第25話 最悪の受理と容認 精霊との対話
彼女は驚きもせず、泣きもせず。
目の焦点を合わせず応えた。
「そう・・・よね。そうなるよね・・・。そう思って私・・・持って来たんだ。」
彼女はそう言い服の内側から小刀を取り出した。
正直何言ってんだコイツと思われる覚悟で言ったのだが、まさか同意されるとは思わなかった。
その彼女は小刀を見ながら悔しそうに何かを考え、持っている手が震えている。
力無く握るその手の小刀は、何故か全く怖くはなかった。
「私さ、大人になりたかったんだよね。大人になってさ、働いてお金稼いでさ。好きな人とか出来たりさ。失恋とかもしちゃってさ。」
気が付けば彼女の目からは涙が当然のように流れている。
泣き顔という訳ではないのだが、大粒の涙がボロボロと流れている。
うつむいていた彼女は2つの月が出ているせいでほとんど星の見えない星空を見上げ、願いを叶えて欲しそうに言葉を続けた。
「アリシアはね。私と同じ孤児院出身なんだ。ほんと小さい時までだったんだけどね。多分アリシアは知らない。アリシアがその事を知ったらさ、辛いだろうからさ。その時が来たら私が守ってあげないととか思っててさ。」
「・・・うん。」
どういうことだ?よく分からないし、正直驚いたが、何の前振りも無く彼女が言葉にした。
という事は、それほど死を悟ったという事だろうか。
彼女、ニアは今の僕からしたら大人だが、まだ16やそこらの少女。
まだ子供だ。
辛い現実だろう。
このようになってしまったのは、やはり僕が悪いのだろうか・・・。
「こういう事相談出来る人も居なくてさ。辛かった・・・。けど、死ぬ前なら話してもいいかなってさ。ハハ・・・ごめんね、こういうの聞きたくなかったでしょ?」
「いいや。大丈夫だよ。頑張ってたんだね。偉いね。」
「・・・。」
彼女は僕の方を見てまた泣いてしまった。
僕はただ彼女を見守ることしかしなかった。
どういう言葉をかけていいのか分からない。
ふと僕は思った。
この子が演技しているとも思えないし、嘘をついているとも思えない。
だからと言って、この流れを鵜呑みにして2人で死ぬのが正解なのか。
正直彼女1人の言葉で僕の生き死にを決定してしまうのは違うと思う。
うん。
そうだよな。
うん。
僕も現状を把握したうえでの判断にするべきだ。
このままでは彼女に全責任を負わせてしまっているように感じる。
さて、どうするか。
彼女も少し落ち着いてきたようだ。
夜は長いと言ってもある程度は寝ないとだし、無限でもない。
話を進めねば。
えーっと。
「僕達が死ぬのは分かった。でもただ死ぬだけじゃダメだと思う。それにもう少し情報を集めたい。」
「?・・・どういうこと?」
「うん。まぁ・・・。」
正直な所、僕もまだ整理は付いていない。
だが直感的にそう思ったのだ。
自分でも何故そう思ったのか。
言葉にしながら頭を整理しつつ、自分にも言い聞かせた。
「んー、例えばさ。今ここで死んだとしてさ。死体を元に記憶を探れる人が居たら・・・アウトだよね?」
「え?・・・あぁ。んー・・・でも、そんな人・・・居るかな?」
死体に口なしとは言うが、この世では死んだ人間が精霊として存在すると聞いたことがある。
ミリダンが確かそうだと言ってたか。
警戒すべきだ。
霊体化の様な状態を捕まえられる人が居る気がする。
「居ないの?」
「そりゃぁ・・・絶対居ないとは言い切れないけど・・・。」
「確かに心配し過ぎとは思うけど、不安要素は消しておきたい。どちらにせよ不自然な死に方は避けるべきだ。それにアリシアや姉が悲しむのは出来れば見たくない。探せばもう少しいい死に方があると思うんだ。」
とりあえず僕は家族やアリシアが死なないルートが見つかり冷静を取り戻しつつある。
ニアを巻き込んでしまうが。
