりたいロリコンの話
俺は生田弘樹、ロリコンである。
「あの子めちゃくちゃ可愛くないか?ほら、あの黒髪で長髪の子。」
登校中いつも通り親友である赤土蓮に問いかけるが、
「朝から小学生に指差して何言ってんだお前?」
やはり賛同を得られない。
こいつにも俺と同じ道を歩ませたいのだが、なかなか良さに気付いてくれないのだ。
「あんだけ純粋無垢で可愛いというのに…なぜ素晴らしさがわからないんだ?」
と、俺が聞いて見ても、
「いや、俺にはお前の言ってることの意味がわかんねえよ。」
と困惑した顔で言われた。
にしたって可愛いな、
でもなんだ、なんか見覚えある気がする…
学校に着居て赤土と談笑していると、周りがざわついてきた。
「お、来たのか。」
やってきたのは、この学校のアイドル、黒瀬令。
黒髪で長髪、身長は低めで、160cmくらい、顔も整っているし、確かに美少女だ。
さらに、彼女の噂は、他校にも知れ渡るレベルらしく、ファンクラブすらできているらしい。
・・・まあ俺はロリにしか興味ないんだが。
赤土と会話を続けていたかったが、「黒瀬さんの声が聞きたい」とか言うので、正直やることがない。なので、自分の席で本を読んでいると、
「ねぇ、どうして今日は遅かったの?」
取り巻きのの女子が話しかけている。
「その…先に妹の面倒を見ていたら、遅くなってしまって。」
ん????
あの人今、妹って言ったか?
「いやー今日も可愛いなー黒瀬さん。」
「赤土、お前ちょっと黙ってろ」
「え?急にひどくない?」
待て、もしかして、朝見たあの女の子って、黒瀬さんの妹!?
道理で何か見覚えあると思った。
くそ、どうにかして仲良くなりたい、でも…犯罪に手を染めるのは…
・・・待てよ、
黒瀬さんと仲良くなって家にお邪魔できれば、妹とも会える?
「おい、どうしたんだよ弘樹?さっきから様子おかしいぞ?」
いや可能性がゼロよりもマシだ、こうなったら…
絶対黒瀬さんと付き合ってやる!!!
「マジでどうしたんだ弘樹ー!!!」
前置きで終わってしまって申し訳ありません。何話続くか分かりませんがよろしくお願いします。