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80 エルフの里 少女

 筋肉様は素晴らしいです。

 俺達はエルフの里にある、宝庫の中にいました。


「そういえば()()アキラ殿? お主の魂には()()と言う項目はどこにも書いてなかったが、どういう事じゃ?」


「……」


 元に戻った長老は、アブドミナルアンドサイを決めながら、俺に質問してきます。

 その時俺に電流走る。

 さて、流石にバレたんじゃ仕方ない。


「大和アキラ殿は……『転移者』じゃな? それに『スキル7柱の女神』なんてスキル聞いた事も無い、一体どういうスキルじゃ?」


「……」


 長老はフロントラットスプレッドを決めながら、俺に質問してきます。

 長老は知りすぎてしまったようです。

 消そうか?


「そちらに居る7人の女性が女神で、スキルとでも言うのか?」


「……」


 長老はサイドトライセップスを決めながら、俺に質問してます。

 俺は君のような勘のいい爺は嫌いなんだ。

 どうしたものかな?


(え? 勇者様は勇者様ではなくて? 本当の名前は大和アキラ様で? 転移者で? 奥様方は女神? ……はい?)


 フルちゃんは、黒ハイレグビキニ姿で、身体を腕で隠そうとしたままうずくまっています。 


 喋っても別に死ぬことは無いなら教えておこうか?

 今から全力で逃げようか?

 証拠隠滅で女神達に頼んで消して貰おうかな?

 なんかあったらそれまでだけどね?

 よし、俺は考えをまとめました。


「長老、聞いてどうするんです?」


 俺は、長老に聞いてみます。


「気になっただけじゃ? 1000年以上も生きとると、知らぬ事に興味が沸くんじゃ」

「自分の身に危険が及ぶとしても?」

「そうじゃなぁ、1000年以上も生きとると相手がどの様な人間で、器量を持ち合わせているか位は、分かるのじゃよ」

「そんなものですか?」

「そうじゃ、現に消そうと思ってたら、話をする前にワシ消されていると思うし」

「そうか」


 長老と俺は話をしました。

 どうやら、長老の方が一枚も二枚も上手の様です。

 仕方ない。


「分かってると思うけど、他言無用でお願いします。他の者に喋れば、どうなるか分からないエルフじゃなさそうだしね?」


 俺は長老に、別世界からの転移者で女神達の出会いから、これまでに至る経緯を説明しました。

 俺の長話を、フルちゃんは、女の子座りでぺたんと脱力しながら聞いています。

 長老は腕を組んで、空気椅子をしながら聞いています。

 魔法かな?



「なるほど……そうじゃったか。アキラ殿のスキルはこの世界を、天国にも地獄にも、変える事ができるスキルであるな。困ったことがあったら、ワシからの助言を受けるといい、こう見えても、1000年以上の知識と情報を持ち合わせているからな?」


「それは助かります。それじゃ2点ほど聞いていいかな?」


「よいぞ?」


「マナを使った鑑定魔法を、妨害する方法って何かないです? 後、さっき説明した中のジョアちゃんの教育係がほしいんだけど、何かいい案無いかな?」


「うむ。それだったらそこにいる、ディフェさんと、マジディフェさんと、マジさんを使って、魔法でマナ結界を作成して、マナ鑑定を妨害すればいい。マナの防御魔法は、他にも応用方法は沢山あるからの。話を聞く限りだと、簡単に出来るはずじゃ。次に、ジョアちゃん達の教育係なんじゃが、ワシをマジさんの魔法で、ワシのコピーを作成して教育係に当てさせてくれぬか? この世界での常識や、歴史にも詳しい。役に立てるはずじゃ。それを決めるのは、アキラ殿次第じゃが」


 先程から長老は、ポージングをせずに、真面目に受け答えしてくれます。

 うーんそうだねぇ?

 とりあえず、長老から聞いた通りだと、マジちゃんとマジディフェちゃんが合わされば、マナ結界魔法が使えるみたいです。


「マジちゃんと、ディフェちゃんと、マジディフェちゃん? マナ結界魔法って使える?」

「やってみまス」

「「やってみます~」」


 俺はマジちゃんと、ディフェちゃんと、マジディフェちゃんに、マナ結界魔法が使えるか聞いてみました。

 マジちゃんと、ディフェちゃんと、マジディフェちゃんが、手を繋ぎました。

 マジちゃんがマナ変換魔法を使用し、マナ変換を受けた、ディフェちゃんとマジディフェちゃんが、防御結界をくみ上げていきます。

 透明な魔法陣が空中に浮かび上がり、俺の体に包み込むようにスキャンして消えます。


「終わりましタ」


「「これでアキラ様は~マナ鑑定の効果は無効化できます~」」


 マナ結界魔法が完了し、マジちゃんと、ディフェちゃんと、マジディフェちゃんが俺に伝えます。

 とりあえず一点目は解決したな。

 次だ。

 ジョアちゃん達の教育係がほしい問題を、長老をコピーして充てさせる案です。

 中身は問題おおありな気がするけど、知識人っぽいし優秀だと思うけどね?