これからはより良い結末を迎えるために頭を使おう。
「そ・・・そうかな。」
まだ完全に泣きやめていないニアはそうでもなさそうだ。
目の焦点が合っておらず放心状態だ。
とりあえず、ロード家と僕に近い人間が全員処刑されてしまうという現状最悪なシナリオは、僕とニアが死ぬ事で回避される。
僕とニアが死んでしまえば、僕セレンが異転者だと知るものは居ないからだ。
だったら何の問題も無い。
ニアには悪いが同意の上だし巻き込まれてもらう。
ニアはまだグスリと泣いているが、僕は無慈悲に話を続けた。
「まず、僕らの死体は見つからない方がいい。さっき言ったように死体で探られたらマズイからね。・・・かと言って何も言わずに逃げて死んでも、探されるとマズイ。」
「・・・。」
ニアは放心状態で泣きながらも僕の話は聞いてくれている。
「ただ逃げて、隠れて死んだとしても僕らの死体が見つかる可能性は高いし、僕の家族やアリシアの生活もおかしくなってしまう可能性が高い。」
「・・・何で・・・そうなるの?」
ニアは涙を拭いながらも僕に聞いてきた。
強かだと思う。
アリシアとどういう関係かは知らないが、アリシアもいい友人を持ったものだ。
「んー、もし僕達を捜索するとなったら誰がどうする?」
「・・・そうね。」
ニアは鼻を垂らしながら答え、しばらく心を落ち着かせる仕草を見せ、僕の問いに答えた。
「アリシアや貴方とか私の両親が掲示板で誰かに依頼するか、精霊騎士団に直接依頼するかよね。それか自分で探すか・・・かしら。私の親は本当の親ではないんだけど・・・。アリシアなら自分で探そうとするかも。」
「・・・うん。僕もそんな感じだと思う。そしてさ、その時に金はやっぱりかかるよね。自分の仕事もしっかりやれるか分からない中、生活費を稼ぐのもままならなくなる。」
「あぁ、なんとなく言いたい事は分かったわ。そうね。1日銅貨2枚で1人依頼出来るかって感じかな。見つけれたら金貨一枚とか。そういう依頼を見た事がある。」
ニアは鼻をすすりながら答えてくれた。
少し頭も回り始めたようだ。
「僕らは流石にそんな直ぐに見つかる場所に居ないだろうし、これは聞いたことのある話だけど、行方不明の息子を探す為、富豪だった父が全財産をはたいて死ぬまで探し続けたって話をどこかで聞いたことがある。ロード家に貯金がいくらあるかは知らないけれど、どちらにせよ今の生活は崩れてしまうだろう。そうなったら本末転倒というか。」
「そうね・・・。でも・・・ごめん。ちょっと待って。」
彼女は頭を抱えてまだ感情の行き先を見つけれないでいる。
多分僕も何処かのタイミングで精神がおかしくなるかもしれない。
けど、家族やアリシア達が僕に巻き込まれるのは避けなければならない。
今おかしくなってる場合ではないのだ。
気合いだ。
「そこでさ、僕ら2人が居なくなって、家族が僕らを探さない方法。ニアは何か思いつく?」
「・・・どうだろう・・・。そうね・・・。」
「・・・。」
「・・・、んー。」
「やるかやらないかは置いといてさ。ちょっとこんな感じかなってのはあるんだけど。」
「教えて。どうするの?」
「やらないよ?やらないけど・・・僕ら2人で駆け落ちして、探さないで下さいって置き手紙しとけばいいかなって思ったんだけど、どうかな?いや、ホント、無いとはは思うけど、雰囲気だけ。」
「駆け落ち!?セレン君と私が?」
「うん。まず駆け落ちがポジティブ・・・とは言えないんだけど、とりあえずいい意味で2人が居なくなれば良いなって思ったんだ。まぁ君と2人で逃げるなら駆け落ちみたいだなって少し思ってさ。あまり深くは考えてないんだけど。」
「ポジティブねぇ・・・。」
「うん。まぁ。でも方向性みたいなのはいいと思うんだ。」
「んー、確かに考え方としてはいいかもね。・・・じゃぁさ。普通に旅に出るでもいいんじゃない?」
