78 エルフの里 変
幼女の定義が1歳~6歳でした。
10歳や8歳だと少女なんですね。
俺は迷宮都市の屋敷で目を覚まします。
今起きた。
リビング周りと見ると、相変わらず女神達の寝相が悪いです。
ディフェちゃんやマジディフェちゃんは、布団から離れて寝てるしさ?
マジちゃんなんて、リビングの隅っこで、椅子に座りながら寝てます。
へっへ。とっつぁン……みたいな感じ燃え尽きています。
一体、何と戦ってたのかな?
力石かな?
両隣で行儀よく寝てる、ラッキーちゃんとひーちゃんを見習ってほしいよ。
俺が起きた事で、女神達も起き始めます。
「おはよう」
「「「「「「「アキラ様、おはようございます!」」」」」」」
俺は女神達に挨拶をして、女神達も俺に挨拶を返してきます。
今日も元気そうです。
女神達全員の頬に、キスを済ませます。
女神達は魔力補充ができ、とても満足気です。
俺が起きて、リビングが少し騒がしくなってきたら、ジョアちゃんとガゼリさんも起き始めます。
ジョアちゃんやガゼリさんは、人間の習慣に合わせて寝たふりしてるだけだからなぁ。
とりあえずご飯でも食べようか。
昨日女神達が作ってくれた、ワニ肉料理を食べます。
マジちゃんが、魔法収納で出してくれました。
うーん、白いご飯が食べたいなぁ。
味噌汁とか飲みたくなってきます。
いくら肉が好きだって言っても、毎日肉食べてたら少し飽きてきます。
俺、朝は米派だからなぁ。
さて、今日は何するんだけ?
そうそう、エルフの里に行ってフルちゃんとマツカ、回収してくるんだった。
フルちゃん回収したらどっか違う都市行こうかね?
あぁ、そうだ。
「ジョアちゃん? この街で買い物するにしても、お金ないと買い物できないからさ? 少しお金渡しとくよ? とりあえず、金貨100枚分位でいいかな? 小銭っていうか、銅貨とか銀貨も合わせて渡しとくよ。ダンジョンにあるやつ売ると足が付きそうな気がするからね?」
「わかった」
「硬貨の使い方分かる?」
「わからぬ」
「……」
俺はとりあえずジョアちゃんに、マジちゃんに頼んで、銀貨銅貨を混ぜた金貨100枚分を渡しました。
「ごめん、ちょっとジョアちゃん達に、硬貨の使い方教えてあげて」
俺は女神達に頼みます。
俺さ、人に物を教えるの苦手なんだよね。
俺がさ? 新入社員とかに仕事とか教えてるとするじゃん? 新入社員がミスしたらトレーナーに「なんで教えてないんだ?」って上司に叱れ、報告書一緒に、出し行く羽目になるしさ? トレーニング期間過ぎても、ミスすると俺に責任飛んでくる可能性も、ゼロじゃないんだよね? 新人の能力によっても左右するけどさ? 物覚えの悪い新人の教育係に当たった時なんてさ、仕事処じゃ無くなるよね。自分不器用だからさ? 余計に辛くなっちゃうよ。……まぁ、そんな自分も問題児で報告王だったんだけどさ……一度失敗する人間は、次もやるからって目を付けられて、余計にプレッシャー掛かってさ? 仕事も慣れ始めて順調だと思って、ミスした時「ほらまたやった! 君はいつもミスをするね!」って言われた時は本気で、胃に穴が開くかと思ったよ。ミスしてない奴はずっとミスしてないのに「何で君だけミスをするのかね?」ってね? 人間性の問題もあるだろうなぁ。それでも、いつも上司に助けられたっけ。リストラされて今仕事なんてしてないけどさ? 死んで、過去のトラウマを抱えながら、異世界に飛んだって上司が知ったらどう思うかな? 死んで過ぎた話をしたらきりが無いな。異世界で楽して生きたいな。ストレスなんて感じたくもない。現代社会の人間は、ストレスに弱いんですよ。生きるって事は大変なんだ。今の人生は失敗しないように頑張らないとね。さて、過去を思い出したらきりがないから戻ろう。戻れない。ジョアちゃん達の教育係用意してくれないかなぁ。女神達に頼もうかなぁ? 例えばさ? マジちゃんに、俺のコピー出して置いといてって言ったら、コピーの俺が悪さしちゃいそうで、問題が発生して嫌なんだよなぁ。偽物が俺を消そうとする展開が見えそうで嫌だな。ありかな? ないな。自分の能力ばかりに頼ってたら、いつかしっぺ返し来るぐらい分かってるんだよ。何事も目立たないようにストレス抱えずに生きたいよ。うん。
なんか、よく分からない脱線の仕方したなぁ。
ジョアちゃん達、硬貨の使い方理解した見たいだし。
とりあえずフルちゃんのいる里に向かおうか。
なんか今日は駄目だな。
「とりあえずエルフの里行ってきます!」
「行ってらっしゃいませ、ご主人様」
「行ッテラッシャイマセ、ゴ主人様」
俺はジョアちゃんとガゼリさんに、エルフの里に行くことを伝えます。
「すーちゃん! エルフの里に転移できる?」
「できますー。いきますねー?」
俺と女神達は、転移魔法でエルフの里に移動します。
俺達はエルフの里に転移しました。
さて、フルちゃんとマツカどこにいるかな?
