うわ 女神様
「え??死んじゃったって?何言ってるんですか?」
こいつ何言ってんの?そんな訳ないだろ?
「そうよね、急にそんなこと言われたって分かんないわよね。じゃぁ あなたの名前は?思い出せる?」
「なまえ?、、、、 あれ? 俺って誰だ?? いや、でも昨日まで仕事に行って、、、家に帰って、、、」
コンビニで買ったビールを飲んだよなぁ?
「そう、、、仕事って何してたの?思い出せる?」
仕事?そりゃ毎日してた仕事なんて、、、えーー
「うぁ やべ俺なんの仕事してたんだ? 」
「さっきの主神様が亡くなった方の記憶の一部をロックしてるの、あ、でもでも全員って訳じゃないですからね」
「え?全員じゃないんですか?」
やべ選ばれし勇者か?キタコレ!!
「そう、ほんの一部よ。だって全員何てやっていたら大変じゃない。あなた1日に何人の人が死んでると思う?」
「ってことは、もしかして俺って選ばれた、、、」
「勇者なんかじゃないからね。たまたま、本当に偶然に、記憶のロックをされちゃいました」
「たまたまかよ!!」
まぁそうだよね。今まで宝くじとか当たったことないしね。
「そうたまたまよ。あ、でもねここから先の話はあなたに選んでもらうの」
選ぶって言ったって、、、まじまじとこのコスプレねーちゃん、あー名前なんだっけかなぁ、、、
「ユミナよ」
そうそうユミナ。確かに現実離れした儚さがあって、、、て、ん?
「もしかして心の声を読んだ?いや読みました?」
「そうよ、私はユミナ。あなた達で言う女神よ。まだまだ駆け出しで拝任して100年ぐらいしかたってないけどね。で、さっきの方は主神様よ、とんでもなく偉い方よ」
主神様って
なんか本当っぽいな。
ユミナ様?も女神か。どっちかって言ううと巫女様見たいな格好なのに
「その選択ってなんでございましょう?」
「転生か輪廻よ」
二話目投稿