64 迷宮都市 ギルドにて
小説を理由に、現実逃避するなんて最低ですね!
俺は迷宮都市の宿屋にて、目覚めます。
今日で異世界に来てから8日目の朝かな?
カーテンの隙間から差し込む朝日が眩しく、俺の意識はクリアになって行きます。
女神達は俺が目を覚ますと、次々と起き上がりこちらに寄ってきます。
部屋の中で動く気配を感じ、エルフのフルちゃんと妖精マツカも目を覚まします。
「おはよう」
「「「「「「「おはようございます、アキラ様」」」」」」」
「おはようございます」
(おはようございますー)
俺は女神達に軽く挨拶をした後、女神7人の頬に軽くキスをします。
アキラの魔力補充により、7人の女性は満足そうです。
女神達に『あれ』とか『儀式』とか『恒例』とか、言われる前にキスできるようになったよ!
成長したもんだ。
本来は頬じゃなくて、唇だって?
そのうちできらぁ!
思考を巡らせた後、俺とフルちゃんは用意された朝食を済ませます。
今日の朝飯はなんだろね?
どんな朝食が出るのか考えます。
出されたのはパンに野菜が挟まれた物、つまりサンドイッチです。
それに、コンソメスープ、肉の照り焼きでした。
フルちゃんの方は、野菜多めのサンドイッチのようです。
美味しくサンドイッチを食べてます。
さて、頂きますかね?
肉は昨日食った焼き鳥程じゃなかったけど、ボリュームがあって美味しいです。
身支度して、ギルドに出かけるかね?
「おはようございやす。昨晩は、失礼いたしやした……またのお越し、宜しくお願いしやす」
俺達は宿屋の女将に挨拶をされて、宿屋を出る事にします。
この異世界で生活するのも8日目か。
ギルドに向かおうと歩みを始めると、直ぐに目に入ったのがダンジョンの入口でした。
へー、あの宿から結構近くにダンジョン入口があったのね?
気づかなかったわ。
ダンジョンの入口付近には、食料やら攻略地図などを売っている、子供の商人らが見られます。
もしダンジョンに潜るってなると、食料とか必要だよね?
携帯食とか非常食とか、日持ちのする食べ物とか、用意しないといけないかな?
あれ? すーちゃんに頼めば、いつでも地上に戻れるから携帯食いらなくね?
例えばさ? 山岳に徒歩で上った時に、頂上にゴンドラがあった感じかな?
とても便利だけど、俺が必死になって頂上を目指した時間と労力は一体なんだったって思うちゃうね。
金と時間の無駄だ帰れ、とか言われちゃう!
でも、そんなに急ぎ足でクリアしてどうするの? 全ての事に意味があるかもしれないし、無いかもしれない、長い人生楽しまなくちゃ、損だからね。 ワクワクが押し寄せてこなきゃ、やってて楽しくなくちゃつまらないでしょ? 楽しみ方は人それぞれだからね? 冒険でしょ! でっしょ? ホントが嘘に変わる世界なんて、どこにあるか分からないけどさ? 楽しまなくちゃ! 意味が無くても、楽しんだもの勝ちだよね? もっと自由でいいんだよ! 自由で。オンリーワン最高! 世界で一番輝きたいーみたいな感じかな? 毎日を楽しく生きたいんだよ。女神達が居れば何でも出来そうな気がするし、何でもは出来無さそうな気がするけどね? 突然向かいくる、刹那の不安とかくるかもしれないけどさ? その時は女神達に助けてもらえるからいいよね? 来週も助けてくれるかな? いいともー!
脱線したな。
ちょっと話がそれました。
ダンジョン攻略は、ギルドで情報仕入れてからにしようかな?
何でもかんでも女神に頼ったら、異世界の新鮮さも奪われちゃうからね?
女神達がいるから調子のってんじゃねぇよイケダ!? ニチャァ!
とか言われるかもしれんけどさ? 居なくなったら俺の旅は終わるようなもんだからなぁ。
女神いなかったら、生きていける自信無いです。
そん時はすっぱり死のう!
生き残りたい! 生き残りたい! とか熱唱されても、それは本人の自由だからどうでもいいしょ?
悲しむ人なんていないしね!
一人で自殺出来るかな?
ひとりでできるもん!
