表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

ホームで刺された女子高生

歩きスマホは危険な行為です。周りが見えずに歩いていると刃物を持った人に刺されることだってあります。歩きスマホで近寄ってきた男に刺された女子高生の証言です。

歩きスマホしなければ・・・


8月25日部活に行くために登校する途中でした。いつものように電車から降りてホームを歩きながらスマホを見ていました。


前から歩いてくる人に気が付かず・・・


正面から男の人が歩いてきていたなんて知りませんでした。


そして、その人とぶつかってしまいます。


なによもう・・・


男の人は何か言いたそうな顔で私を見ていました。


男の人は早歩きでエスカレーターを登っていきました。そしてチラッと私を見たのです。


なんか、お腹が痛いなぁと思いました。ぶつかった時にお腹何か食い込んでくるような感じがしていました。


近くにあった椅子にあったので、スクールカバンを下に置いて、座りました。


両手でお腹を押さえました。


生暖かいドロッとしたものが手のひらを覆いました。


えっと思って見ると、血でした。そして両手で押さえていたセーラー服のお腹あたりが赤く染まり、ドクドクと血がお腹から流れ出ていました。その血は椅子の腰掛に流れ、やがて血溜まりのようになっていくのがわかりました。


近くを歩いていた女の人が気が付いて、私に近づいてきました。


どうしたの?血が出ているよ


刺されたかもしれません・・・よくわからないのですが・・・


スカートにも大量の血が付いていました。


誰かが救急車を呼んでくれたみたいでした。


救急隊員は私をそっと横に倒してストレッチャーに乗せました。


動くと激痛が体を駆け巡ります。


思わず、


うぅぅっうぅ・・・


と声をあげてしまいました。


すぐに病院に連れて行くから、がんばって


救急隊員が声をかけてくれます。


セーラー服の腹のあたりは血がべっとりついて、私の地肌にまとわりついていました。


そこから手術が行われたのだと思います。麻酔をかけられたのでしょう。覚えていません。


目が覚めたら、病室でした。


看護婦さんから刺されたのだと聞きました。刺された時よりも病室で目覚めた時の方が痛かったです。


刑事さんから病室にやってきて、私が着ていた制服を広げながら、刺された時の状況を説明してくれました。セーラー服の腹部あたりを指差しました。切り裂かれたような穴が開いていました。そしてそこを中心に赤褐色のシミが広がっていました。私が駅のホームを歩いているときに正面から腹部を刺されて、傷口は3センチで深さは10センチにも達していたようです。もう少し刺されところがずれていたら、死んでいたかもしれなかったと聞きました。


刑事さんから、


歩きスマホはだめだよ。そんなに急いでみるものないでしょ


と言われました。気を付けたいと思います。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