 問題は、ボディービルダー顔負けの肉体っていうか、暑苦しい筋肉なんだよなぁ。

 俺の問題点を察知したのか、長老は全てを見通した顔つきをしています。


「それならば、こんな感じでどうじゃ?」


 長老が俺に話しかけてきます。

 長老の身体が輝きだし、光が収まります。

 と思ったら、薄いピンク色の髪をした、10歳位の少女が居ます。

 褐色肌だけど、フルちゃんによく似た容姿の少女です。

 しかも、白ハイレグビキニです。

 褐色肌と合わさって、破壊力抜群です。

 ……うむ、……褐色肌で白ハイレグビキニ、エルフ少女か悪くないな。

 とても可愛い。

 ……だが、正体は筋肉ムキムキの爺さんだけどね?

 

「さあ、ワシをコピーするがいい」


 褐色エルフ少女になった長老が、フルちゃんに似たような可愛い声で提案します。

 うん、悪くないかな?


「それじゃマジちゃん。転写魔法で長老をコピーできるかな?」


「了解でス」


 俺はマジちゃんに頼むと、マジちゃんは褐色エルフ少女を、コピーし始めました。

 褐色エルフ少女が淡い光に包まれると、少女を包んでいた光が分かれ、生成されていきます。


「できましタ」


 マジちゃんの転写魔法が完了したようです。

 そこには、薄いピンク色の髪色をした、褐色エルフ少女の長老が2人になっています。

 違いが分からない位に、瓜二つです。

 フルちゃんと長老が隣同士に座ったら、色違いの三つ子みたいな感じになります。

 白ハイレグビキニ、エルフ少女が2人と、黒ハイレグビキニ、エルフ少女フルちゃんのトリオです。

 いけ! ハイレグビキニエルフトリオ!

 穴を掘るだ!

 

「あぁ、言い忘れておったが、ワシの名前は『ルフ』じゃ。フルと名前が似て分かりづらいから、あえて長老と言わせていたんじゃ」


 2人になった長老は、自分の名前を『ルフ』と名乗ります。

 ここでまさかの後付け設定。

 俺ですら想像していなかった。

 長老、やはり天才か?

 てか、違いの分かりやすい名前付けて下さい。

 名前分かりずらいとか、困るの自分達じゃない?

 まぁいいけどさ。


 とりあえず出ようか?

 あれ?

 フルちゃん? いつまで固まってるのかな?

 防御力上がる魔法でも唱えたのかな?

 勉強熱心だね。


「長老、改めルフちゃん? ちゃんと秘宝としての役割を果たすんだよ?」

「分かっておる。ワシの分身体よ、外の世界を頼んだぞ」

「ワシの本体、頼まれたぞ」


 俺は本体の長老ルフちゃんに、秘宝の役割を果たす様に頼みます。

 2人になった長老のルフちゃん達は、褐色肌で白ハイレグビキニ、エルフ少女の姿で向かい合い、互いにオリバポーズを決め合っています。

 

 さて行こうか。

 フルちゃん?

 いつまで防御魔法の特訓してるのかな?


「フルちゃん。ずっと固まったままだと、宝庫の中で秘宝である長老と一緒に、封印されちゃうよ? そうしたら長老のルフちゃんと一緒に、筋肉について語る日々が始まっちゃうけど、いいの?」


 俺はフルちゃんに聞きます。


「ま、待って下さい! 私も出ます! アキラ様! 私も、付いて行きますからね!?」


 俺の言葉を聞いて、フルちゃんは我に返り、黒ハイレグビキニ姿のまま宝庫の外に全力でダッシュします。

 フルちゃんが、宝庫から出たのを確認します。

 コピー長老のルフちゃんが、特殊魔法を放って扉を閉めようとしています。

 扉の中では、秘宝である本体の長老ルフちゃんが、まだオリバポーズを決めています。

 宝庫の扉が閉まります。


 さて新しい教育係もできた事だし、一度屋敷に戻ろうかな?

 あれ?

 フルちゃん?

 なんでまたうずくまってるの?

 お腹でも痛いのかな?


 んー、なんか忘れているような気がするけど、何だろう?




「ハイ!」「ハイ!」「ハイ!」「ハイ!」「ハイ!」


 エルフの里では、エルフ住民による、ポージングの掛け声が響き渡っていました。



 無理やり捻じ曲げました。

 前回のタイトル回収しました。

 フルちゃんかきました。

 http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=59762987

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