せめて死ぬ時は、誰にも迷惑が掛からない様にしなくちゃね。
死ぬって言うか、全滅しても「おお! 勇者! 死んでしまうとは情けない!」とか王様の前で復活して復活の呪文とかぺぺぺぺぺぺとか入力させられるんだろ? 俺勇者じゃないから。ゲーム脳で死に戻りとかあっても、異世界であっても、死ぬ時は死ぬからね! 今の現実なんだからさ? 現実を酷使させなくちゃね!
よーし、来週から頑張るぞ!
来年から頑張るぞ!
来世から頑張ろう!
今頑張れよ!
やるべき事やってから遊べよ!
自由とかさ、限られた中にあるからこそ? 自由のありがたみはあるんだからさ!?
働こうよ?
俺働こうよ!
絶対に働きたくないでござる!
いかん、思考の渦に取り込まれそうになりました。
洗濯機で服を洗うように、思考の渦を整理して選択しました。
それ以上はいけない。
そんな事を思っていながら歩いてたら、迷宮都市のギルドに着きました。
やっぱりこのギルドも、王国にあった様な、白い建築物で一層ハロワのイメージがこびり付きます。
ダンジョンの情報を収集して、受けれそうなクエストあれば受けとこうか?
そう考え、俺達はギルドの中へ入って行きます。
ギルドの中を見ると、クエスト依頼書に人が群がっています。
フロントにはクエストを受注する列が作られて、対応に追われる受付嬢がいます。
うへー、クエスト受けるのも大変そうだなぁ?
俺、並ぶの嫌いなんだよね。
限定グッズとか、並ぶの嫌だし。
コミケとか、並んでも辛すぎる。
パチ屋とかも、並ぶの嫌いなんだ。
競争が嫌いなんだよね。
面倒なのが嫌いって言うのもあるけどさ?
俺が並ばないことによって、他の誰かが幸せになってくれればいいと思うよ?
うん。
俺達はギルド内に佇んでいたら、冒険者達の話声が聞こえます。
A「昨日あった、ダンジョン活性化の地震すごかったよなー?」
B「最近はダンジョンの活性化の地震あったけど、あれ程、でかい地震はこの街に来てからは、初めてだったな!」
A「活性化って、ダンジョンが成長してるとでも言うのか?」
B「ダンジョン自体も成長し続けてるって、話は聞いたことがある。ダンジョンコアがあるやつは、自立して活動してるらしい。地震が多いのも活性周期が、今ってことだと思われる」
A「活性周期ねぇ? 活性周期の影響でクエストにも、ダンジョン活性の原因追及とか、結構ある見たいだしなぁ?」
B「結構、活性化の地震があった後って、モンスターの配置箇所や宝箱とか、リセットされるらしいからな? それを知ってる上級ハンターや、上級冒険者は、現にダンジョンに入ってるらしい」
A「こうしちゃ、いられねぇ! 今直ぐ、俺達もダンジョンに潜ろうぜ!」
B「馬鹿かお前は!? ダンジョン慣れしてない奴が潜ったら、活性後のダンジョンなんて、速攻でダンジョンの糧になるだけだぞ! ダンジョンに潜る時は、安全な情報を上級冒険者が持ち帰って、ギルドに上がってからじゃないと、危険すぎるからな!」
A「そっかー、しかし……いても立っても居られないぜ! 指加えて、情報を待ってるなんて、できねぇ!」
B「……お前、命いくつあっても、足りないタイプだよな……? よく生きてこれたな? 我ながら不思議だ」
A「そりゃ、アンタがいるからに決まってるだろ……! 言わせんなよ……///」
B「そうか……」
冒険者達が話してました。
へー、活性化ねぇ?
最近ダンジョンの活性化が激しいのね?
いい情報が聞けました。
ギルド内では、クエストを受ける人達で溢れかえています。
この人混みの中をクエスト受ける為に、並ぶのは今の俺には酷です。
女神達の力を使うにしても、目立ちすぎると良くないこと起きそうだしなぁ?
面倒くさいから出直しましょう。
俺達はギルドから出ようとします。
「た、大変だ!! ダンジョンの入口から、高レベルのモンスターが溢れて、出て来た! 応援を頼む!!」
身体のあちこちに怪我をしてボロボロになっている冒険者が、ギルドに援軍を要請してきました。
あちゃー。
問題事の匂いがプンプンします。
俺はニコニコしてるひーちゃんを見ながら思いました。
2500文字くらい書いて、保存ボタン押したらエラーで保存されませんでした。
データが消えたかと思って、バックアップ探したらありました。
保存はこまめにしないといけないと、再度感じました。