(マスター大変です!)
マツカが慌てて俺達に近づいてきます。
何が大変なんだろ?
俺、余程な事じゃ驚かないよ!
(里のエルフ皆様がおかしいです!)
マツカが俺に伝えます。
うん、なんだろう。
嫌な予感しかしません。
「はい! 基本ポーズのリラックスからそこで! サイドチェスト!」
「ハイ!」「ハイ!」「ハイ!」「ハイ!」「ハイ!」
フルちゃんが、エルフ住民の前でハイレグビキニを着て、ポージングを教えています。
ぬぉぉぉっぉ!!
エルフ少女の黒ハイレグビキニとか、伝説級じゃないですか!
なにもおかしい所なんて無いよ!
ロスじゃ日常茶飯事だ!
「あ! 勇者様! おかえりなさい!」
「フルちゃん! その姿は一体何があったの!? ビキニ姿も可愛いよ!」
「はい! 私、昨日の長老の姿を見た後、思い直したんです! 筋肉は素晴らしいって!」
「そうなの?」
「はい! 私は長老の様に、優れたエルフになりたいと改めて感じました! 里の皆様に筋肉を通して、秘宝と融合した長老の偉大さを、広めたいです!」
「そうなんだ」
「勇者様もご一緒にポージングしませんか!?」
「俺はいいかなぁ?」
「そうですか、それは残念です。それでは皆さん! サイドチェストからバックダブルバイセップス!」
「ハイ!」「ハイ!」「ハイ!」「ハイ!」「ハイ!」
フルちゃんが俺と話した後、里の皆に次のポージングを指示します。
筋肉の少ないフルちゃんは、必死にポージングをしています。
柔らかそうな二の腕がとてもおいしそうです。
うん、まぁ実質、俺に害があるわけじゃないからいいかな?
むしろフルちゃんの、ハイレグビキニ姿は素晴らしいです。
とても似合っています。
里に居るエルフ達は、男女問わずにポージングをしています。
小学校の校庭で、朝礼の時に校長先生が喋る時に使う、台の上でフルちゃんは里の皆にポージングを教えています。
この光景を知らない人が見たら大変じゃなくて、変態だけどね?
俺はフルちゃんのビキニ姿を、土台の下からゆっくり眺めていたいです。
時間がいくらあっても足りないね!
黒ビキニエルフ少女はとても魅力的だなぁ。
でもさ、このまま筋肉つけたら、フルちゃん小マッチョになっちょうな。
それじゃ俺、困っちゃう。
フルちゃん、忙しそうだし俺達もそろそろ行こうかね?
「フルちゃん? そろそろ俺達、別の都市に行こうかなぁって思うんだけど、どうするの? 布教が大変だったら里に残るん?」
「私には、特殊魔法で宝庫を管理する役割を得ていますので、里に残る様にします。勇者様! 今まで長い間ありがとうございました!」
「そう、今まで長い旅だったね?」
「はい! 勇者様のおかげです!」
「それじゃ元気でね!」
「はい! お元気で!」
「それじゃすーちゃん、次の都市に行こうかと思うんだけど、いいかな?」
「どこでも行けますよー?」
俺はフルちゃんと話した後、すーちゃんに転移の魔法が出来るか聞きます。
できそうなのでフルちゃんにお別れの挨拶をします。
「さてそろそろ行こうかな」
「お元気で!」
「最後に一つだけ」
「はい!」
「フルちゃん?」
「はい?」
「俺の名前言ってみて?」
「……はい?」
フルちゃんに俺の名前を聞いてみます。
聞いてたら終わりだな。