「おお、なる程。旅か・・・。」
「そうね。他の異転者を探して仲間にする旅っていうのはどう?」
「いやぁ、それは・・・。僕1人だけでも手に余るのに。地雷というか・・・うん。厄介者を集めるのはやめといた方がいいと思う。それに、異転者を見つけに行きますって皆に言ってから旅に出るの?」
「あぁ、そうか。そうだよね。」
「でも旅ってのはいいと思う。そういう依頼を君が受けて僕が付き添いで行くってのは?」
「付き添いかぁ。何の?」
「あー、うん。んー、武器のメンテナンス的な?」
「出来るの?」
「今は!!今はね!!今は出来ない。」
「ダメね。」
「うぅ・・・。頑張る。でも普通に研ぐくらいは出来ると思うよ。・・・道具があれば。」
「道具は?」
「うぅ・・・。」
「・・・なるほどね。依頼かぁ・・・依頼・・・依頼・・・。」
そもそも僕が付き添いに行くとしても、何の旅に出るのかが決まらない事にはどうにもならない。
「多分今ここで話してもいいアイディアは出ない気がしてきた。また次、今度会ったときにまたお互いの考えをまとめよう。」
「そうね。・・・でもその次っていつなのかってのと、その間にバレないかって事。貴方・・・嘘は苦手って言ってたでしょ?」
「それだよね。確かに嘘は苦手だけどさ・・・、一応今までバレなかった訳だし。苦手ってのもちょっと語弊があって、正義感が邪魔するから嘘はつきたくないって意味になるかな。今回は嘘が正義だと思うから。多分大丈夫だと思う。」
「ふーん。」
「それにこういう時は僕はしっかり時間をかけて準備した方がいいと思う。多分年単位での計画になると思う。多分このまま行っても僕が8歳になるまではバレないと思うし。」
「まぁ、それもそうね。私も、生活してて君の事は話題にならないとは思うし。極識眼の人さえ気にしてればしばらくは大丈夫かもね。」
「で、その、終焉祭だっけ?それはいつあるの?」
「半年後かな。明食が終わった後に世代別で剣術武術のトーナメントがあるの。」
「その日はニアも行くの?」
「そりゃぁ行くと思うわ。観客としてだけど。」
「一応、その日だけが危険だよね。その極識眼ってのを持ってる人と接触する可能性があるし。その極識眼ってさ、ニアみたいに映像とかで見えるのかな?」
「どうだろう?多分違うと思うわ。大体指揮官級の人が多く持ってるらしいのよね。その眼を持ってる人じゃないと指揮官級は務まらないらしいし。私とは別系統だと思うわ。」
「・・・なる程ね。ちょっと整理していい?まず僕が皆から嫌われている異転者で、異転者は処刑される決まりがある。更にその異転者の家族や深い関係を持った人も処刑されてしまう。そして僕が異転者だと見抜ける人はニアみたいに過去を見れたり、特殊な能力を持っている特異体質者か、極識眼を持っている人。その人達にバレないように立ち回るにはどうしたらいいか。そして僕が8歳になれば極識眼を持った人と対面してしまうのは確定してるって事・・・で、いいかな?」
「まぁ、そんな感じね。」
ニアもだいぶ落ち着いてきた。
目はかなり赤く鼻水も垂れているが。
でも僕にはそんな彼女が美しく見えた。
「調べたい事が幾つかある。まず・・・。」
僕とニアの会議は思ったよりも話が進んだ。
僕の疑問や対策は主にニアが図書館や人伝に聞いて回る事になった。
学術では論文を出せば評価が上がるそうで、その流れで調べれば怪しまれないという話だ。
コレは彼女が提案した案でなる程なと思った。
ただ、極識眼、異転者事件、とかあからさまなテーマの論文だと怪しまれるだろうから内容は工夫する様にと念を押した。
不安なら僕にもまた相談してくれとも。
それとだ。
話し合いの中で希望の光となるものがあった。
一つは記憶を消す方法。
そして極識眼や特異体質からの詮索の回避方法だ。
このどちらかの方法さえ見つかれば対策出来るという話だ。
我ながら閃いた方だと思う。
「記憶・・・記憶・・・。そうね。極識眼から防御する術も知っていて損は無いでしょうね。なる程。」
ニアは僕をマジマジと見ている。
この際だからこの子の目もマジマジとみてやった。
んー、やたら素直な子だな。
アリシアと気が合いそうだ。
何気にスケベな所もそっくりだしな。
僕には程遠いが。
・・・何と言えばいいだろう。
良くも悪くもバランスの取れた子だと思う。
だがこの子は周りに合わせ過ぎる。
もう少し自分勝手でもいいとは思うのだが、それがこの子のいい所だと言われれば納得するだろう。
この子が居ると周りが和やかになり、時には盛り上がり、落ち着く。
そんな子だ。
こういう子には幸せになって欲しいものだが、この子も運がない。
僕みたいなのと面識を持ってしまったせいで。
「何かさ・・・。」
僕の口から言葉が漏れてしまった。
「何?」
「ごめんね。」
話も一段落し、少し落ち着いた頃、どうやら僕はこの子に謝らなければと思ったようだ。
「こんなつもりは無かったんだけど。・・・ごめんね。」
ある程度方向性が見え、落ち着いた頃。
無意識にしていた栓が外れ、涙が溢れてきてしまった。
この子の優しさを垣間見て、申し訳なさと、僕の無力さとが涙として溢れてしまった。
「アリシアには感謝している。母にも・・・姉にも父にも。・・・それなのに恩を仇で返すような事になってしまって・・・。僕は・・・僕は・・・。それに、君みたいな優しくて可愛い未来ある子を巻き込んでしまって本当に・・・申し訳ない。君の・・・君の未来を奪ってしまった。僕はどうすれば・・・ああぁぁ!!」
子供の様に泣いてしまった。
ニアは僕を抱きしめて大丈夫と囁いてくれた。
何故この子は大丈夫と言えるのだろうか。
僕が悪の元凶ではないのだろうか。
・・・そうだ。
「そうだ、僕が今から死ぬからさ、君が・・・。」
「ちょっと待って!!」
「だって僕が・・・。」
「そういうのやりたくない。それにもう・・・いいじゃない。」
「・・・。」
「私・・・アリシアの秘密を勢いで君に言っちゃったけどさ、なんかさ、ふたりになれた気がしたんだ。それまで私、心の何処かでずっとひとりだったんだと思う。」
「・・・。」
「だからさ。わたしは気にしてないよ。君と出会えて大人になれた気もするし。これから死んじゃうかもしれないけど。私は君と一緒に居たいと思うよ?本当だよ?・・・私こういう体質だしさ、誰よりも、アリシアよりも君が分かるつもりでいる。君は特別よ?だからさ、自分一人でとかそういうの無しにしよう?・・・ね?」
僕はまた涙で前が見えなくなった。
人から認めてくれるという事がどれ程嬉しいか。
しかし僕は何もしていない。
僕は彼女が認める程の人間ではない。
無条件での嬉しさと、力の無い悔しさの入り混じった涙が僕を苦しめた。
「僕は・・・。」
僕は・・・。
ぼやけた視界でニアを見るが言葉が出てこなかった。
でも、何かを言わなければならないのかは分かっている。
僕はそんなんじゃない。
頑張れてもいない。
それどころか異転者・・・邪魔者だ。
僕はニアの・・・
ニアは・・・
ニアは優しく僕を見てくれている。
あぁ・・・。
そうか・・・。
「僕も・・・僕も・・・ひとりだったのかもしれない。今までずっと。前世から・・・ずっと・・・。」
「うん・・・。うん・・・。」
「コレからは君と・・・ふたりで。・・・って何か告白してるみたいだね。」
「ハハッ。そうだね。その先は言わないの?」
「ハハ・・・。まぁ・・・その・・・これから、宜しくお願いします。」
「はい。ちょっと変な関係だけどね。こちらこそ、宜しくお願いします。」
「あっ!!」
!!!!
頭の中から衝撃が、ガツンと殴られ感じがした。
意識がスッと落ちかけたがなんとか踏ん張れた。
何だ?
「どうしたの?」
「いや、頭が痛くて・・・あの精霊のヤツの・・・酷い感じがする。」
「え、もしかして降霊の??・・・大丈夫かしら。とにかく、落ち着いて気を鎮めるの。精霊との対話を意識してみて。精霊は・・・!!!そうね。セレンの中に居るわ。頑張って耐えて!!」
あぁ、精霊絡みのやつか。
なる程。
僕は目を瞑ってよく分からなかったが、ニアはまた僕の精霊を見てくれたようだ。
辛いだろうに。
ありがとう。
しかしこの状況だ。
感謝の言葉もかけられない。
痛いとは言ったが、頭の中がグルングル回ってる感じだ。
暴走しているようだ。
・・・そうだ。
息をするのを忘れていた。
落ち着け・・・落ち着け・・・。
鼻で吸って、ゆっくり口から吐く。
繰り返す・・・繰り返す。
少し落ち着いてきた。
瞑想のイメージ・・・でいいのか?
精霊と対話・・・精霊と対話??
考えるな感じろとはこの事か。
心を無に・・・。
ゆっくりと意識が緩み、夢の中との間にある様な。
そんな感じでふわふわとしている。
風もなく、寒くもなく暑くもない。
・・・。
今、何処に居るんだ?
(・・・〇〇!!〇〇!!)
・・・?その名前は前世の僕の名前・・・。
どうやら夢のようだ。
いつの間にか寝てしまったんだろうな。
(私も一緒だったでしょ?何でひとりなのよ。)
ん?
前世の嫁の声だ。
相変わらずだなぁ。
懐かしい。
今頃どうしてんだろな。
(今頃って何よ。大変だったんだから。)
へ?
何が?
あぁ、僕が死んでからの子育てかな。
あれは本当に申し訳ないと思ってる。
どうやって死んだかは覚えてないけど。
(?よく分からないけど。今の話よ今の。全然話聞いてくれないんだから。)
えーっと。
〇〇さん?
(はい。何でしょう?)
あ、話せてる。
あー、何で怒ってるの?
(怒ってないわよ。)
怒ってるなぁ・・・。
何でだ?
(分かんないの?)
やっぱり怒ってるんじゃん。
理不尽やってそれ。
ちゃんと話そう?
本音でさ。
(私も頑張ってたんだよ?)
あぁ、会話が続かん。
変わってないなぁ。
偉いね。
ありがとう。
今でもずっと愛してるよ。
(うん!!また頑張る!!)
「は!!!」
「あ、戻ってきた。どうだった?」
「前世の嫁だった。あぁ・・・マジか。君とかにエッチな事出来ないじゃん。」
「え!?」
それは僕が聞きたい。
どういう事??
さっきとは裏腹にやたら冷静で居る自分が居る。
「またそういう事言う・・・。」
ごめんなさい。
というか・・・さっきのが精霊?
ガッツリ日本語で喋ってたけど。
あーーーーー。
寝たい。
一旦リセットしたい。
色々ありすぎて頭おかしくなりそう。
「ちょっと疲れたね。一回寝よう。うん。」
「・・・まぁそうね、寝ましょう。もう・・・大丈夫なの?」
「多分大丈夫。ありがとう。」
お気遣いありがとうございます。
夢でもし逢えたら・・・。
素敵な事だけどさ。
素敵な事だけどさぁ!!
素敵だよね。
僕は心の底からそう思った。




